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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

漢方でダイエット!  その2

2015年8月3日 by 健伸堂

<ダイエットに運動は必要なの?>

漢方でダイエット!第二弾は、みなさんが本当は避けて通りたいけど、すごく気になっている「運動」についてまとめてみました。

(参考)
第一弾:漢方でダイエット!その1 <本当に漢方薬で痩せられるの?>
第三弾:漢方でダイエット!その3 <ダイエットに食事制限は必要なの?>
番外編:漢方でダイエット!番外編 <実際に自分で試してみた結果!>

運動が好きな方もたくさんおられますが・・・
きっとダイエットを考えられているみなさんは、あまり運動がお好きじゃない方が多いですよね!?
さて、本当はどうなのでしょうか?

前回の第一弾でも書きましたが、ちょっと復習です。
そもそも漢方とは、

「自然と共に生きる知恵」
「大自然のエネルギー・パワーをうまく身体に取り込んで活かす方法」

であり、単純に体重が何kg、体脂肪率がいくつ、ウエストが何cm、ということではなく、その方にとって最も体調が良いと感じる時、その時の体重(体格)が、その方にとっての「適正」な体重(体格)と考えるのでした。

ここで、例えば、動物をイメージしてもらうとわかりやすいのですが、ライオンやチーターなどの肉食獣はスピーディーに走り、力強く獲物を捕獲しないといけないので、流線型の綺麗な体格、かつ筋骨隆々とした身体をしていますよね。(当たり前ですが、何も別に「痩せよう」として獲物を追いかけているわけではなく、それが彼らにとって生きていくための方法であり、ベストな体型なのです)

逆に飼育されている牛や豚は、ずっと柵の中にいて、天敵に狙われることもないので、丸々と肥えています(こちらも人間が敢えてそうさせているのですが・・・)。 
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要するに、もし、おなかの出ていないスラッとした体型になりたいのであれば、身体に「おぉ、この個体は生きていくためにはそのような必要性があるのだな!」と認識させる必要があり、そのためには、毎日そのような運動(身体の動き)を継続する必要があります。

前の例では、生きていくためにライオンやチーターは自然とそのような動きをし、自然とそのような身体になっているということです。

人間の世界で言えば、その典型的な代表例がプロスポーツ選手と言えるのではないでしょうか。
彼らはまさに、生きていくために自然とたくましい身体になり、それぞれのスポーツに応じて特徴的な身体(筋肉)の発達を遂げています。
さらに日々の努力によって、より強靭な身体をつくりあげているのです。

ちょっと(いや、かなり^_^;)厳しいことを言うようですが、一念発起して、1回(1日)だけハードな運動しても、残念ながら「焼け石に水」です。
むしろ、普段運動をしていない分、筋肉や筋(すじ)を痛めてしまうリスクもあります。

やはりポイントは、自分が望む身体(体型)になるためには、「この個体は生きていくためにはその必要性があるのだな!」と身体が認識するような運動(身体の動き)を毎日継続する、ことです。
そうすれば、だんだんと筋肉がついてきます。

筋肉は糖質や脂肪を燃やしてエネルギーを産生しますので、一度筋肉がつくと、たとえ普段何もしていなくても身体に溜まった糖質や脂肪を燃焼しやすい身体(いわゆる代謝の良い身体)に変貌を遂げることができます!

漢方では、独自の五行理論によって、筋肉のつきやすい身体へと変わるためのお手伝いをさせて頂きます!

投稿 : 古村 匡崇

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健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
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漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

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カテゴリー: 未分類 タグ: ダイエット, 体型, 体脂肪, 体重, 筋肉, 運動

漢方でダイエット!  その1  

2015年8月1日 by 健伸堂

<本当に漢方薬で痩せられるの?>

ここ最近、ダイエットのご相談がとても増えています。

・ストレスで夜中に一気に食べ過ぎてしまう
・日中、甘いものがどうしてもほしくなる
・痩せたいけど、運動するのは大嫌い
・わかっちゃいるけど夜のビール(お酒)は絶対にやめられない(やめるつもりはない)
・3か月後に小学校の時の同窓会があるので、それまでに痩せたい!

