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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

不定愁訴

更年期の湿疹

2024年1月20日 by 健伸堂

昨年秋に湿疹で相談に来られたYさん、症状は頬や瞼が赤くなり、痒みと痛みがあり、酷くなったり、治まったりを繰り返していました。

体質は、血液不足傾向と血流が良くない体質で、肌は乾燥し、頭痛や肩こりがある、疲れやすいなどでした。

そこでまずは皮膚病によく使う清熱補血薬を用いたところ、しばらくすると症状は治まりましたが、漢方薬を飲まないと再び発症しました。

このような対処療法では繰り返すばかりと考え、発症の原因を再考してみたところ、この方は年齢48歳で、生理が4か月ほどなく、のぼせ気味で、肩が凝り、イライラ感もあるとのことで、
閉経が近く、ホルモンバランスが関連していると思われました。

症状が出ている部分が頬と瞼ということからも、ホルモンや自律神経が関連している部位と考えられました。

そこで更年期によく使う疎肝・健脾・調経の漢方薬を併用しました。

その後は服用回数を減らしても発症せず治まりました。

更年期に伴って生じる症状は多様ですが、その場合は症状改善の漢方薬に加え、ホルモンバランスや自律神経を整える漢方薬を併用することで、根本治療につながります。

更年期のことならご相談ください。

菜の花が咲き始めました

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カテゴリー: 更年期障害, 湿疹 タグ: 不定愁訴, 加味逍遥散, 更年期, 温清飲, 湿疹

HSPと更年期の不定愁訴

2023年11月4日 by 健伸堂

HSPとはハイリー・センシティブ・パーソンの略称で、感受性が強く敏感な気質もった人を言います。

そのため、少しのことでも気になり、落ちこむ、急な変化に弱く動揺する、些細なことでも深く考えすぎてしまうなどの先天的な性質であり、精神疾患ではありません。

ただし、その性質が日常生活に影響を及ぼす場合は、気分に作用する漢方薬を使うことで改善が可能です。

50歳のKさん、家族の心配事をきっかけに、胃が重くなり、下痢気味、食欲低下、寝汗、不安感、不眠などが出てきました。年齢的にも更年期の時期で、ホルモンの影響もあったかもしれません。

そこでまずは体の元気の源である胃腸を整える、健脾・降気薬や化痰。・理気薬を、不眠には、滋陰・養心安神薬などを併用いただきました。

結果、少しづつ症状が改善されてきましたが、便秘と関節部位の痛みが改善しないのでお薬を潤腸通便薬や疎肝薬に変更しました。

更年期の時期にはいわゆる不定愁訴が多く見られますが、元々HSPの方はその症状が強く現れる傾向があります。

先天的なHSPと更年期の症状は、時間をかけてこまかな対応が必要になります。

秋の伊吹山

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カテゴリー: 便秘・下痢・軟便, 手・脚・膝の痛み, 更年期障害, 睡眠障害, 胃痛・胸やけ・膨満感 タグ: HSP, 不定愁訴, 不眠, 更年期, 胃腸障害

不定愁訴には漢方を

2021年2月15日 by 健伸堂

女性の不定愁訴は更年期に限らずよく見受けられます。

47歳の女性Mさん、症状は急な動悸、胸がピリピリ痛む、逆流性食道炎のような症状、気分ザワザワ感、喉の痛み、腹部痛、などたくさんの訴えがありました。

もちろん病院で検査は受けられて、特に異常はないと言われていたのですが、症状は続いているので不安は消えません。

体質は、肩こり、頭痛、ストレスを受けやすい、不安感、緊張しやすい、などでした。舌診では<紫舌> <黄苔>で、血流がよくない、気が巡らない、胃の負担があるというタイプでした。

そこで漢方薬は、まずは気分を安定し、リラックスさせるものや、血を補い、血流を良くして身体を元気にする目的で、<婦宝当帰膠>、<帰脾湯>、などをお使いいただき、少しずつ改善してきましたが、症状が頻繁に変化し、良い時や悪い時がありますので、標治(症状改善)と本治(根本治療)の併用をする必要がありました。

本治には体質の根底にある<心気虚=心気が不足したことで現れる状態>の改善の漢方薬をお使いいただきました。

標治はその時々の症状に合わせて対応が必要になります。

短期間では治まらない症状ですので、時間をかけて取り組むことになりそうです。

⇒ご相談はこちらからどうぞ

木津川市・蟹満寺にて

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カテゴリー: 更年期障害 タグ: 不定愁訴, 天王補心丹, 婦宝当帰膠, 帰脾湯, 本治, 標治

不定愁訴も漢方で

2015年11月16日 by 健伸堂

更年期前後にみられる不定愁訴には漢方薬がよく効果を発揮します。

53歳のHさん、数年前に月経が終わり、その後様々な更年期症状が起きていました。

最初は膀胱炎で、続けて眼瞼痙攣やめまい、難聴など様々な症状に悩まされておられました。
いずれも漢方薬を服用することで改善していました。

そして今回は舌の違和感が発症し、舌がビリビリするとのことで、病院で診てもらったが特に異状はないので、やはり漢方を使ってみようと思われました。

漢方では、舌の症状の多くが<肝鬱>つまりストレスなどで自律神経に影響を受けた時に出るものと考えます。
Hさんには疎肝剤の<加味逍遥散>をお使いいただき、その後2週間ほどですっかり改善しました。

そして今回は気分が不安定で、突然に動悸がするとのこと、そこで<柴胡加竜骨牡蠣湯>をお使いいただきました。

このような不定愁訴は、症状が異なっても同様の疎肝剤を使うケースが多々あり、それでも改善します。
気になる症状があればご相談ください。

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カテゴリー: 未分類 タグ: めまい, 不定愁訴, 更年期, 膀胱炎, 舌痛, 難聴

男性の不定愁訴

2015年7月17日 by 健伸堂

女性の更年期症状では不定愁訴がよく聞かれますが、男性でも同様のケースがあります。

40歳のAさん、頭痛、耳鳴り、不眠、目がぼやける、記憶力が低下、ふらつき、首が痛い、などなど、たくさんの訴えがありました。

何から考えていいのか、主訴がどれか考えた上、<肝鬱>~<肝風内動>と捉え、漢方薬Cをお使いいただきました。

1週間後また症状は変化し、考え事ができない、言葉が出にくいなどで、羚羊角などが含まれる漢方薬をお使いいただきました。

その後も症状は変化していたのですが、あるとき「甘麦大棗湯」と「柴胡加竜骨牡蠣湯」をお使いいただいたところ、全体的に症状が安定し改善してきました。

甘麦大棗湯は、<養心安神>の薬で、思慮過度で心陰が虚したときに使われます。
いわばストレスが身体を消耗させるような状態です。

中国の古典「黄帝内経」には、『心病めば麦を食うべし』とあり、成分の小麦が安神に働くとされています。

女性の不定愁訴、いろいろと症状が変化し、訴えが多いお客様には、まずは<逍遥顆粒>がファーストチョイスとなりますが、男性でも同様に「逍遥顆粒」や「竜骨牡蠣」などが有効なことを経験させていただきました。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 不定愁訴, 更年期症状, 養心安神

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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