不眠の漢方
以前から咳の漢方薬をお使いになっていた55歳のSさんから不眠の相談をお受けしました。
タイプは、イライラ感が強く、夜間は熟睡できず中途覚醒が多いとのことでした。
心因性の咳に対しては抑肝散を使っていただき、かなり治まっていたので、今度は不安感を軽減し、緊張を緩和するような、養心安神薬を睡眠時にお使いいただきました。
その後中途覚醒の頻度は減り、睡眠は良くなりました。
不眠に対する漢方薬は20種類以上あり、不眠の状況やその方の体質によって使い分けます。
例えば、不安感が強い場合は竜骨牡蛎が含まれる漢方薬、手足が火照って身体が熱くなる方には黄連阿膠湯などを使います。
Sさんに使った酸棗仁湯は、心肝火旺でイライラや心配事が多く気分が興奮気味の方や、心胆気虚といい怖がりで驚きやすい方に用いる、養心安神薬です。
不眠の漢方薬は、タイプが合えば即効性です。

梅が満開
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