みなさま、それぞれの事情を抱えてご相談に来られます。

漢方でダイエット、とはどういうことなのか、本当に痩せることができるのか、そもそもどうあるべきなのか、など、自分なりにまとめてみましたので、全3回シリーズ(+番外編)でご紹介させて頂きます。

第一弾は、ズバリ、漢方で痩せることはできるのか?というテーマです。

(参考)
第二弾:漢方でダイエット!その2 <ダイエットに運動は必要なの?>
第三弾:漢方でダイエット!その3 <ダイエットに食事制限は必要なの?>
番外編:漢方でダイエット!番外編 <実際に自分で試してみた結果!>

結論から言ってしまうと、「痩せたい!」と仰って、ご来店されるみなさまのお悩みに対して、漢方でお応えできるのは、

「その方にとって最も体調が良いと感じる時の体重(体格)に導くこと」です。

単純に体重が何kg、体脂肪率がいくつ、ウエストが何cm、ということではなく、
その方にとって最も体調が良いと感じる時、その時の体重(体格)が、
その方にとっての「適正」な体重(体格)と考えます。

と言いますのも、そもそも漢方とは、

「自然と共に生きる知恵」
「大自然のエネルギー・パワーをうまく身体に取り込んで活かす方法」

ですので、自然環境と身体のバランス、そして身体の中のバランスをとることが極意です。

つまり自然の摂理に従って生きていくことで、自然の力をうまく取り込み、健康で長生きを可能にする古来の知恵の体系なのです。

従って漢方では、自然の摂理に逆らった方法や考え方に基づいたダイエットはあり得ませんし、仮にそのようなことをすれば、その方の身体に深刻なダメージを残すことがあります。

例えば、モデル体型に憧れて、10代の女の子が過度なダイエットを行うと、無月経や無排卵の原因になりやすく、ひいては不妊症へとつながっていくリスクが高まります。

また、過度に食事(特に糖質)を制限するようなダイエットは、その後、反動(リバウンド)を引き起こし、返って体調を崩しやすく、糖尿病などの生活習慣病の原因にもなりかねません。

実は私自身も、過去にひどく体調を壊してしまい、ほとんど何も食べられなくなってしまった時期がありました。その時は、なんど1か月で7〜8kg、2か月で12〜13kgほど「激痩せ」してしまい、あまりの憔悴で動けなくなり、病院を受診した経験があります。
(さらに、病院でレントゲンを撮った時に、人生で初めて「気を失って」倒れてしまいました^_^;)

これはダイエットではありませんでしたが、短期間での過度な体重減少は本当に危険です!
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野生の動物のように、「過食」でもなく「絶食」でもなく、生きていくために自然から必要なだけを得ていれば、そもそもダイエットなど必要ないのです。

普段の生活で、なぜか必要以上に得て(食べて)しまう、その原因を一緒に探し、それを取り除くことで、適正な体重(体格)へと導く、漢方ではそのお手伝いをさせて頂きます。

実は、それこそが、漢方が最も得意とする領域なのです!

投稿:古村 匡崇

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カテゴリー: 未分類 タグ: ストレス, ダイエット, 漢方, 運動, 適正体重, 食事

水毒による様々な症状

2015年7月31日 by 健伸堂

胃腸からの水分吸収が悪いと、胃内で水分が滞留し(胃内停水)、おなかがチャポチャポという症状(振水音)が現れます。

それによって様々な症状が引き起こされることがあります。
例えば、下痢、めまい、ゲップ、口が苦い、鼻水が多いなど、<水毒>が原因となっていることが多くあります。

50歳のKさんも、上記の症状に加え、頭頂部の頭痛や、それに伴う吐き気が気になり相談にお越しになりました。
舌診では、やや紫舌で白苔、すなわち水湿が胃腸にある状態です。

そこで<漢方薬R>や<漢方薬K>などをお使いいただきました。
2週間後、たくさんあった症状がかなり改善してきました。
まだ完全ではないので、しばらくお続けいただいています。

