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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

がんと漢方

2015年8月12日 by 健伸堂

ここ数年、がんの方からのご相談が増えています。

乳がん、肺がん、腎臓癌・・・
原発部位も様々ですし、リンパや骨に転移された方など、ステージも様々です。

漢方(中医学)では、がんを「癌毒」と捉えます。

「癌」という漢字の「やまいだれ」の内側は「岩」という意味です。
また、「毒」という漢字の意味は、もともとは「人間の身体に害を与える作用の激しい草のようなもの(草のように急激なスピードで生い茂る)」という意味です。
cancer.jpg
つまり、漢方(中医学)では、「がん」は「人間の身体の中に存在し、草のように急激なスピードで成長し、害を与える岩のようなもの」ということになります。

では、なぜこのようなものが身体の中に生まれるのか、漢方(中医学)ではその原因を、

「遺伝子やホルモンバランスの乱れにより、「正気」、つまり健康を維持する能力が不足し、「気滞」「血瘀」「痰湿」「熱毒」などの「邪気」が身体に入り込んだため」

と考えます。

従って、漢方のがんに対する考え方は、胃腸の機能を強めることを中心に「正気」を補い、癌毒と闘える身体をつくっていくことを基本としながらも、

(1)「解毒」=癌毒が形成される原因を解消し、癌毒を軽減すること

(2)「攻毒」=毒を持って毒を制する、つまり癌毒に直接働きかける方法

の2つの方法に大きな特徴があります。

投 稿 : 古村 匡崇

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カテゴリー: 未分類 タグ: がん, ガン, 正気, 癌, 邪気

漢方でダイエット!  番外編

2015年8月5日 by 健伸堂

<実際に自分で試してみた結果!>

これまで三回に渡って書いてきました<漢方でダイエット>シリーズも、いよいよこの番外編で最終回となります。
この番外編では、「運動」に関する部分だけですが、私自身が実際に試してみた結果を公表したいと思います。

ところどころサボり気味な時期もあるのですが・・・
2年ほど前からジムに通いながら、運動を続けています。

■ジムでの運動メニュー(週2〜3回程度)
・水泳:約1時間(約1km、クロールやバタフライ中心に)
・マシンで筋肉トレーニング:約30分(腹筋や背筋、大胸筋を中心に)

■その他の運動メニュー(週1回程度)
・ランニング:約45分(4〜5km)
・ゴルフの練習:約60分(約300球)

さて、もう半年くらいこのペースで運動を続けていますが、はたしてどのくらい痩せるのか・・・
この機会に、ジムにある専用の機器で測定してきました!
結果はコチラ!

男性・33歳
身長:166cm  体重:62kg
体脂肪率:17%  BMI:22.5
筋肉量:標準よりもやや多い
dai4.jpg
食べるのが好きで、よく食べていることもありますが、これだけ運動している割には、予想よりも今ひとつの結果でした(笑)

しかし、この数字をほぼ半年間キープしており、私にとっては今の状態が一番体調が良く、ベストのバランス、ということになります。

さらに水泳をしているため、身体が「この個体は生きていくために水の中で泳ぐ必要があるらしい」と誤認したためか、だんだん逆三角形の体型になってきました。

手前味噌ではありますが、これが、まさに、

「その方にとって最も体調が良いと感じる時の体重(体格)に導くこと」

ということになります。

さらに、もう少し補足しますと、自覚的にはっきりとわかるのは、

・筋肉はしっかりと付くし、体重も少し減ってくる
・体力はつくし、代謝も上がって、よく汗をかくようになる
・でもおなかの肉はなかなか取れない・・・

という感覚です。

10代や20代の頃はちょっと運動すると簡単に痩せることができましたが、30代半ばにもなると、これだけ運動しても、なかなかお腹の肉は取れません。
(もう少しペース上げて一年くらい続けると、お腹が6つに割れて綺麗になるのだと信じたいですが・・・笑)

さて、ここまで書いて、もうみなさんお分かりかとは思います。
男性の場合で、これだけ運動をしていてもこのような感じですので、ましてや、女性の場合で、いくら食事制限をしてダイエットサプリを飲んでいたとしても、ほとんど運動をしないとなると・・・

