酒さ様皮膚炎の改善
65歳のKさん、昨年後半から顔の赤みが酷くなりました。皮膚科では酒さと診断され、フォト治療を受けられましたが改善せず、漢方相談にお越しいただきました。
詳しくお聞きすると、発症のきっかけはマスクをし始めた頃からで、その時期に家庭での出来事もあり精神的な要因もあるかと思われました。
顔はほてり、熱感がありる、下半身は冷えてのぼせ傾向もある、逆流性食道炎の傾向、胃弱で便秘気味、舌診では淡紅舌で熱の証は見られませんでした。
そこで冷えのぼせとほてりを考え、桂枝茯苓丸や加味逍遥散をお使いいただきました。
2週間後、以前は1日中赤かったのが、服用後は朝方の赤みが軽減しました。
1ヵ月後、気温が高くなって、熱がこもりやすくなり、赤みはそれ以上改善しませんでした。
そこで再考し、フォト治療をされていたため皮膚が刺激を受けていてかえって良くなかったのかと考え、漢方薬は<清熱・補血薬>と<清熱・補陰薬>に変更しました。
その後2週間お使いいただいたところ、赤みはずいぶん軽減し、久しぶりに普通の肌に戻りました。
最初は酒さの原因を、冷えのぼせや気逆による熱の上昇と考えましたが、結果からみて皮膚の弱さ、過敏さが原因とわかりました。
いずれにしても早く改善して良かったです。
酒さや赤ら顔もご相談ください
投稿者:古村学
当帰の花が満開
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