腱鞘炎の痛みに漢方薬
指の付け根や手首などに痛みを生じる腱鞘炎は、ピアニストやパソコンをよく使う方、スポーツをする方に多く見られます。
西洋医学では鎮痛剤やステロイド注射などが使われますが、鎮痛剤は連用すると胃の負担になることもあります。
漢方では、指を温め、血流を良くし、痛みを軽減するものを使うとともに、経絡の気の流れを良くすることで根本治療を目指します。
48歳の女性、長い間ピアノ教師をされていたのですが、最近親指の付け根が痛み始めたので整形外科を受診されたところ腱鞘炎と診断されました。
治療は、鎮痛剤の服用にのみですが、なかなか良くならないので漢方薬を使いたいとお越しになりました。
詳しくお聞きすると、指先は冷えやすく、身体も冷え症、元々バネ指の傾向もあるとのことでした。
そこでまずは身体を温め、痛みを軽減する<散寒袪湿止痛薬>と、経絡の流れを良くする健康食品を併用いただきました。
2週間後には痛みが少し軽減し、1か月後にはかなり楽になりました。
この疾患は、更年期の女性に多く見られますのでホルモンバランスの影響もあるといわれています。
腱鞘炎がしっかり治まれば、更年期のホルモンバランスを整える漢方薬も必要かと思われます。

幻想的な平等院の夜景
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