残念ながら、おなかの肉がなかなか落ちないのは・・・当たり前ですよね。
やはり、運動(身体の動き)は、綺麗な体型を手に入れるためには、避けては通れない道だと言えます。

以上、ここまで、つたない文章にも関わらず、全3回+番外編をお読みくださってありがとうございました。

いろいろとポジティブなことやネガティブなことも書きましたが・・・
「痩せたい!」と希望される方に対して、漢方でお手伝いができるのは、特に、

・必要なだけを食べるという精神状態へと導くこと
・そして、筋肉のつきやすい身体へと導くこと

この両面からみなさまのお手伝いをさせて頂きます!

(参考)
第一弾:漢方でダイエット!その1 <本当に漢方薬で痩せられるの?>
第二弾:漢方でダイエット!その2 <ダイエットに運動は必要なの?>
第三弾:漢方でダイエット!その3 <ダイエットに食事制限は必要なの?>

投稿 : 古村 匡崇

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カテゴリー: 未分類 タグ: ダイエット, 漢方, 筋肉, 運動

漢方でダイエット! その3 

2015年8月4日 by 健伸堂

<ダイエットに食事制限は必要なの?>

ダイエットシリーズもいよいよ最終回となりました。
最後のテーマはコチラ、ダイエットに食事制限は必要なの?です。

第一弾:漢方でダイエット!その1 <本当に漢方薬で痩せられるの?>
第二弾:漢方でダイエット!その2 <ダイエットに運動は必要なの?>
番外編:漢方でダイエット!番外編 <実際に自分で試してみた結果!>

結論から言ってしまうと、必ずしも「制限」する必要はありませんが、「必要なだけ食べる」という精神状態になれるかどうか、がとても重要です。

その方が日々の生活の中で、どの程度の運動(身体の動き)をしているかに応じて、1日に必要なエネルギー量が決まりますので、その必要なエネルギー量だけを食べている状態が健康的です。

例えば、プロのスポーツ選手と、一日中デスクワークをされている方の必要なエネルギー量は、当然異なりますよね!?

当たり前ですが、それぞれの方の運動(身体の動き)量に応じて、必要なだけを食べていれば、決して太ることはありません。
逆に言えば、太るということは、必要以上に食べている、ということです。

とすると、ここで、2通りの選択肢があります。
dai-3.jpg
(1)そもそもの運動量を増やす(食べ過ぎてもその分だけ消費する!)

これは前回の
第二弾:漢方でダイエット!その2 <ダイエットに運動は必要なの?>
に合流しますので、こちらをご参照ください。

次に、
(2)現在の運動量に応じて、必要な量だけ食べるようにする

という選択肢があります。
が、最大の問題はここですね。
多くの方が最も苦労されているのは、まさに、ここです。

実際に運動量を増やすといっても、仕事や家庭の状況などがあり、現実的には難しい場合が多々ありますよね。

しかし、現在の運動量に応じて、本当に必要な量だけ食べるようにする、ことは特別に時間を割いたり、追加のコストを出費しなくても可能です。

しかしながら、これを阻害する最大の原因は、そう、ご存知の通り、ストレスです。
ストレスによって、一気に過食してしまったり、異常に甘いものばかり食べたりしてしまいます。
このストレスが解消すれば、過食の傾向は改善できる可能性が大いにあります。

このストレスを緩和して、結果的に食欲を適正な範囲に落ち着ける、これは漢方が非常に得意とする分野です!

数多くの理気健脾(胃)の方剤がありますので、漢方が最もお役に立てる領域の一つです。

投稿 : 古村 匡崇

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カテゴリー: 未分類 タグ: イエット, ストレス, 漢方, 運動量, 食事制限

漢方でダイエット!  その2

2015年8月3日 by 健伸堂

<ダイエットに運動は必要なの?>

漢方でダイエット!第二弾は、みなさんが本当は避けて通りたいけど、すごく気になっている「運動」についてまとめてみました。

(参考)
第一弾:漢方でダイエット!その1 <本当に漢方薬で痩せられるの?>
第三弾:漢方でダイエット!その3 <ダイエットに食事制限は必要なの?>
番外編:漢方でダイエット!番外編 <実際に自分で試してみた結果!>

運動が好きな方もたくさんおられますが・・・
きっとダイエットを考えられているみなさんは、あまり運動がお好きじゃない方が多いですよね!?
さて、本当はどうなのでしょうか?

