何億光年輝く星にも

激しく雨が降った後の夜は星がよく見えますよ。

 

虫の声をぼーっと聴きながら空を眺めていると山から1等星が顔を出します。

 

見る間に電線の高さまで到達し、さらに上へと昇っていきます。

 

ずっと同じところに止まっているようで、私たちは常に動いているようです。

月を食らう雲

投稿者 高橋



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救世主 アマビエ

今年に入ってから感染症が広がり、それに伴ってある妖怪にスポットが当てられました。

その名は アマビエ!

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その発祥は江戸時代の熊本。

江戸時代後期、熊本の海の中に毎晩光るものが見えるので役人が調査に向かった。

すると海中よりアマビエと名乗る不思議な生き物が現れこう言った。

「これより6年間は豊作に恵まれる。しかし同時に疫病が流行るから、私の姿を描き写した絵を人々に見せよ。」

この予言を残し、アマビエは海の中に帰っていった。


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その姿は瓦版に描き写され実際に町中に広まり、今でもその写しが  京都大学附属図書館  に所蔵されています。


アマビエ人気にあやかって金太郎あめやアマビエをプリントしたおせんべいを売り出すお店もあるようです。

海から来る妖怪は不吉の前兆であることが多いですが、人にとっていい妖怪のようです。

アマビエのほかにも、件(くだん)、神社姫などの予言を残す妖怪の絵にも疫病除けの力があるようです。 

投稿者 高橋



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菊の節句

9月9日、今日は菊の節句です。

 

重陽(ちょうよう)の節句とも呼ばれ、奇数は陽、偶数は陰という東洋の考え方から陽の1番大きい数字で縁起が良い9月9日が節句の日になっています。

 

重陽という言葉の通り、1年のうちで陽が1番充実した日となりここから陽が陰に転化していきます。山の頂上に到達して下っていくのを想像してもらうとわかりやすいと思います。

 

夏の暑さが苦手な人はこれから涼しさに向かっていく嬉しい日です。

 

 

菊の節句には長寿の妙薬と信じられていた菊の花を浮かべたお酒を飲み、不老長寿を願ったようです。大人の節句ですね。

 

菊は漢方でも使われており、余分な熱を外に出してくれる 辛涼解表薬(しんりょうげひょうやく) に分類されています。

 

寒い時期が苦手な方は今日からでも体を労わる生活をしてくださいね。

何首烏【かしゅう】 生薬の話

 

漢方薬で使われる生薬。

その名前にはきちんとした由来があります。

今回は かしゅう の話。

 

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中国に 何(か) という名前のおじいさんが住んでいました。

おじいさんは御年80を越えても若々しく、カラスのように黒々とした髪の毛がふさふさに生えていました。

不思議に思った人が、普段から特別なことをしているのかと聞きました。

「ワシャ毎日この草を煎じて飲んでいるんじゃ。」

この草こそ かしゅう だったのです。(脚色あり)

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 さんの から上(髪の毛)が (からす)のように黒々 としていることから

何首烏 かしゅう という名前がつきました。

かしゅうは 養血薬という血をつくる生薬に分類されています。

髪の毛は 血余(けつよ) と言われており、血が不足すると髪の毛が細くコシが弱くなってしまいます。

血が充実していると髪は若い時と変わらず太く黒々とした状態を保ちやすくなります。

実際に かしゅう の配合された育毛剤が市販されています。

 

また かしゅう には、腎(東洋医学では生命の源)を補う作用があるため 何さん は若々しく長生きされたのでしょう。

 

投稿者 高橋



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鞍馬寺

鞍馬寺へ。



鞍馬まで連れて行ってくれる叡山電車が7月の豪雨で被害を受けたためか、



はたまた自粛の影響か、あまり人のいないゆったりした鞍馬寺を堪能できました。



山門からケーブルカーを使うとあっという間に鞍馬寺へ行けるのですが、今回は歩いて登りました。



火祭りで有名な 由岐神社 を越え、暑い中ひたすらに寺を目指します。



馬鹿正直にマスクを着けていたため途中から気分が悪くなりかけました。



まだ暑い時期が続くのでみなさんもお気を付けください。


ながーい坂道と階段を登るとやっと目的の鞍馬寺です。

上からの眺め






愛嬌のある狛虎?




本殿と六芒星


この六芒星には宇宙のパワーが降り注いでいるパワースポットらしいのですが、中心の三角に立つのはNG。


私はしっかり中心の三角の上でYの字に立って宇宙を感じてきました。


その後、写経を納めて休憩所で風にあたりました。


鞍馬寺でも暑さは相変わらずでしたが、日陰で風に吹かれているのは気持ちがよく、夏休みにおばあちゃんの家へ遊びに行った時のことが思い出されました。

山門のすぐ下にあるおすすめの餅屋さん



投稿者 高橋



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