水毒は胃腸機能が弱い場合や、水分の摂取が多い場合にも起きます。

最近は猛暑ですので、しっかり水分を摂る必要がありますが、夏が終わり、秋から冬になっても同じペースで水分を摂ると、<水毒>になることがあります。

季節に応じた、運動量に応じた水分の摂取が大切です。
多く摂ればよいという、マスコミの話には注意が必要ですね。

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カテゴリー: 未分類 タグ: めまい, 下痢, 水毒, 鼻炎

高血圧の漢方

2015年7月29日 by 健伸堂

以前からお越しの60歳の女性Tさん、血圧が少し高く、最高血圧が150、最低血圧が90程度となっていました。病院では経過観察でお薬は出ず、漢方薬を使うことになりました。

お薬は活血薬の<冠元顆粒>や化痰作用の<釣藤散>などを併用いただきました。
その後も血圧は変動していましたが、約2年経過して最近は体調もよく、最高血圧は130程度で安定してきたとのこと、お薬も減量して継続されています。

血圧は生活状態やストレスにも影響を受けますので、薬だけで改善ができるものではありませんが、時間をかけて体調を整えることで、結果として血圧が下がったようです。

漢方では、病気だけを見るのでなく、生活も含めてその方全体をみて対応するのが特徴なのです。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 高血圧

男性の不定愁訴

2015年7月17日 by 健伸堂

女性の更年期症状では不定愁訴がよく聞かれますが、男性でも同様のケースがあります。

40歳のAさん、頭痛、耳鳴り、不眠、目がぼやける、記憶力が低下、ふらつき、首が痛い、などなど、たくさんの訴えがありました。

何から考えていいのか、主訴がどれか考えた上、<肝鬱>~<肝風内動>と捉え、漢方薬Cをお使いいただきました。

1週間後また症状は変化し、考え事ができない、言葉が出にくいなどで、羚羊角などが含まれる漢方薬をお使いいただきました。

その後も症状は変化していたのですが、あるとき「甘麦大棗湯」と「柴胡加竜骨牡蠣湯」をお使いいただいたところ、全体的に症状が安定し改善してきました。

甘麦大棗湯は、<養心安神>の薬で、思慮過度で心陰が虚したときに使われます。
いわばストレスが身体を消耗させるような状態です。

中国の古典「黄帝内経」には、『心病めば麦を食うべし』とあり、成分の小麦が安神に働くとされています。

女性の不定愁訴、いろいろと症状が変化し、訴えが多いお客様には、まずは<逍遥顆粒>がファーストチョイスとなりますが、男性でも同様に「逍遥顆粒」や「竜骨牡蠣」などが有効なことを経験させていただきました。

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胃の不調 その2

2015年7月15日 by 健伸堂

梅雨時期に多い胃腸トラブルの例です。

以前からお越しの32歳の女性Iさん、おなかがゴロゴロして、少し張っていて、便は時々ゆるくなるので漢方薬が欲しいとのことでした。

I さんは以前から胃弱傾向があり、建脾散や六君子湯をお使いいただいていましたが、今回はこの時期の<湿>が影響していると考え、<半夏瀉心湯>をお使いいただきました。

その2週間後お越しになり、ずいぶんスッキリしたようですが、まだ湿気が多い季節ですので、そのまま継続されています。

健脾散は水分がおなかに滞留してゴロゴロし、吐き気、下痢気味などに対して、おなかを温め、水分の代謝を良くする作用があります。

また、おなかがもたれて食欲がない時にも効果があります。

比較的早く効果が現れる漢方薬です。

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カテゴリー: 未分類 タグ: ゴロゴロ, 下痢, 吐き気, 胃痛

胃の不調

2015年7月13日 by 健伸堂

梅雨時期には胃腸のトラブルが多く見られます。

50歳の女性Kさんは、2週間前からおなかの調子がおかしいと相談に来られました。
症状は、下痢気味で、ゲップが出て、おなかがチャポチャポとする、腸がゴロゴロする、めまいのようにフワフワするなどが気になるようでした。

