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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

田七人参

高齢者の腎臓病に対する漢方薬 2

2025年5月26日 by 健伸堂

前回に引き続き、腎機能低下の方の症例です。

93歳のKさん、20年前から腎機能が低下し始め、昨年にはeGFR値12、クレアチニンが3.8になり、透析を勧められました。

Kさんは昔から農業をされていたこともあり、年齢は高いが身体は元気ですので、透析は避けたいと相談にお越しになりました。

自覚的な症状は特になく、他の疾患としては高血圧、冠動脈のステント留置だけで、特に腎機能に影響する疾患はなく、元々の<瘀血体質>や高齢化に伴うものと考えられました。

そこで漢方薬は、オウギ製剤や活血薬、免疫調整作用ある製品などをお使いいただきました。
その後2か月後に検査を受けられ、クレアチニンは2.44まで低下しました。

かなり改善されたので、その後も継続されています。もちろん透析は見送りになり、喜んでいただきました。

腎機能低下は完治することはないので、漢方薬や食生活の改善などで良い状態を上手に維持することが大切です。
腎機能低下はご相談ください。

芍薬の根は漢方生薬です

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カテゴリー: 腎臓病 タグ: オウギ製剤, 冠元顆粒, 活血薬, 田七人参, 瘀血体質, 腎機能低下

気管支拡張症の改善にも漢方薬

2024年8月3日 by 健伸堂

気管支拡張症は自覚症状がない場合もありますが、咳や呼吸困難、喀痰、血痰、などの症状を伴うケースもあります。

特に高齢者の場合は肺の機能低下も伴い、症状が強く出ることがあります。

80歳のAさん、非結核性抗酸菌症に伴う気管支拡張症で10年間病院で治療を受けてこられましたが、咳や血痰、息苦しさ、動悸、などが続くため漢方相談をお受けしました。

咳はエアコンや冷気によって発生し、出始めると止まりにくく、そのため出血をして血痰が増えていました。

そこで咳に対しては気管支などの乾燥を改善する麦門冬湯や竹葉石膏湯などを使い、出血に対しては田七人参配合食品をお使いいただきました。

また、高齢のために全身の機能を高めることも考え、亀板配合食品を併用いただきました。

その後、咳や血痰の頻度は少し軽減したものの、なかなか治まらない状態でした。

そこで再考し、今までの肺系を潤すだけでなく、肺腎陰虚を改善する漢方薬に変更しました。

この漢方薬は、昔から肺の疾患に使われてきた冬虫夏草を含み、肺腎機能を助けるもので、その後咳が少しづつ治まり、それに伴って出血も軽減してきました。

結果から考え、高齢者の場合は自己回復力を増すためには腎気を増す(補腎)ことをが必要で、再認識する機会となりました。

夏の陽射しに立ち向かう向日葵

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息, 非結核性抗酸菌症 タグ: 冬虫夏草, 双料参茸丸, 息苦しさ, 気管支拡張症, 潤肺機能, 田七人参, 竹葉石膏湯, 肺腎機能, 血痰, 非結核性抗酸菌症

脳動脈瘤と漢方

2024年2月6日 by 健伸堂

脳動脈瘤は脳の中小動脈に生じるコブ状のもので、脳血流低下や神経症状を発症することもあり、破裂するとくも膜下出血が起きます。

大きくなると手術対象ですが、小さいままで維持できることが望まれます。

75歳のHさん、8年前にMR検査で1.8㎜の脳動脈瘤が見つかりました。
その7年後にはその大きさが3㎜になりましたが、カテーテル治療にはコブが小さすぎてできないため経過観察になりました。

しかし、いつ大きくなるかわからず心配でご相談をお受けしました。
身体は寒がり、血圧はわずかに高く降圧剤を服用中、この疾患以外には特別なストレスはなし、特に自覚症状もないとのことで、脳血流を良くしながらも出血を防ぐ目的で、中国では昔から使われる漢方食品をお使いいただきました。

血流を良くする漢方薬はたくさんありますが、もし出血傾向があるとかえって出血を招きかねないため、漢方薬は使用しないことにしました。

Hさんは、いつ破裂するかわからないという不安で食欲が低下し、体重が5㎏減少しました。
そこで少しでも安心できるよう、気分を楽にする、疎肝理気和胃の漢方薬をお使いいただき、気分は楽になってくるとともに、食欲も回復してきました。

