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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

瀉火補腎丸

今から夏バテが始まる

2024年9月11日 by 健伸堂

地球温暖化で年々猛暑日が増えてきています。

京都市では今年7月と8月の2か月の間に、猛暑日(35℃以上)を39回記録し、観測史上最多となりました。

この暑さが一番影響するのは高齢者。
夏の間の熱中症だけでなく、これから秋にかけても昼夜の気温差や体力低下が影響します。

75歳のYさん、身体に熱がこもって微熱気味、夜も体が熱くて眠れないとのこと、陰虚内熱と捉え、知柏地黄丸などをお使いいただきました。

82歳のKさん、8月後半から身体が重くて動きずらい、口が渇き、水分を摂っても追いつかない、食欲も低下してあまり食べられないとのこと、そこで内熱を冷まし、気を益して身体を元気にする<清暑益気湯>などをお使いいただきました。

89歳のWさん、9月に入って身体の動きに衰えを感じるようになりました。
口は渇き、身体も乾燥している感じが強くなりました。
Wさんは病院の薬も多く飲まれていて、これ以上薬を増やしたくないとのこと、そこで<西洋人参>をお使いいただきました。

西洋人参は健康食品ですが、漢方では清熱生津補気作用があり、身体にこもる熱を冷まし、乾燥を改善し、元気を益すものとして使いやすいものです。

いずれの方も体調は改善しましたが、しばらくは継続が必要です。

高齢者の夏バテはこれから!
ご相談ください。

  道端でみつけた草木瓜

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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 夏バテ タグ: 夏バテ, 清暑益気湯, 瀉火補腎丸, 西洋人参, 高齢者

酒さ様皮膚炎の改善

2023年7月6日 by 健伸堂

65歳のKさん、昨年後半から顔の赤みが酷くなりました。皮膚科では酒さと診断され、フォト治療を受けられましたが改善せず、漢方相談にお越しいただきました。

詳しくお聞きすると、発症のきっかけはマスクをし始めた頃からで、その時期に家庭での出来事もあり精神的な要因もあるかと思われました。

顔はほてり、熱感がありる、下半身は冷えてのぼせ傾向もある、逆流性食道炎の傾向、胃弱で便秘気味、舌診では淡紅舌で熱の証は見られませんでした。

そこで冷えのぼせとほてりを考え、桂枝茯苓丸や加味逍遥散をお使いいただきました。

2週間後、以前は1日中赤かったのが、服用後は朝方の赤みが軽減しました。

1ヵ月後、気温が高くなって、熱がこもりやすくなり、赤みはそれ以上改善しませんでした。

そこで再考し、フォト治療をされていたため皮膚が刺激を受けていてかえって良くなかったのかと考え、漢方薬は<清熱・補血薬>と<清熱・補陰薬>に変更しました。

その後2週間お使いいただいたところ、赤みはずいぶん軽減し、久しぶりに普通の肌に戻りました。

最初は酒さの原因を、冷えのぼせや気逆による熱の上昇と考えましたが、結果からみて皮膚の弱さ、過敏さが原因とわかりました。

いずれにしても早く改善して良かったです。

酒さや赤ら顔もご相談ください

投稿者:古村学 

   当帰の花が満開

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カテゴリー: 湿疹 タグ: マスク, 冷えのぼせ, 加味逍遥散, 桂枝茯苓丸, 温清飲, 瀉火補腎丸, 赤ら顔, 酒さ

アトピー性皮膚炎と食養生

2023年6月2日 by 健伸堂

40歳のNさん、子供のころからアトピー性皮膚炎で、冬は乾燥し、夏は湿潤状態を繰り返していました。

また仕事も忙しく、ストレスも多く、それも悪化要因になっていました。

当店には10年以上前からお越しいただき、症状に合わせて様々な漢方薬をお使いいただいていましたが、あるとき食生活の話をお伺いしたところ、1日2食の簡易な食事が続いていて、皮膚の栄養不足が大きな要因になっていると思われました。

そこでまずは食生活をしっかり立て直すことをお話しし、特にたんぱく質やビタミン、ミネラル成分を摂取するようにしていただきました。

食生活はなかなか変えることが難しいものですが、皮膚のトラブルを軽減するにはそれが最優先になることをお話ししました。

その後1日3食を目指し、朝は野菜ジュースなどの手軽なものではありましたが、少しづつ改善されるとともに、皮膚トラブルも軽減してきました。

漢方薬は基本薬を決め、肌に潤いを保持するための補陰薬と、血流を良くして皮膚の代謝を高める活血薬の2種類としました。少量で気長にお使いいただき、皮膚の状態は安定してきました。