丁度この時期によくある症状で、身体に<湿>が溜まりやすいため起きていると思われました。

さらに、頭痛がしたり、ホットフラッシュなど、更年期の症状も見られました。

そこで漢方薬は、おなかを温め、水分を代謝する<六君子湯>と、ホットフラッシュに使う<加味逍遥散>を併用いただきました。

1週間後お越しになり、おなかの症状はすっかり良くなり、めまいも軽減し、頭痛も少なくなってきたとのこと。
短期間の改善で喜んでいただきました。

漢方薬もピッタリ合うと、ほぼ即効性があります。

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カテゴリー: 未分類 タグ: めまい, ホットフラッシュ, 更年期, 胃腸, 頭痛

湿気による頭痛

2015年7月8日 by 健伸堂

58歳の女性Kさんは、以前から頭痛があり、良くなることがないので相談に来られました。

頭痛は天候の悪い時、夏の時期に多く、前頭部が重い感じとなり、めまいを伴うこともあります。症状がひどい時は吐き気がし、戻すこともありました。

舌診では<白苔>で、明らかに身体に<痰湿>が滞留している状態でした。

そこで漢方薬は、水分代謝を改善し、身体から湿を軽減する<半夏白朮天麻湯>をお使いいただきました。

そして2週間後には、あれほど続いていた頭痛はなくなりました。

その後も継続していただいてたのですが、先日目の中で光がキラキラする<閃輝暗点>が出たとのことでした。

この症状は脳の血管が収縮や痙攣した時に起きると言われますが、漢方では水分代謝が関連していると考えますので、現在の漢方薬をしばらく継続することになりました。

梅雨時期の頭痛は、ほとんどが<水分代謝>不良に関係するもので、漢方薬を適切に選べば容易に改善することができます。

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足が重くなる

2015年7月6日 by 健伸堂

むくみや疲れで足が重くなることはよくありますが、漢方薬を飲むと足が重くなるというケースがあります。

以前からお越しの75歳の女性Kさん、昨年から被害妄想の症状が出始め、いつも不安感があるとのことでした。

病院では抗うつ剤が出たのですが、飲み始めるとすぐに足が重くなり、飲めなくなりました。そこで漢方薬を飲むことになり、安神薬の<心脾顆粒>や<柴胡加竜骨牡蠣湯>などをお使いいただきました。

最初は調子がよく、不安感も少しずつ治まってきたのですが、3か月程経過後、漢方薬を飲むと足が重くなって動けなくなり、飲めなくなりました。
薬を変更しても同じ症状で飲めなくなりました。

ところが、他の目的で使っていた活血薬の<冠元顆粒>は飲んでも問題がないとのこと。
どうやら、気分をリラックスさせる効果があると、身体が重くなるようです。

自律神経に関わる漢方薬は、理屈だけではうまくいかず、対応に苦慮するケースがあります。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 自律神経, 被害妄想, 足が重い

漢方薬のアレルギー

2015年6月27日 by 健伸堂

漢方薬によるトラブルは西洋薬に比べて極度に少ないですが、それでも時には発生します。

多汗症でご相談を受けたSさん、緊張による精神性発汗が原因と考え、緊張を緩和する漢方薬に加え、汗腺や皮膚の働きを良くする目的で<黄耆製剤>を併用いただきました。

服用を始めて2日後、あちこちに紅い発疹が出始めたと連絡があり、服用を注視していただきました。その2日後、発疹はすっかり消えたので、お薬を変更して、継続することになりました。

黄耆製剤は本来皮膚を修復し、働きを強めるものなのですが、人によってはアレルゲンとなり、発疹を生じます。

今までに数例経験があり、発症してもすぐに中止をすれば症状は消えて問題は残りません。

アレルギーは事前に予測することはできず、出た段階で早く対応することが必要です。

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カテゴリー: 未分類 タグ: アレルギー, 漢方薬, 黄耆
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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