伊吹山で植物観察

先日、京滋奈中医薬研究会の行事で伊吹山の植物観察に行ってきました。伊吹山は滋賀県と岐阜県の県境にある植物が豊かな山で、特に<伊吹もぐさ>はよく知られています。

当日は快晴で伊吹山からの景色は最高、これだけ下界が美しく見えるのは1か月の間に2~3日しかないとか。高い山で気温は少し低いのですが、日光が強く暑さ厳しい日でした。

今は夏の植物がたくさん花を咲かせています。<伊吹山もりびとの会>のエコツアーガイドの西澤さんの案内で、植物名とその特徴、云われなどを教えていただきました。
お花ガイドブックを見ながらですが、たくさんの花を楽しめた観察会でした。

写真:花ガイドブック 、猪独活(シシウド)、伊吹山、琵琶湖を望む

京滋奈中医薬研究会 リンク http://www.keijina-chuiyaku.com/

もりびとの会リンク   http://mt-ibuki.jp/

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

陰部掻痒症も漢方で改善

外陰部に強い痒みを感じる疾患で、比較的女性に多く見られます。原因は神経性やホルモン失調などの場合や、カンジタやトリコモナス症などの感染症があります。
男性の場合は、糖尿病の方や肥満の方に見られます。

60歳の男性Yさんは3ヶ月ほど前から陰嚢部に痒みを覚え、皮膚科で検査したところ真菌性ではないので、ステロイド軟膏をもらわれていました。しかし、症状は改善しなかったので、漢方相談にこられました。

体格はガッチリして、コレステロールがやや高く、舌は紅で、<湿熱体質>と捉えました。食物は辛いもの好きで、原因は食事に関連していると思われました。

そこで、漢方薬は<清熱解毒利湿>を考え、<瀉火利湿顆粒>や<金銀花含有健康食品G>をお使いいただきました。
2週間後に来られたときは、この10日間ほどは調子良かったとのことで、今度は食生活を改善し、甘いものや辛いものを控え、和食であっさりしたものを中心に摂ってもらうようにしました。そして4週間後は更に改善してきました。

原因不明の掻痒症は、体質から生じているものが多く、漢方薬が効を奏するケースが多々あります。ご相談ください。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

繰り返す膀胱炎

61歳の女性Mさんは、昨年後半から現在まで3回膀胱炎を発症しました。
毎回泌尿器科で抗生物質をもらい治ってはいるのですが、繰り返さないようにと漢方を求めて来られました。

症状は一般的で、血尿や残尿感があり、お腹や足首が冷え、上部はのぼせがあるとの事でした。そこで漢方薬は、膀胱炎の改善に<五淋散>をお使いいただき、症状がなくなったら利水薬の<当帰芍薬散>をお使いいただくことにしました。

2週間後再度お越しいただき、漢方薬を服用するとすぐに良くなったが、やっぱり心配なのでしばらくは<五淋散>を続けたいとのことでした。

女性の膀胱炎のご相談はよくあり、ほとんどが短期間で改善するため漢方薬を続けられることが少ないですが、本来は膀胱炎にならないよう漢方薬で体質改善することが必要なのです。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

赤ら顔と漢方

一口に<赤ら顔>といっても、様々な疾患や原因があります。

40歳の女性Kさんは1年前に化粧品かぶれを起こし、ステロイドを使われたのですがあまり改善せず、皮膚科では『酒さ様皮膚炎』と診断され、抗生物質を処方されました。
しかし完治することなく、漢方を求めて来店されました。

症状は、温度差があるところや、夜間になると赤くなり、日光や飲酒によって発疹がでたり、痒みが増したりしていました。皮膚は乾燥し、落屑を生じていました。
そこで漢方薬は、<荊芥連翹湯>や<麦門冬湯>をお使いいただきました。

2週間後、ほてりは軽減し、赤みや痒み、発疹も低減し、短期間で改善傾向が見られて喜んでいただきました。

赤ら顔は長期にわたる症状である場合が多く、改善にも時間がかかるのですが、今回の場合はお薬がピッタリと合ったようで早かったのかと思います。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

倦怠感と漢方

Nさんは3年前に事故をしてから不調になり、冷え、肩こり、貧血、胃痛、強い倦怠感、に加え、気分も落ち込みがちでした。
特に夏場は身体がだるく、寝転んでいたい気分で、仕事にも行けない状態でした。

そこでまずは気血両虚と考え、<婦宝当帰膠>と、疎肝剤の<加味逍遥散>などを使っていただきましたがあまり改善しませんでした。

再度お話をお聞きしたところ、毎日お酒を飲む、胃がムカムカし、食欲も低下気味とのことで、肝臓の働きも影響を受けていると考え、補肝を目的に<ウコギ含有健康食品D>と<半夏瀉心湯>に変えてお使いいただきました。

