非結核性抗酸菌症

非結核性抗酸菌による呼吸器感染症は気管支拡張症を起こし、咳・血痰・発熱などが生じることがあります。
病院で抗菌剤や止血剤をもらっている方も多いと思いますが、なかなかスッキリせず漢方相談に来られる方もあります。
70歳の女性Sさんもこの疾患で咳と血痰があり相談に来られました。
咽は乾燥しやすく、血痰や咳が出るので、<麦門冬湯>や、ウコギ含有健康食品Dをお使いいただきました。
最初は効果がないので一旦止められたのですが、しばらく時を経てから再度残りを飲むと血痰が止まり、病院でもらっている止血剤を飲まなくても大丈夫とのことでした。
経過の長い慢性疾患で、完全な治療法が確立されていないようですが、症状の改善には漢方が有効ですので、ご活用ください。
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膀胱炎・尿道炎

またまた膀胱炎の話です。
73歳の女性Mさんは、排尿後1時間ほどするとまたトイレに行きたくなり、排尿後も不快感が残るという症状でした。病院では<尿道炎でしょう>といわれ、抗菌剤が処方されました。
しかし服用後も改善の兆しは無く、漢方薬で治したいとご相談いただきました。
この方は以前から漢方を愛用されていて、体質もわかっていたので、補血利水の<当帰芍薬散>と、昇陽挙陥の<補中益気湯>をお使いいただきました。
そして1ヶ月後、ほとんど治ったのですが、飲んでいると体調が良いとのことで、1日1回だけ続けていただいています。
<当帰芍薬散>は、補血・利水の作用で、利尿効果もあり、菌が見つからない膀胱炎にはよく使います。
また<補中益気湯>は、胃弱な方の膀胱炎に加えることもあります。
いずれにしても、症状と体質により様々な漢方薬を選びます。
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首がつまる

以前よりお越しの50歳の女性Hさんは、3ヶ月前から眼瞼痙攣が時々起こり、特に人と話をするときなどに症状がひどくなるとのご相談でした。
今までにはなく初めての症状でしたが、病院に行くほどでもないので漢方で治したいとのことでした。
その他には、肩から首にかけてつまり、舌が引っ張られるような感じがするようでした。
そこで、首から上が慢性的に緊張状態にあるため生じていると考え、平肝作用の<釣藤散>をお使いいただきました。
1週間後にお越しいただいた時は、すっかり症状が改善して楽になっていました。
釣藤散の効能は、頭痛や高血圧とされていますが、漢方では<平肝潜陽><明目><化痰>の作用があり、肩や背が凝ったり、目が充血したり、痙攣するなど、首から上の様々な症状に使います。
症状にうまく合うと、1週間でも充分改善するものです。
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熱中症が急増

昨日は熱中症で4人の方が亡くなり、916人が病院に運ばれたとのことでした。
昔から暑い日はありましたが、近年は猛暑日が続くのが特徴的のようです。
さらに、発表される気温と、実際の気温が場所によって随分違うようで、車で走りながら路面温度を見ていると、朝から30度を超えています。
いずれにしても、水分をとり、身体を冷ますことですね。
漢方では<補陰>といって、身体の隅々の細胞まで水分が行きわたるようにするものを使います。
代表的なものは<麦門冬>で、乾燥を改善する生薬として一般的です。
また、<五味子>は収斂作用によって、皮膚から過剰に水分が出ていくのを防ぐ作用があります。
これらが含まれる漢方薬<麦味参>を、予防的に使うのがおすすめです。
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冷やし食品

最近<冷やし食品>がブームになっています。
<冷やしだしがゆ> <冷やしカレー> <冷やしカップめん> <氷リゾット>など・・・。
暑い時期は冷たい水やビール、アイスクリームが欲しくなるのは当然ですが、食事まで冷たいものが増えてくると、胃腸がいつも冷えた状態となり、機能低下をおこすだけでなく、夏の冷えが秋以降の体調を崩す原因となるのです。
春夏秋冬、いずれの季節も次の季節の健康に影響を与えるもので、季節それぞれの養生が必要なのです。
NHKテレビ番組「あさいち」でも放映されていましたが、インドの人は暑い時期でもカレーは熱くして食べるとのこと。
暑い時期に汗をかきながら熱いものを食べることで発汗を促し、体温を調整できるのです。
特に女性は『冷えは禁物!』
ブームもほどほどにして気をつけてくださいね。
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祇園祭が過ぎると夏の始まり

祇園祭のメインイベント<山鉾巡行>が今日行われました。
朝9時に<長刀鉾>が先頭をきってスタート、強い日差しの中を次々と山や鉾が進んで行きました。
たくさんの見物客で四条通りはいっぱい。
そして京都ではこの日をもって梅雨明けとなります。

また昨日からセミのにぎやかな声が聞かれ梅雨明けの印か、自然の生態系は暦がなくても季節を感じていることに感心させられます。
そして昨日はたくさんの方が熱中症になったとの報道もありました。
これから暑い夏、元気に過ごすためにも漢方をお役立て下さい。
予防的に使えるのが漢方の特徴です。
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祇園祭・鉾も完成

祇園祭の準備も順調に進み、鉾には懸装品の前掛や胴掛がとりつけられ、昨日は曳き初めが行われました。
そして今日は朝から長刀鉾の稚児「社参の儀」が行われました。四条烏丸の長刀鉾から、お稚児さんが白馬に乗って八坂神社を参拝しました。
この儀は「お位もらい」といい、この日から稚児が神の使いとみなされるというのです。
見物客もいっぱいで、祭りは間もなく始まりです。
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