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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

月別: 7月 2020

ペットの脊椎の痛み

2020年7月14日 by 健伸堂

Tさんの愛犬、ミニチュアシュナウザーは14歳、半年前から背の痛みが出始め、病院では変形性脊椎症と診断されました。

そこでステロイドによる治療を受け始めたところ、呼吸が苦しくなったり、皮膚に紅斑が出始め、中止しました。

そこで漢方薬を試そうとお越しになりました。

この病気は、脊椎を構成する骨と、その間にある椎間板に変化が起き、腰・背中の痛み、動きづらさなどが生じるもので、高齢のために起きているかと思われました。

そこで骨や関節などの痛みによく使う漢方薬や鎮痛作用と体力の回復を目的に<牛黄>をお使いいただきました。

1週間後、今まで痛みのためか夜によく吠えていたのが止み、よく寝るようになりました。
動きも以前に比べ元気になりました。

骨の変形そのものは治らないのですが、時間とともに痛みや動きはさらに改善されるものと考えます。

他にも対応する漢方薬はありますが、今回はこの薬がぴったり合ったようです。

ラッパのような黄色いカラーは美しい

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カテゴリー: ペットの病気 タグ: 変形性脊椎症, 牛黄, 独歩顆粒, 疎経活血湯, 痛み

緑内障と眼圧

2020年7月10日 by 健伸堂

37歳のNさん、10年以上前から緑内障の診断で目薬を使っておられました。
長期に使ったためか、目の下の黒ずみが酷くなり、相談を受けました。

Nさんの眼圧は13~17程度でいつも変動していました。その他には、頭痛、吐き気が時々、身体は痩せ型で、ストレスも多いようでした。

元々仕事でパソコンを1日中使って目を酷使されていたのも緑内障の原因と思われました。

舌診では、淡舌(血虚)、少苔、裂紋(陰虚)で<肝腎陰虚>とみられました。

そこでまずは<滋腎明目湯>や<枸菊地黄丸>など<補肝腎>の漢方をお使いいただきましたが、眼圧は安定せず月によって変動していました。

再度検討しなおし、今度は貧血に使う<当帰芍薬散>や、石決明含有健康食品をお使いいただきました。
その後、徐々に眼圧変動がなくなり、眼圧も下がって12~13程度に安定してきました。


結果からみて、元々の血虚を改善し、眼圧を高めている房水を利水し、目の働きを高めることで良い傾向がみられたと思われます。

緑内障の場合も、基本はその方の体質面での問題点を中心として考えることで、改善がのぞめます。

花粉を求めてカラーの花に虫

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カテゴリー: 目のトラブル タグ: ストレス, 当帰芍薬散, 眼圧, 石決明, 緑内障

心因性の微熱と喉の違和感

2020年7月7日 by 健伸堂

44歳のFさん、以前から不安感が強く、今年は特にコロナのために不安が強くなっていました。

その為に微熱が続き、咽の違和感や咳が生じていると、ご相談をお受けしました。

咽の違和感は昨年来の症状で、呼吸器科では喘息とみて、ステロイド吸入薬がでていました。しかし原因が心因性ではないかと思い、漢方薬に変えることにされました。

体質は、貧血傾向で、睡眠は中途覚醒が多く、咽は乾燥傾向、違和感はあるときとない時がある、舌診では、淡舌(血虚)、地図舌(ストレスを受けやすい)という状況でした。

そこでこれらの症状がすべて心因性であると考え、気分をリラックスして、気が上に上がるのを軽減するよう、心血虚を補う貧血薬の<心脾顆粒>や、疎肝剤をお使いいただきました。

10日後には微熱が少し下がり、不安感も少し楽になりました。

1か月後には微熱がなくなりましたが、咽の症状が改善されないので、薬を<柴朴湯>に変更しました。
そして1か月後には、喉が気にならない日が増えてきました。

元々の不安感を軽減することで、それに付随する様々な症状が改善していきます。

コロナ不安はまだまだ続きますが、早めに対応することで症状も軽度に治まります。

ホタルの季節のホタルブクロ

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息, 喉の痛み・つまり, 微熱・発熱, 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 不安感, 咳, 喉のつまり, 声がれ, 微熱, 心因性, 心脾顆粒, 柴胡桂枝乾姜湯

脚の弱りと痛み

2020年7月6日 by 健伸堂

89歳のTさん、歩くと足裏が痛くなり、脚の力が抜ける感じがするとのご相談でした。


冬は足が冷え、温めると楽になるようでした。年齢的にも足腰が弱くなる時期で、漢方では<腎陽虚>の状態でした。

そこで<独歩顆粒>や<疎経活血湯>をお使いいただきました。

2か月服用した頃には、眼に輝きがみられ、痛みも軽減し、力が抜ける感じが改善し、元気に歩けるようになりました。

その後は服薬を休んでおられたのですが、今年になって散歩中に転倒したのがきっかけで、再度服薬をされることになりました。

足の冷えが強かったので、今回は<独歩顆粒>と<苓姜朮甘湯>を併用いただきました。
すぐに歩行が楽になり、足腰がしっかりしてきました。

最近は台所で立って料理もされるようになったと喜んでいただきました。

高齢に伴う足腰の弱りは、西洋医学では対応するものがありませんが、漢方薬は様々な対応が可能となります。

ご相談はこちらからどうぞ

小粒の宝石のようなアジサイの真花

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カテゴリー: 手・脚・膝の痛み, 背中痛・腰痛 タグ: 独歩顆粒, 疎経活血湯, 脚の痛み, 腎陽虚, 苓姜朮甘湯, 高齢

多汗症とダイエット

2020年7月3日 by 健伸堂

34歳のMさん、頭部の多汗症でご相談を受けました。

症状は、顔がほてり、頭に熱がこもったような感覚がある、汗が大量に噴き出す感じとの状況でした。

体重は少し多めで、舌診では<気血両虚>のタイプで、身体に滞留した水分が一挙に出始め、汗腺が閉じないために流れるように漏れてしまう状態と思われました。

そこで気虚を改善し、汗腺の働きを強めて汗を抑え、頭部の熱をさますことを考え、衛気を高める漢方薬や清熱作用の漢方薬をお使いいただきました。

1か月経過し、肝心の汗は変化なかったのですが、体重が3キロ減少しました。

この間、間食や甘いものを控えてもらった効果もあると思いますが、気虚の改善で代謝が促進され、体重が減少したものと思われます。

体重が減ると汗も減る可能性があり、さらに継続しています。

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補血の要薬・当帰の花

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カテゴリー: 多汗, 肥満・ダイエット タグ: 多汗, 気血両虚, 衛益顆粒, 頭汗, 黄連解毒湯

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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