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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

赤ら顔

酒さ様皮膚炎の改善

2023年7月6日 by 健伸堂

65歳のKさん、昨年後半から顔の赤みが酷くなりました。皮膚科では酒さと診断され、フォト治療を受けられましたが改善せず、漢方相談にお越しいただきました。

詳しくお聞きすると、発症のきっかけはマスクをし始めた頃からで、その時期に家庭での出来事もあり精神的な要因もあるかと思われました。

顔はほてり、熱感がありる、下半身は冷えてのぼせ傾向もある、逆流性食道炎の傾向、胃弱で便秘気味、舌診では淡紅舌で熱の証は見られませんでした。

そこで冷えのぼせとほてりを考え、桂枝茯苓丸や加味逍遥散をお使いいただきました。

2週間後、以前は1日中赤かったのが、服用後は朝方の赤みが軽減しました。

1ヵ月後、気温が高くなって、熱がこもりやすくなり、赤みはそれ以上改善しませんでした。

そこで再考し、フォト治療をされていたため皮膚が刺激を受けていてかえって良くなかったのかと考え、漢方薬は<清熱・補血薬>と<清熱・補陰薬>に変更しました。

その後2週間お使いいただいたところ、赤みはずいぶん軽減し、久しぶりに普通の肌に戻りました。

最初は酒さの原因を、冷えのぼせや気逆による熱の上昇と考えましたが、結果からみて皮膚の弱さ、過敏さが原因とわかりました。

いずれにしても早く改善して良かったです。

酒さや赤ら顔もご相談ください

投稿者:古村学 

   当帰の花が満開

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カテゴリー: 湿疹 タグ: マスク, 冷えのぼせ, 加味逍遥散, 桂枝茯苓丸, 温清飲, 瀉火補腎丸, 赤ら顔, 酒さ

赤ら顔の漢方

2019年12月27日 by 健伸堂

25歳のYさん、今年に転職されてから赤ら顔が気になり始めました。
病院ではステロイドが使われていましたが、日中の赤ら顔が引かないので相談をお受けしました。

詳しお聞きすると、生理前に赤くなりやすい、頬が広範囲に赤み、下半身が冷えやすい、などでした。
舌診では、微紅舌=熱が上に上っている、 黄膩苔=胃の負担が大きい という状況でした。

そこで、ストレスやホルモンによるのぼせを改善する漢方薬KSを用い、冷えのぼせを改善する桂枝茯苓丸を併用いただきました。

その後1か月後には赤みはほとんど消えて調子がよくなりました。

結果から見て、冷えのぼせと、ストレスによる気の上昇が原因で、これらに対応する漢方薬で短期間で改善したようです。

女性にはよく見られるケースですね。

2019年ロームイルミネーション

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カテゴリー: 冷え, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 冷えのぼせ, 気上衝, 赤ら顔

冷えのぼせの季節

2019年12月3日 by 健伸堂

寒さ厳しくなってきました。
外は寒く屋内は暖かいため、屋内に入ると急に赤ら顔になる方が良く見られます。

35歳のSさん、数年前から頬の赤みや発疹が酷くなり、ステロイドやプロトピックなどをが処方されたのですが、赤みは改善せず、酒さ様皮膚炎と診断されました。

詳しくお聞きすると、特に冬は頬の赤みが酷くなる、緊張しやすく驚きやすい、舌診では、<胖大=舌が浮腫んで大きい状態> <白苔=水分が身体に滞留しやすい>という状態で、熱が頭部に昇っている様子は見られませんでした。

結果、緊張などによる急なほてりと、冷えのぼせが原因と思われました。

そこで漢方薬は、気の上昇を抑える漢方薬SK や 桂枝茯苓丸などをお使いいただきました。

その後寒さが厳しくなってきましたが、あまり赤みが気にならなくなり、以前に比べて少し軽減されてきたようです。

元々の体質が関連している症状ですので、少し時間がかかりますが、この冬が過ぎるころには改善しているかと思われます。

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カテゴリー: のぼせ タグ: 冷えのぼせ, 赤ら顔, 酒さ

酒さのご相談 2

2019年10月8日 by 健伸堂

皮膚疾患のご相談では、ニキビ、アトピー、蕁麻疹に次いで多いのが酒さです。

酒さの原因は、日光やストレス、アルコールなどと言われますが、漢方相談の中では、ストレスによる気の上昇(肝陽上亢)が関連するケースが多く見られます。

元々のぼせやすい体質があったり、ストレスを感じやすく、緊張しやすい方で、疲れやストレスがきっかけとなって発症します。

少し経過が長いと、湿疹のように炎症が生じて化膿することもあります。

60歳のAさん、若いころから赤ら顔になりやすかったのですが、近年のぼせが強くなり、特に暑い時期には症状が酷くなりました。

舌診では、微紅舌(少し熱が上に昇っている)+白苔(口渇があり、水分摂取も少し多い)という状態でした。

そこで上部の熱をさます<漢方薬SH>や、気の上昇を軽減する<漢方薬SK>をお使いいただきました。

2か月お使いいただいた後、症状は少し軽減してきました。
まだまだ時間がかかると思われますが、赤みが軽減することで安心されると、のぼせも減り、良い循環が生まれるかと思います。