そして1か月後、寝転ぶことなく仕事が続けられたと報告をいただきました。

Nさんは、事故の影響もあったのでしょうが、それよりアルコールにより肝臓の負担が慢性的で、その結果倦怠感が強かったのではないかと思われました。
倦怠感は精神的な原因や、仕事、睡眠不足などたくさんの原因がありますので、生活状態を詳しくお聞きしての対応が必要です。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

しゃっくりの漢方

「しゃっくり」は漢方で吃逆ともいい、急性の場合や慢性的な場合も対応する漢方薬があります。

80歳の男性Hさんは60歳過ぎた頃からしゃっくりが時々出始め、最近は食後に頻繁に出るようになりました。特に重いものを食べると必ず発症するとのことでした。

そこで、胃腸機能が低下して負担がかかっているためと捉え<半夏瀉心湯>などをお使いいただきました。そして2ヵ月経過し、しゃっくりの頻度は低下してきました。
もうしばらくするとしっかり改善するのではと思います。

しゃっくりの漢方薬としては、急性の場合には昔から民間薬として『柿の蔕』が使われたますが、慢性的な場合は、呉茱萸湯や半夏瀉心湯などが使われます。いずれも、経過や体質で選定します。
しゃっくりは西洋医学では対応ず、漢方薬が効を奏する症状です。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

亀ゼリーのスイーツを試食

ローソンが期間限定で発売している「フルーツと薬草ゼリーのスイーツ」を食べてみました。
今回の薬草ゼリーは<亀ゼリー>で、中国や香港の薬膳で使われる<亀苓膏>を使ったものです。

この亀苓膏(きれいこう)とは、カメの腹甲(亀板)、土茯苓、甘草、仙草、忍冬などの生薬を煎じた液を器に入れて蒸し、ゼリー状にしたもので日本でもamazonなどで販売されています。

元々中国南部で食べられる<中医学>に基づいた伝統的な食品で、美肌、デトックス、便秘、解熱、夏ばて、喉の痛み、痔などさまざまな効能があるとされています。
中医学的には、亀板は補陰(潤いをつくる)、土茯苓は除湿・解毒、、仙草は生津(口渇改善)、忍冬は抗菌・解熱作用などがあります。

中でも亀板は優れた補陰剤で、且つ補腎作用もあり、当店の商品<宝源珠>の主成分でもあります。
宝源珠は、不妊症の方や更年期の方など、女性のトラブルにたくさんお使いいただいています。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

熱中症の予防に漢方薬

梅雨が明けたかと思えば、連日のこの暑さ・・
日中は少し歩いただけで汗が噴き出てきますね。

私はこんな時は、当店でも扱っている補気と補陰作用の<麦味参>とスポーツドリンク(アクエ○アス)を混ぜた水分×元気補給剤「バクエリアス」が欲しくなります・・

熱中症予防にはおススメです!

今週に入ってから四条店の周辺では、祇園祭で町がにぎやかになっています。
今年は日曜日と山鉾巡行が重なっていることもあり、たくさんの人出が予想されているみたいです。

今日は山や鉾もほぼ完成に近い姿になって、炎天下の中でも通りがかりのたくさんの人たちが足を止めて写真を撮っていました。

明日からの宵山が楽しみです!

投稿:古賀 梨紗子

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

指のふるえ

高齢者やパーキンソンなどの疾患で、手や指が震えるというケースはよくあります。

70歳のOさんは、普段は震えることはなく、字を書こうとすると震えるために書きづらくなります。
また、アルコールを飲まないでいると震えがなくなるとのことでした。
最初は肝機能による影響かと思ったのですが、まずは平肝熄風の薬<抑肝散>をお使いいただきました。

その後2週間すると震えは少しましになり、更に漢方薬を継続されて改善の兆しが出始めました。

抑肝散は平肝熄風剤で、緊張などによる肝気の高ぶりを軽減するもので、子供の疳の虫や大人のイライラにも使いますが、このような震えにも早い効果を発揮する漢方薬です。
しばらく続けられると、完治するのではと期待しています。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info

漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

多忙による疲れ

昨年職場復帰された33歳のYさんは、三人のお子様を育てながらお仕事をされています。
ほとんど毎日がしんどく、朝も弱いようです。
風邪を引きやすく、立ちくらみ、手足のむくみ、イライラ、便秘があり、肩こりも最近ひどくなっているようです。

Yさんは元々からだが強く、今は多忙な日々に耐えられているようですが、このままではいつ倒れられてもおかしくありません。

そこでまずは補気血のための<婦宝当帰膠>、イライラ、ストレス緩和のための疎肝剤<加味逍遥散>を併用して頂きました。
一週間ほどの服用でだいぶ元気になり、立ちくらみ、手足のむくみ、イライラなどが解消されたようです。
しばらく継続して頂くことで肩こりなどその他の症状も次第に解消されていくものだと思います。

からだが強いと思われている方でも無理が続けば大きな病気になりかねません。中医学には「未病先防」という言葉があり、予防を重視します。からだに負担をかけてしまっているのではと思われる方は一度ご相談下さい。

 

投稿者:上田 泰寛

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info

漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