前回の第一弾でも書きましたが、ちょっと復習です。
そもそも漢方とは、

「自然と共に生きる知恵」
「大自然のエネルギー・パワーをうまく身体に取り込んで活かす方法」

であり、単純に体重が何kg、体脂肪率がいくつ、ウエストが何cm、ということではなく、その方にとって最も体調が良いと感じる時、その時の体重(体格)が、その方にとっての「適正」な体重(体格)と考えるのでした。

ここで、例えば、動物をイメージしてもらうとわかりやすいのですが、ライオンやチーターなどの肉食獣はスピーディーに走り、力強く獲物を捕獲しないといけないので、流線型の綺麗な体格、かつ筋骨隆々とした身体をしていますよね。(当たり前ですが、何も別に「痩せよう」として獲物を追いかけているわけではなく、それが彼らにとって生きていくための方法であり、ベストな体型なのです)

逆に飼育されている牛や豚は、ずっと柵の中にいて、天敵に狙われることもないので、丸々と肥えています(こちらも人間が敢えてそうさせているのですが・・・)。 
die-2.jpg

要するに、もし、おなかの出ていないスラッとした体型になりたいのであれば、身体に「おぉ、この個体は生きていくためにはそのような必要性があるのだな!」と認識させる必要があり、そのためには、毎日そのような運動(身体の動き)を継続する必要があります。

前の例では、生きていくためにライオンやチーターは自然とそのような動きをし、自然とそのような身体になっているということです。

人間の世界で言えば、その典型的な代表例がプロスポーツ選手と言えるのではないでしょうか。
彼らはまさに、生きていくために自然とたくましい身体になり、それぞれのスポーツに応じて特徴的な身体(筋肉)の発達を遂げています。
さらに日々の努力によって、より強靭な身体をつくりあげているのです。

ちょっと(いや、かなり^_^;)厳しいことを言うようですが、一念発起して、1回(1日)だけハードな運動しても、残念ながら「焼け石に水」です。
むしろ、普段運動をしていない分、筋肉や筋(すじ)を痛めてしまうリスクもあります。

やはりポイントは、自分が望む身体(体型)になるためには、「この個体は生きていくためにはその必要性があるのだな!」と身体が認識するような運動(身体の動き)を毎日継続する、ことです。
そうすれば、だんだんと筋肉がついてきます。

筋肉は糖質や脂肪を燃やしてエネルギーを産生しますので、一度筋肉がつくと、たとえ普段何もしていなくても身体に溜まった糖質や脂肪を燃焼しやすい身体(いわゆる代謝の良い身体)に変貌を遂げることができます!

漢方では、独自の五行理論によって、筋肉のつきやすい身体へと変わるためのお手伝いをさせて頂きます!

投稿 : 古村 匡崇

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カテゴリー: 未分類 タグ: ダイエット, 体型, 体脂肪, 体重, 筋肉, 運動

漢方でダイエット!  その1  

2015年8月1日 by 健伸堂

<本当に漢方薬で痩せられるの?>

ここ最近、ダイエットのご相談がとても増えています。

・ストレスで夜中に一気に食べ過ぎてしまう
・日中、甘いものがどうしてもほしくなる
・痩せたいけど、運動するのは大嫌い
・わかっちゃいるけど夜のビール(お酒)は絶対にやめられない(やめるつもりはない)
・3か月後に小学校の時の同窓会があるので、それまでに痩せたい!

