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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

胸痛

冠攣縮性狭心症の疑い

2023年1月28日 by 健伸堂

胸痛の原因は、心臓疾患以外にも神経痛や心因性によるものなどたくさんあります。
これらを見極めるために確認することが、日本呼吸器学会のページにわかりやすく記載されています。

1,どのような痛みか
2,どこが痛いか
3,どのくらい持続するか
4,どのような時に痛むか
5,ほかに症状があるか

などで、原因を推測するとのことです。

46歳のKさん、昨年秋の早朝に突然胸痛が出て救急搬送、検査の結果は冠攣縮性狭心症の疑いとの診断でした。
その後も時々胸痛が起き、ニトロペンを時々服用されていましたが、漢方で改善できないかと相談をお受けしました。

その他の症状は、息苦しい、咽がつまる、胸が熱くなる、夜に動悸がしやすい、不安感や緊張感がある、
そして発作のニトロペンが効きにくいとのことでしたので、血管の問題だけではなく、心因性も関連していると思われました。

そこで漢方薬は、更年期に用いる疎肝剤や丹参製剤などをお使いいただきました。
また、胸の熱くなる感じは漢方で<陰虚火旺>と捉え、滋陰降火剤を使いました。

1か月ほど経過し、胸の圧迫感や熱くなる感じは軽減、睡眠や動悸も減ってきました。

そこで、胸痛が不安、イライラの時に出やすいとのことでしたので、今回は安神薬を併用していただきました。

この事例では、不安感などの心因性で冠攣縮を起こしたと思われ、安神薬で完治するのではと考えています。

ご相談はこちらからどうぞ

投稿者:古村学

満開の蝋梅

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カテゴリー: 動悸, 狭心症・心臓のトラブル タグ: 冠元顆粒, 冠攣縮性狭心症, 心因性, 桂枝加龍骨牡蛎湯, 胸痛, 逍遥顆粒

みぞおちの痛み

2019年2月25日 by 健伸堂

54歳の女性Tさん、みぞおちの部分の痛みが時々出るようになりました。

心臓が心配になり、血液検査や、心電図などを受けられましたが、特に異常なく、念のためニトロペンを処方されましたが心配なので相談にお越しになりました。

詳しくお聞きすると、発症は同じ姿勢が続いたときや、飛行機に乗った時などで、症状が出てから5分程度で自然に治まるようでした。

身体は冷え症で、肩こりや首のつまりがあり、拍動性頭痛もありました。

総合的に見て、Tさんは血液不足傾向の<血虚>と、血流が良くない<血お>体質と考えました。

漢方薬は<婦宝当帰膠>や血流を改善する<冠元顆粒>をお使いいただきました。

1か月後には、強い痛みが無くなり、時々わずかの痛みが出る程度にあんりました。

結果からみて、胸部の血流不良が原因と思われ、心臓の疾患ではないと安心していただきました。

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心因性の胸痛

2015年8月20日 by 健伸堂

40歳の女性Mさん、3月頃から胸の痛みを感じ始めました。睡眠中に胸部の不快感があり、心配すると痛みになり、朝起きた時にドキドキする時もありました。

病院で心電図をとっても異状ないので、漢方が良いかとお越しになりました。
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他の症状としては、視点がついて行かない、おなかで動悸がするなどでした。
経過をお聞きすると、これらは産後の血虚による、自律神経の乱れと思われました。

そこで漢方薬は、気血を補い、気分をリラックスさせ、ストレスを緩和する、心血を補う<心脾顆粒>や<桂枝加龍骨牡蛎湯>をお使いいただきました。

2週間後には痛みが軽減し、ドキドキもなくなりました。そして1か月ですっかり元の状態に戻りました。
産後は出産の疲れや、赤ちゃんの世話などで心身が疲れて自律神経に及ぶことがよくあります。

西洋医学では見つからない症状で、漢方ではごく一般的な事例です。

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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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