庭でとれました、甘いです

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カテゴリー: にきび・吹出物, のぼせ タグ: のぼせ, 赤ら顔

酒さのご相談

2019年10月5日 by 健伸堂

34歳のKさん、子供の頃より赤ら顔でしたが、3か月年ほど前から赤ら顔と肌荒れが酷くなりました。

医院で処方されたプロトピック軟膏を使われたところ、肌荒れの改善はされたのですが、プロトピックの使用をやめると、肌荒れ・赤みがすごく悪化しました。

Kさんは慢性頭痛があり毎日鎮痛剤を使っておられました。
そのためもあって胃腸が弱く下しやすくなっていました。

胃腸の弱いことも、肌荒れの原因になっているとも思われました。

舌診では<紫舌=血流が良くない> と<黄苔=胃の働きが弱く負担が大きい>という状態でした。

そこでまずは、頭痛によるストレスを軽減する疎肝薬やのぼせを軽減する薬をお使いいただき、さらにおなかの負担を軽減するため消化酵素のサンザシ配合食品などをお使いいただきました。

20日後には頭痛が激減して、鎮痛剤も3~4日に1度服用する程度になりました。

それとともに顔の火照りがかなり改善し、丘疹は少し減りました。

そこで今度は顔の赤みを軽減する<瀉火補腎丸>に変更し継続していただきました。

頭痛によるストレスや緊張が赤みを増していたのか、胃腸の状態が悪いのが影響していたのか、様々な要因が考えられますが、身体はひとつで、すべてが調子よくなれば酒さも治まるのではと考えています。

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赤ら顔の改善

2016年11月4日 by 健伸堂

赤ら顔の原因はいくつかあり、その対応をブログにも書きましたが
https://www.kanpou.info/blog/ichizen/images/2016/09/post-1370.html

その事例を紹介します。

今から数年前に赤ら顔のご相談でお越しいただいたMさん、その2年前から徐々に赤くなってきたとのこと。特にのぼせや、ストレス性ではなく、暑がりで熱が上昇しやすいと考えて<黄連解毒湯>をお使いいただきました。

しかし改善は見られず、その後も<荊芥連翹湯>や<茵陳蒿湯>など、清熱座用のあるもをお使いいただきましたが、あまり改善が見られませんでした。

その後は血糖値が高くなりはじめたので、血糖を下げるための漢方薬や、口臭が気になるとのことで、胃腸の滞留を改善する漢方薬をお使いいただいていました。

そしてしばらくは<赤ら顔>のことを忘れていたのですが、最近は顔色が正常に戻っていることに気づきました。

この間の経過をお聞きすると、血糖値とHbA1cが高くなり始めたので、夕食を変えてきたとのこと。
日本酒を焼酎にし、夕ごはんは1杯だけ、脂物を控え、甘いものを我慢するなどで、かなり食生活を改善されて、赤ら顔も、血糖値も良い状態を維持されています。

食生活によって健康状態が大きく影響を受けることは当然ですが、この事例を見て改めて実感しました。

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カテゴリー: 未分類 タグ: アルコール, 赤ら顔, 食事

赤ら顔

2016年9月16日 by 健伸堂

顔が赤くなる原因は様々で、対応する漢方薬もたくさんあります。

1、冷えのぼせ
  下半身が冷えて熱が上にばかり昇っているような状態で、女性に多く見られます。
  血流を良くして、上下の熱のバランスを整えます

2、急な赤ら顔
  緊張やホルモンバランスの変動などで、急に気が上衝して、
  それに伴って熱が上に昇り赤くなるケースです。
    この場合は気分を安定させて急な上衝を抑えます

3、慢性的赤ら顔と肌荒れ
  脂質や糖質を多く摂りすぎたり、過食傾向の方に見られます。
  身体の中に過剰に熱が産生されたために、顔が赤くなり、且つ肌荒れを起こしています

4、酒さ
  お酒を飲んだ時のように顔が赤くなっている、顔面の充血によるもの
  顔の血流を改善し、且つ表熱を発散させることが必要です。

5、目の周りが赤い
  ストレスや自律神経に関係している熱で、気を巡らせ、気を発散させることが必要です。

6、ストレスが多く、そのためにイライラが強く、顔が赤くなっているとともに、肌荒れを起こして
  いる場合があります。  肝熱が上昇しているためで、肝火を下げて熱をとります
aka.jpg
 
■過食の事例

38歳のTさん、食後に顔が赤くなり、痒みも増え、かぶれたように肌荒れを起こしていました。
赤みは時間によって様々で、日中にひどく、夕方には治まることが多いようです。
また食べ物によっても症状が出やすくなることもありました。
頭部は脂漏性湿疹と言われていました。

病院では酒さと判断され、外用薬だけもらわれていました。

そこで漢方ではこの原因を<脾胃湿熱>、すなわち胃腸系に湿熱がこもりやすい状態のため、食事をするとさらに熱が産生され、顔が赤くなると考え、漢方薬は<茵ちん蒿湯>をお使いいただきました。

2週間後にお越しになり、顔の赤みやかぶれはほとんど治まったとのことでした。

原因が正確に捉えられれば、漢方薬で短時間で改善することがよくあります。

ご相談ください。

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カテゴリー: 未分類 タグ: のぼせ, 肝熱, 脂漏性湿疹, 赤ら顔, 過食, 酒さ

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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