みなさま、それぞれの事情を抱えてご相談に来られます。

漢方でダイエット、とはどういうことなのか、本当に痩せることができるのか、そもそもどうあるべきなのか、など、自分なりにまとめてみましたので、全3回シリーズ(+番外編)でご紹介させて頂きます。

第一弾は、ズバリ、漢方で痩せることはできるのか?というテーマです。

(参考)
第二弾:漢方でダイエット!その2 <ダイエットに運動は必要なの?>
第三弾:漢方でダイエット!その3 <ダイエットに食事制限は必要なの?>
番外編:漢方でダイエット!番外編 <実際に自分で試してみた結果!>

結論から言ってしまうと、「痩せたい!」と仰って、ご来店されるみなさまのお悩みに対して、漢方でお応えできるのは、

「その方にとって最も体調が良いと感じる時の体重(体格)に導くこと」です。

単純に体重が何kg、体脂肪率がいくつ、ウエストが何cm、ということではなく、
その方にとって最も体調が良いと感じる時、その時の体重(体格)が、
その方にとっての「適正」な体重(体格)と考えます。

と言いますのも、そもそも漢方とは、

「自然と共に生きる知恵」
「大自然のエネルギー・パワーをうまく身体に取り込んで活かす方法」

ですので、自然環境と身体のバランス、そして身体の中のバランスをとることが極意です。

つまり自然の摂理に従って生きていくことで、自然の力をうまく取り込み、健康で長生きを可能にする古来の知恵の体系なのです。

従って漢方では、自然の摂理に逆らった方法や考え方に基づいたダイエットはあり得ませんし、仮にそのようなことをすれば、その方の身体に深刻なダメージを残すことがあります。

例えば、モデル体型に憧れて、10代の女の子が過度なダイエットを行うと、無月経や無排卵の原因になりやすく、ひいては不妊症へとつながっていくリスクが高まります。

また、過度に食事(特に糖質)を制限するようなダイエットは、その後、反動(リバウンド)を引き起こし、返って体調を崩しやすく、糖尿病などの生活習慣病の原因にもなりかねません。

実は私自身も、過去にひどく体調を壊してしまい、ほとんど何も食べられなくなってしまった時期がありました。その時は、なんど1か月で7〜8kg、2か月で12〜13kgほど「激痩せ」してしまい、あまりの憔悴で動けなくなり、病院を受診した経験があります。
(さらに、病院でレントゲンを撮った時に、人生で初めて「気を失って」倒れてしまいました^_^;)

これはダイエットではありませんでしたが、短期間での過度な体重減少は本当に危険です!
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野生の動物のように、「過食」でもなく「絶食」でもなく、生きていくために自然から必要なだけを得ていれば、そもそもダイエットなど必要ないのです。

普段の生活で、なぜか必要以上に得て(食べて)しまう、その原因を一緒に探し、それを取り除くことで、適正な体重(体格)へと導く、漢方ではそのお手伝いをさせて頂きます。

実は、それこそが、漢方が最も得意とする領域なのです!

投稿:古村 匡崇

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カテゴリー: 未分類 タグ: ストレス, ダイエット, 漢方, 運動, 適正体重, 食事

水毒による様々な症状

2015年7月31日 by 健伸堂

胃腸からの水分吸収が悪いと、胃内で水分が滞留し(胃内停水)、おなかがチャポチャポという症状(振水音)が現れます。

それによって様々な症状が引き起こされることがあります。
例えば、下痢、めまい、ゲップ、口が苦い、鼻水が多いなど、<水毒>が原因となっていることが多くあります。

50歳のKさんも、上記の症状に加え、頭頂部の頭痛や、それに伴う吐き気が気になり相談にお越しになりました。
舌診では、やや紫舌で白苔、すなわち水湿が胃腸にある状態です。

そこで<漢方薬R>や<漢方薬K>などをお使いいただきました。
2週間後、たくさんあった症状がかなり改善してきました。
まだ完全ではないので、しばらくお続けいただいています。

水毒は胃腸機能が弱い場合や、水分の摂取が多い場合にも起きます。

最近は猛暑ですので、しっかり水分を摂る必要がありますが、夏が終わり、秋から冬になっても同じペースで水分を摂ると、<水毒>になることがあります。

季節に応じた、運動量に応じた水分の摂取が大切です。
多く摂ればよいという、マスコミの話には注意が必要ですね。

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カテゴリー: 未分類 タグ: めまい, 下痢, 水毒, 鼻炎

高血圧の漢方

2015年7月29日 by 健伸堂

以前からお越しの60歳の女性Tさん、血圧が少し高く、最高血圧が150、最低血圧が90程度となっていました。病院では経過観察でお薬は出ず、漢方薬を使うことになりました。

