冬至と漢方

今年の冬至は22日(日)で、1年で一番昼が短い日です。
この日は昔から赤小豆粥やかぼちゃを食べ、柚子湯に入る習慣があります。
小豆粥は邪気を祓うといわれ、漢方では水はけをよくする利水効果や、解毒作用として用います。
この時期はかぼちゃと一緒に煮て食べる方もあるようです。
また柚子湯は、湯治(とうじ)と冬至(とうじ)との語呂合わせと言われますが、柚子によって血流が良くなり、身体が温まって風邪を引きにくくなり、無病息災を祈念するものです。
一足早く作ってみました、少しだけ塩を入れると引き締まって美味しかったです!
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ドクターショッピングの漢方

ドクターショッピングとは、精神的・身体的な問題に対して、医療機関を次々と受診することを言います。別名「青い鳥症候群」とも言われるようです。
65歳のTさんは、頭痛、耳痛、鼻痛、など様々な症状を訴え相談に来られました。
最初は単なる頭痛かと思っていましたが、今迄の経過をお聞きすると、いわゆるドクターショッピングの状態とわかりました。
Tさんは一人住まいで、定年退職後は特に仕事はされず、趣味も少ないようで、気が発散する場所もないようでした。
そのため自分の健康が不安になり、病院に行き始めたのが最初で、そのうち病院が増えて来たようです。
心療内科も受診したことがあったのですが、抗精神薬を飲むと調子が悪くなり止めたとのこと。
今は、耳鼻科、内科、整形外科、胃腸科などを転々としておられます。
漢方でも簡単ではありませんが、少しずつでも気分が発散出来るような漢方薬や、緊張を緩和する漢方薬を用いています。
またこれらの症状は「自分で自分の病気をつくっている」とういうことを話すと、理解されています。
本来は「カウンセリング」の分野なのですが、対応してくれるところが無いのが問題です。
病院も検査、検査を繰り返しているようで、対応の仕方が問われます。
たくさんの患者さんがおられると思われますので、受け皿となる「カウンセリング」の地域の拠点が欲しいものです。
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生姜関連商品がブーム

冷え症の方には辛い季節となってきました。そのため最近は<生姜>を使った商品がたくさん出ています。
昔からある金時生姜をはじめ、生姜スープ、生姜カレー、生姜紅茶、生姜蜂蜜など、数えきれません。
確かに、生姜は血行を良くし、一定時間は温まるようですが、その一方で体質によっては副作用? 問題を生じる場合があります。
例えば、顔や足が火照る、肌が乾燥する、寝汗が出る、不眠がちの方など、漢方で言うところの<陰虚火旺(いんきょかおう)>タイプの方には、かえって症状が悪化することがあります。
また、身体の乾燥が進むと咳が出やすくなり、慢性的に咳が止まらなくなるケースも考えられます。
また、冷え症の原因は、血液不足や血流不良、水分代謝不良など様々ですので、その原因に合わせて考え、なんでも<生姜>と言うのは適切ではありません。
マスコミの宣伝に乗せられることがないようにしたいものです。
昔からの言葉<過ぎたるはなお及ばざるがごとし>ですね。
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