赤ら顔


顔が赤くなる原因は様々で、対応する漢方薬もたくさんあります。

1、冷えのぼせ
  下半身が冷えて熱が上にばかり昇っているような状態で、女性に多く見られます。
  血流を良くして、上下の熱のバランスを整えます


2、急な赤ら顔
  緊張やホルモンバランスの変動などで、急に気が上衝して、
  それに伴って熱が上に昇り赤くなるケースです。
    この場合は気分を安定させて急な上衝を抑えます

3、慢性的赤ら顔と肌荒れ
  脂質や糖質を多く摂りすぎたり、過食傾向の方に見られます。
  身体の中に過剰に熱が産生されたために、顔が赤くなり、且つ肌荒れを起こしています

4、酒さ
  お酒を飲んだ時のように顔が赤くなっている、顔面の充血によるもの
  顔の血流を改善し、且つ表熱を発散させることが必要です。

5、目の周りが赤い
  ストレスや自律神経に関係している熱で、気を巡らせ、気を発散させることが必要です。

6、ストレスが多く、そのためにイライラが強く、顔が赤くなっているとともに、肌荒れを起こして
  いる場合があります。  肝熱が上昇しているためで、肝火を下げて熱をとります
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■過食の事例

38歳のTさん、食後に顔が赤くなり、痒みも増え、かぶれたように肌荒れを起こしていました。
赤みは時間によって様々で、日中にひどく、夕方には治まることが多いようです。
また食べ物によっても症状が出やすくなることもありました。
頭部は脂漏性湿疹と言われていました。

病院では酒さと判断され、外用薬だけもらわれていました。

そこで漢方ではこの原因を<脾胃湿熱>、すなわち胃腸系に湿熱がこもりやすい状態のため、食事をするとさらに熱が産生され、顔が赤くなると考え、漢方薬は<茵ちん蒿湯>をお使いいただきました。

2週間後にお越しになり、顔の赤みやかぶれはほとんど治まったとのことでした。

原因が正確に捉えられれば、漢方薬で短時間で改善することがよくあります。

ご相談ください。

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