胃に力をつける方法

胃腸のトラブルは日常的に多くの方に見られます。

70歳の女性Mさんは、漢方や自然食に関心が深く、風邪なども煎じ薬で治すという漢方愛好家です。しかし胃腸は弱く、口内炎がおきやすかったり、胃の上部が張ってきて違和感がいつもあるとのことでした。

そこで1年前より<香砂六君子湯>を飲んでいただいていた結果、最近は胃の存在感や不快感が全く無くなって調子が良いと喜んでいただきました。

この薬は長期間続けている方が多く、みなさん調子が良いので止められない?と言われます。食欲の無い方や痩せている方、ストレスを受けやすい方には最適の胃気を高めるものです。

花粉症の相談が増えてきました

まだ雪がチラホラする京都ですが、花粉も少し飛び始めているようで、相談が増えてきました。

初期の段階の症状はくしゃみや鼻水で、多くは<衛益顆粒>をお使いいただいています。保険調剤による花粉症の漢方薬は、小青竜湯などわずかの種類しかありませんが、保険外の漢方薬の中には様々な症状に対応するものがあります。

メルマガに詳しく書いていますので、是非ご覧ください。

http://kanpou.cocolog-nifty.com/kanpou/2008/02/20080221_b64c.html

猪苓湯の威力

先日結石の方の話を書きましたが、

http://www.kanpou-ichizen.com/2008/02/post_934c.html

漢方薬を服用後5日ほどで石が自然に排出されたとのことで、喜んでいただきました。石は小さなものだったのですが、出てしまうと痛みもすぐに消えました。

猪苓湯>を使ったことは以前にも何度もありますが、ほとんどが1週間以内に効果が見られました。漢方薬の中でも即効性があり、期待を裏切らないものの一つです。

子供の夜尿症

子供の夜尿症は、かっては自然経過を見守る考えが主流で、幼児への積極的な治療は行われなかったのですが、最近は本人の心理的負担の大きさなどを考え、西洋薬による治療が行われるケースが増え、<日本夜尿症学会>で診療のガイドラインが作られています。

その中には、効果が国際的に確立されている「夜尿アラーム療法」,「三環系抗うつ剤」,「抗利尿ホルモン剤」と過活動膀胱に効果が期待される「抗コリン剤」が含まれているようです。

こんなことを書くきっかけは、先日ご相談に来られたKさんの子供さんが、幼児の時期から抗コリン剤を使われていたのですが、あまり改善しないので漢方薬を試してみたいとのことでした。その時、小さい時期からこんなに薬を使っていいのかと疑問に思ったため調べてみました。その結果は、効果がはっきりしないケースもあり、また副作用に対する注意も必要とのことでした。

漢方ではいくつもの処方があり、子供でも安心して使えることを以前のブログに書きましたが、多くの方には知られていないようです。

http://www.kanpou-ichizen.com/2007/03/post_95cd.html

そしてこの分野では漢方がまだ優位性を保っていることを実感しました。

昔懐かしい風景?

昔は石炭ストーブ(だるまストーブ)が学校で使われていました。

そしてストーブの上には大きな蒸し器の箱が乗せられ、2時間目が過ぎたところで子供が弁当箱を取り出し、蒸し器に入れて温めたものです。昼食時間になるとほどよく温かい弁当になるのですが、漬物などが入っていると、ちょっと臭いがして!

最近当店スタッフがしている現代風の 弁当温め方法をお見せします。

尿路結石は繰り返す

尿路結石は中年の男性によく見られます。原因は体質的なものなのか、食生活と関連しているのか様々あると思いますが、ほとんどの方が繰り返し溜るようです。

2年前に尿路結石で相談に来られたKさん、お薬は病院でもらっているので、手軽に使えるようなお茶がないかと相談にこられました。その時は、<キササゲ>や<裏白樫>をお使いいただきましたが、大きかったので病院で超音波破砕されたとのことでした。

そして2年ぶりに来店され、再び結石ができて、痛みも少しあるとの相談を受けました。今回はお茶では排出が無理と思われ、まずは漢方薬の<猪苓湯>をお使いいただきました。合わせて今後溜らないように<南蛮毛>と<裏白樫>をお茶としてお使いいただきました。

でも痛みがなくなるとまた飲まれなくなるのでは・・・。だれも同じように『のど元過ぎれば熱さ忘れる』ものですね。

生理不順とニキビ

ニキビのご相談は男女とも日常的に受けていますが、若い女性の場合は必ず生理の状態を聞くことにしています。生理の前に悪化するか、あるいは後に悪化するかで対応は変わります。また生理周期が不順な方の場合は根本治療として、生理を整えることも合わせて処方します。

不思議なもので、同じような相談が続くことがありますが、先日ニキビの相談に来られた女性21歳のFさん、フェイスラインから頬のあたりにニキビがあり相談にこられました。詳しく聞くと生理周期が短く、生理の後に悪化するとのことで、ニキビ薬の<清上防風湯>に加え、<婦宝当帰膠>をお使いいただきました。

同日に来られたOさん、同様のニキビでしたが、生理周期が40日以上で遅く、血流が悪いタイプでしたので<婦宝当帰膠>に加え<桂枝茯苓丸加よく苡仁>をお使いいただきました。

フェイスラインのニキビはホルモンバランスが悪い方に多くみられますので、生理周期を整える漢方薬を併用し、根本治療をしていただいています。

雪の金閣寺

京都市内も昨夜から雪が降り、今冬2回目の積雪をみました。昔は大雪の時もあったのですが、最近は温暖化のためか雪が少なくなり、積雪は久しぶりでした。

金閣寺では海外からの旅行客や学生さんなど、平日というのにたくさんの観光客が訪れて、雪の金閣寺に感動している様子が見られました。

京都で雪景色が美しい所はたくさんありますが、中でも金閣寺と大原三千院がお勧めです。しかし暖かいためすぐに融けてしまいますので、なかなかタイミングよく訪れることができませんが、幸い今回は写真に収めることができました。

先日当店のスタッフが撮ってきた<雪の銀閣寺>と合わせて紹介します。

ひな祭り

昨日は物置からおひなさまを出してきて、飾り付けをしました。年々色あせて痛んだり、お飾りも紛失して減ってきますが、色鮮やかなもうせんに並べると美しいものです。

ひな祭りは、中国から伝わった「上巳(じょうし)の節句」、すなわち旧暦の3月の初めの巳の日の行事が日本に伝わり、平安時代には厄除け・お祓いのために行う「流し雛」と、人形(ひいな)遊びが結びついて、ひな祭りが始まったものとされます。そして現在のようなきれいな段飾りのおひなさまになったのは明治になってからと言われます。季節感があふれ、女の子の幸せを願う行事として、日本の風習が感じられる行事です。

現代の生活は季節感が薄れているだけに、今日はこんなことを話題にしてみました。

中耳炎が多い季節?

最近子供の中耳炎のご相談が増えています。寒くなり、風邪や鼻水などが引き金となって中耳炎が発症しやすいようです。もともと胃腸が弱く、虚弱体質の子供さんや、水分を多く摂取し、水毒の子供さんに見られるようです。

漢方では体質改善薬として<黄耆建中湯>を使いますが、風邪や中耳炎の症状が出ているときは症状改善薬を優先して使います。<小青竜湯>や<五苓散>などいくつかありますが、症状改善したと思えばまた風邪をひくという繰り返しで、なかなか体質改善薬にたどりつけないのが実情です。

風邪をひかなくなる時期の春が待ち遠しいですね。