そして2年後の検査で、動脈瘤の大きさは変化ありませんでした。

さらに、以前は隠れ脳梗塞と言われる微細梗塞がMR検査で多数見られていたのが、今回は全くなくきれいな状態との診断でした。

健康食品の継続によって、これらの微細梗塞が消えたと思われます。

まだまだ経過観察が必要ですが、良い結果が見られて安心していただきました。

お気軽にお問合せください。

つぼみがチラホラ

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カテゴリー: 脳梗塞・脳溢血・脳卒中 タグ: 微小梗塞, 柴朴湯, 田七人参, 脳動脈, 隠れ脳梗塞

肝機能の改善

2022年12月27日 by 健伸堂

68歳のHさん、以前から肝機能異常があり、病院で様々な検査を受けてこられたのですが、原因不明のまま経過観察となっていました。

おおよそ2年前のデータでは、ASTとALTともに50以上、γーGTPは480以上と、かなり高値でした。

自覚症状としては疲れやすい以外の症状はなく、病院からは利胆剤などが出されていました。

そこで、原因不明のままで、肝臓トラブルにはよく使う健康食品を使ってみることにしました。

半年後、ASTやALTは40近くになり、γ-GTPは160まで下がりました。
1年後の今年9月には、AST24、ALT17と、正常範囲になり、γ=GTPは126まで下がりました。

どのような病態だったのかは不明で、元々の体質なのかわかりませんが、予想以上に効果が出て喜んでいただきました。

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大きな皇帝ダリア

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カテゴリー: 肝臓病 タグ: 田七人参, 肝機能

眼瞼ヘルペスの痛み

2022年5月14日 by 健伸堂

48歳の女性Kさん、こめかみ痛が出始め、こめかみを押すと痛みが増しました。
また眼瞼や頭皮も痛み始めたので相談にお越しになりました。

症状からみて、頭痛や三叉神経痛のような状態でしたので、まずは<清上蠲痛湯>をお使いいただきました。

4日後痛みが治まらないので病院に行かれたところ、この時には痛みの部位に赤みをもった丘疹が出ていて、医師は即座に眼瞼ヘルペスとの診断がおりました。
帯状ヘルペスウイルスによるもので、抗ウイルス薬を使われました。

症状は、動くと痛みがあり、まぶたが浮腫み、頭が重いなどがあり、漢方薬も併用することとしました。

漢方薬は、むくみや水泡に対して、越婢加朮湯を使い、さらに板藍根含有健康食品を併用したいただきました。

1週間後、むくみは軽減しましたが痛みは治まらないので、葛根を含む止痛薬や、田七人参含有健康食品などをお使いいただきました。

2週間後には痛みはかなり軽減し、約1か月後には治まりました。

このような症状は、一般的に1か月程度の期間がかかるようです。
また、ヘルペスは後遺症としての痛みが残ることが多いのですが、漢方薬併用によって良い結果が出たようです。

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山椒に花が咲きました(花山椒)

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カテゴリー: 湿疹, 神経痛 タグ: 板藍根, 田七人参, 眼瞼ヘルペス, 越婢加頭朮湯

ペットの腎臓病

2017年12月4日 by 健伸堂

Yさんの猫ちゃんは、腎機能低下を起こし、クレアチニンや尿素窒素の値が高くなっていました。

病院ではステロイドが使われていましたが、漢方薬が良いと聞かれて相談に来られました。

最初は肺水腫があるとのことで、利水作用のものをお使いいただき、その後元気がないので<牛黄>を使っていただきました。

しかし、腎機能は回復せず、肝機能も少し高くなったので、<健康食品S>と<健康食品D>などをお使いいただきました。

その後、病院の検査データが少しずつ改善傾向が見られはじめました。

慢性疾患ですので完治することはありませんが、時間をかけることで安定するものと思います。

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漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

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カテゴリー: ペットの病気 タグ: クレアチニン, 尿素窒素, 猫, 田七人参, 腎機能低下

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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