お薬は活血薬の<冠元顆粒>や化痰作用の<釣藤散>などを併用いただきました。
その後も血圧は変動していましたが、約2年経過して最近は体調もよく、最高血圧は130程度で安定してきたとのこと、お薬も減量して継続されています。

血圧は生活状態やストレスにも影響を受けますので、薬だけで改善ができるものではありませんが、時間をかけて体調を整えることで、結果として血圧が下がったようです。

漢方では、病気だけを見るのでなく、生活も含めてその方全体をみて対応するのが特徴なのです。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 高血圧

男性の不定愁訴

2015年7月17日 by 健伸堂

女性の更年期症状では不定愁訴がよく聞かれますが、男性でも同様のケースがあります。

40歳のAさん、頭痛、耳鳴り、不眠、目がぼやける、記憶力が低下、ふらつき、首が痛い、などなど、たくさんの訴えがありました。

何から考えていいのか、主訴がどれか考えた上、<肝鬱>~<肝風内動>と捉え、漢方薬Cをお使いいただきました。

1週間後また症状は変化し、考え事ができない、言葉が出にくいなどで、羚羊角などが含まれる漢方薬をお使いいただきました。

その後も症状は変化していたのですが、あるとき「甘麦大棗湯」と「柴胡加竜骨牡蠣湯」をお使いいただいたところ、全体的に症状が安定し改善してきました。

甘麦大棗湯は、<養心安神>の薬で、思慮過度で心陰が虚したときに使われます。
いわばストレスが身体を消耗させるような状態です。

中国の古典「黄帝内経」には、『心病めば麦を食うべし』とあり、成分の小麦が安神に働くとされています。

女性の不定愁訴、いろいろと症状が変化し、訴えが多いお客様には、まずは<逍遥顆粒>がファーストチョイスとなりますが、男性でも同様に「逍遥顆粒」や「竜骨牡蠣」などが有効なことを経験させていただきました。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 不定愁訴, 更年期症状, 養心安神

胃の不調 その2

2015年7月15日 by 健伸堂

梅雨時期に多い胃腸トラブルの例です。

以前からお越しの32歳の女性Iさん、おなかがゴロゴロして、少し張っていて、便は時々ゆるくなるので漢方薬が欲しいとのことでした。

I さんは以前から胃弱傾向があり、建脾散や六君子湯をお使いいただいていましたが、今回はこの時期の<湿>が影響していると考え、<半夏瀉心湯>をお使いいただきました。

その2週間後お越しになり、ずいぶんスッキリしたようですが、まだ湿気が多い季節ですので、そのまま継続されています。

健脾散は水分がおなかに滞留してゴロゴロし、吐き気、下痢気味などに対して、おなかを温め、水分の代謝を良くする作用があります。

また、おなかがもたれて食欲がない時にも効果があります。

比較的早く効果が現れる漢方薬です。

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カテゴリー: 未分類 タグ: ゴロゴロ, 下痢, 吐き気, 胃痛

胃の不調

2015年7月13日 by 健伸堂

梅雨時期には胃腸のトラブルが多く見られます。

50歳の女性Kさんは、2週間前からおなかの調子がおかしいと相談に来られました。
症状は、下痢気味で、ゲップが出て、おなかがチャポチャポとする、腸がゴロゴロする、めまいのようにフワフワするなどが気になるようでした。

丁度この時期によくある症状で、身体に<湿>が溜まりやすいため起きていると思われました。

さらに、頭痛がしたり、ホットフラッシュなど、更年期の症状も見られました。

そこで漢方薬は、おなかを温め、水分を代謝する<六君子湯>と、ホットフラッシュに使う<加味逍遥散>を併用いただきました。

1週間後お越しになり、おなかの症状はすっかり良くなり、めまいも軽減し、頭痛も少なくなってきたとのこと。
短期間の改善で喜んでいただきました。

漢方薬もピッタリ合うと、ほぼ即効性があります。

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カテゴリー: 未分類 タグ: めまい, ホットフラッシュ, 更年期, 胃腸, 頭痛
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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