季節の変わり目には少し悪化するため、短期間だけ他の薬を使うこともありますが、きれいなお肌が維持できています。

食養生の大切さを実感できた事例です。

皮膚トラブルもご相談ください。

投稿:古村 学

梅の季節

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カテゴリー: アトピー タグ: アトピー, 冠元顆粒, 桂枝茯苓丸, 瀉火補腎丸, 食養生

酒さ様皮膚炎

2023年3月7日 by 健伸堂

27歳のSさん、2年前にニキビ治療薬を使われたのがきっかけで赤ら顔になり、暖かい部屋に入ったときや、食事の後などに真っ赤になるようになり、相談をお受けしました。

タイプは少しやせ型、胃腸トラブルはなし、緊張しやすい、口は渇きやすい、乾燥しやすいなどでした。

そこでまずは、緊張などによる気の上昇を抑える安神薬と、口渇があるなどから補陰によって頭部の熱をさます、清熱瀉火補陰薬をお使いいただきました。

その後症状は大きな変化なく経過しましたが、ゲームなどに集中していると赤みが増す、夏でも顔からは汗があまり出ない、などの変化に合わせて漢方薬も調整していました。

半年ほど経過した頃から少しづつ良い感じがしはじめたので、さらに薬を調整して、清熱安神薬と補陰薬に変更して継続いただきました。

そして約1年半でほぼ赤みが治まったので休薬することになりました。

今年2月、仕事の忙しさやストレスが影響したのか、再び赤みが増してきたとのことで、再度同じ薬をお使いいただきました。

一度漢方薬が決まれば、今後も同じもので容易に改善するものと思われます。

ご相談はこちらからどうぞ

投稿者:古村学

大きな蝋梅の花

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カテゴリー: 湿疹 タグ: 柴胡加竜骨牡蠣湯, 桂枝加龍骨牡蛎湯, 瀉火補腎丸, 酒さ様皮膚炎

無意識の緊張による発汗

2021年2月6日 by 健伸堂

寒さ厳しいこの時期も発汗でお困りの方がおられます。
寒い場所と暖かい場所の温度差が大きいことや、汗をかかない冬だからこそ気になるという発汗です。そのほとんどが精神性発汗、緊張性発汗によるものです。

Kさんは3年前に多汗のご相談をお受けし、漢方薬を服用されていて汗はかなり治まっていましたが、昨年に家庭事情や生活変化があり、一旦服薬を中止しておられました。

しかしその間も汗は続き、冬になるとより気になり始め、ご相談をお受けしました。

そこで以前に使った、安神作用の漢方薬や、ほてりを改善する漢方薬を再度お使いいただきました。

そして、漢方薬を再開し始めた次の日の朝、汗はいつもの半分以下に抑えられて楽になりました。

お薬がピッタリ合うと、早い時期に変化が見られます。

ただし、精神性発汗はその方の性格や生活環境、ストレスなどにも影響を受けますので、完治するのが難しいという点がです。漢方薬の服用量の調整や飲むタイミングなどを考えて、上手に付き合っていくことが必要かと思います。

ご相談はこちらからどうぞ

この時期蝋梅が満開

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カテゴリー: 多汗 タグ: 冬の汗, 柴胡加竜骨牡蠣湯, 瀉火補腎丸, 精神性発汗, 緊張

酒さのご相談

2019年10月5日 by 健伸堂

34歳のKさん、子供の頃より赤ら顔でしたが、3か月年ほど前から赤ら顔と肌荒れが酷くなりました。

医院で処方されたプロトピック軟膏を使われたところ、肌荒れの改善はされたのですが、プロトピックの使用をやめると、肌荒れ・赤みがすごく悪化しました。

Kさんは慢性頭痛があり毎日鎮痛剤を使っておられました。
そのためもあって胃腸が弱く下しやすくなっていました。

胃腸の弱いことも、肌荒れの原因になっているとも思われました。

舌診では<紫舌=血流が良くない> と<黄苔=胃の働きが弱く負担が大きい>という状態でした。

そこでまずは、頭痛によるストレスを軽減する疎肝薬やのぼせを軽減する薬をお使いいただき、さらにおなかの負担を軽減するため消化酵素のサンザシ配合食品などをお使いいただきました。

20日後には頭痛が激減して、鎮痛剤も3~4日に1度服用する程度になりました。

それとともに顔の火照りがかなり改善し、丘疹は少し減りました。

そこで今度は顔の赤みを軽減する<瀉火補腎丸>に変更し継続していただきました。

頭痛によるストレスや緊張が赤みを増していたのか、胃腸の状態が悪いのが影響していたのか、様々な要因が考えられますが、身体はひとつで、すべてが調子よくなれば酒さも治まるのではと考えています。

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カテゴリー: にきび・吹出物, のぼせ, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 桂枝茯苓丸, 瀉火補腎丸, 赤ら顔, 逍遥顆粒, 酒さ

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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