生薬を上手に使う

日本では昔から、<どくだみ(ジュウヤク)>や<ゲンノショウコ>、<めぐすりの木>、<ガイヨウ>などは民間薬として使われています。
また漢方薬としては生薬を合わせて処方された<煎じ薬>が使われてきました。

中国では、歴史の違いもあり、医療機関が少なかったため、生薬を自分で選んで煎じて飲むというのが日常的に行われているようです。中国へ行くとあちこちに<生薬市場>があり、また食品市場の中にも生薬を売る店があります。

そして、日本に住んでおられる中国出身の方は、当店のような専門店に生薬を指定して買いに来られます。例えば、冷えや頻尿の時に<補骨脂>を、咳や口の渇きに<麦門冬>、また汗が多く出るときは<五味子>などです。最近は衛星放送で中国の番組が見られますので、それで得た漢方情報を参考にされているようです。

生薬が日常生活にしっかり入りこんでいるのは、医療不足の歴史によるものと思われますが、『人に頼らずわが身を守ること』が大切なことを教えてくれます。

1件のコメント

  1. RSD友の会

    はじめまして!

    私は、妻と娘2人を持つ、30代のパパです。もはや、「中年の星(?)」ですね(笑)

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