健伸堂

MENU
  • メール相談
  • ご来店予約
お問い合わせは…075-353-7600
不妊・女性のご相談の方 宇治本店をお探しの方
  • HOME
  • 健伸堂とは
  • 漢方を知る
  • こんなお悩みの方に
  • 不妊でお悩みの方に
  • ご相談
  • 店舗のご案内
  • 漢方薬のご紹介
  • FAQ
漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

パニック障害

パニック症状と更年期症状

2023年10月27日 by 健伸堂

54歳のTさん、この夏にめまい、腕の痺れ、身体のこわばりなどに合わせてパニック症状が起きました。

詳しくお聞きすると、不安感や緊張感が強い、リラックスできない、睡眠が良くない、のぼせ、イライラがある、耳閉感があるなど、様々な症状がありました。

以前にも抗うつ薬をお使いになったことがあり、現在は更年期の影響もあって様々な症状が出ていると思われました。

舌診では、微紅舌で舌尖は紅く無苔、心火によって気が上に上がっているとみられました。

そこで気分を落ち着かせる養心安神薬と肝気を抑える平肝熄風薬をお使いいただきました。

1ヵ月後、気分は落ち着き、倦怠感も改善してきました。
睡眠は平肝剤では改善されなかったので、重鎮安神薬を眠前に使っていただいたところ良くなりました。

10月になり、朝夕が寒くなると身体が冷えて再び不調が出てきたので、今度は身体を温める補血薬を併用しました。

更年期の方の不定愁訴は、気温や睡眠、季節変化などに大きく影響を受けますので、細かな対応が欠かせません。

少しでも良くなれば、それが安心感に繋がりますので、ちょっとずつの積み重ねが大事になります。

ご相談はこちらからどうぞ

白いフジバカマ

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ
陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: 更年期障害, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: パニック障害, 婦宝当帰膠, 抑肝散, 更年期症状, 柴胡加竜骨牡蛎湯, 甘麦大棗湯

パニック障害

2023年2月14日 by 健伸堂

パニック障害は、ある条件において、突然に動悸やめまい、発汗、息苦しさ、過呼吸などの発作を起こす疾患で、比較的若い女性に多く見られます。
女性の方に多いのは、ホルモンの影響や、ストレスの受けやすさなどが関連していると言われます。

女性のSさんは、8年前に突発性難聴の相談でお越しになりました。

元々ストレスを受けやすい、緊張しやすいタイプで、パニックの症状もあるようでした。

症状は、頭痛、めまい、吐き気、動悸、耳閉感など様々でしたが、その時の症状に応じて漢方薬をお使いいただき、西洋薬も併用しながら大きなパニック発作もなく過ごされています。

車を運転されていて、時には高速道路の長いトンネルも通れるようになり、少しづつ自信が付いていると思われます。

また、いつも頓服として使える漢方薬を携帯されていて、いざという時の<安心感>もあり、心の支えになっているのではと思われます。

同じく女性のKさん、13年前に不安障害でお越しになりました。

以前から心療内科にかかっておられ、西洋薬もお使いになっていました。
症状は、複数人数での行動や、遠方に行くのが不安で、緊張状態が続くと息苦しくなる、頭痛や腹痛がするなどでした。

そこで補血剤や養心安神剤、重鎮安神剤などを日常的に使い、遠くに出かけるときは頓服として抗ストレス作用の健康食品を併用していただきました。

その後状況に応じて漢方薬は変わりましたが、時間とともに安定して、出かけることも多くなりました。
もちろん、頓服として使える漢方薬を携帯されています。

いずれの方も、大きな発作は全くなくなり、日常生活のQOLは向上して元気に過ごされています。

お気軽にご相談ください。

投稿者:古村学

メジロが飛来してます

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ
陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: シベリア人参, パニック障害, 心脾顆粒, 救心感応丸気, 柴胡加竜骨牡蛎湯, 甘麦大棗湯

気候変化と自律神経4

2019年6月22日 by 健伸堂

48歳のAさん、3月にイライラ、食後の動悸、不安感、緊張感、不眠、ザワザワ感などが強くなり、ご相談をお受けしました。

以前に<パニック障害>があり、さらに2年前に事故にあって頸椎ヘルニアになり、生理も止まったこともあり、不安定な状況が続いていました。

そこでまずは気分を安定させることを考え、逍遥顆粒や 甘麦大棗湯をお使いいただきました。
また、女性ホルモンが減少する年代ですので、少し補血を考え<婦宝当帰膠>も併用いただきました。

2週間後には睡眠や動悸が少し改善し、イライラも治まってきました。

1か月後にはさらに身体が楽になり、それによって気分も楽になってきたようでした。

2か月後には遠方に出かけることがあり、パニックを心配されていたのですが、安定剤を飲まなくても漢方薬だけで症状は起きなかったとのことでした。

現在3か月経過し、心身ともにとても楽になったと喜んでいただきました。

若狭湾に浮かぶ釣り筏 のんびりとゆったりと

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・ 宇治本店/京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: 自律神経失調症 タグ: イライラ, パニック障害, 動悸

過緊張にも漢方

2018年2月15日 by 健伸堂

電車中など閉鎖された空間に入ると不安になり、動悸や息苦しさが突然現れる方があります。

パニック障害の場合は、発作を繰り返すうちに、発作に対する<予期不安>や、発作を起こす状況に対する<広場恐怖>を感じるようになりますが、そこまでは症状がないが不安と緊張が増すケースです。

32歳のMさんは、電車に乗ると不安感が増し、動悸がすることがありました。
そしてご自身の結婚式を控え、当日不安にならないかと心配になり、相談にお越しになりました。

そこで、気分が安定するように漢方の<安神剤>をお使いいただきました。
また、急に不安になった時に使える<救心感応丸気>もお持ちいただきました。

1か月間お使いいただき、気分もなんとなく落ち着き、電車が途中で停車した時も動悸は起きず、自信がついてきたようでした。
もちろん結婚式も無事に終えて、お互いに安心しました。

安神剤はもちろん気分安定効果がありますが、漢方薬を使っているという気分的な安心感もあって効果がさらに増したかと思われます。

ただいま、四条店改装中です。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で

幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: 動悸, 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: パニック障害, 不安感, 安神剤, 緊張感

パニック障害

2017年8月31日 by 健伸堂

ストレスを受けやすく、気分が不安定になりやすい方は元々の性格もあって、繰り返し症状が出やすくなります。

50歳のTさんは8年前に初めてお越しになりました。
以前にパニック障害を起こし、ストレスを受けると不安定になるとのことでした。
そこで漢方薬Y>をお使いいただき、症状は安定していました。

さらに本治を考えて、身体の気血を補って、気分変動が起きにくいような身体つくりに<婦宝当帰膠>をお使いいただきました。

そして4年間、時々お越しになって継続されて安定していました。

その後はしばらく途絶えていたのですが、今年になって再びお越しいただき、以前の薬が調子よかったとのこと。少しストレスがかかるようなことがあると、使われているようです。

ご自身の常備薬として、必要に応じて上手にお使いいただけるのも漢方の特徴です。

美しい丹後半島

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で

幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: パニック障害, 常備薬

過呼吸の漢方

2017年7月27日 by 健伸堂

産後は貧血や子育てによる体力消耗で<血虚>となり、精神的な障害が発生することがよくあります。

40歳のMさん、産後に不安神経症のような症状が出始め、胸痛や不眠、動悸などが起きていました。
胸痛は考え事や心配をすると発生し、朝起きに動悸がしたり、目の視点がついていかないなどの症状でした。

そこで自律神経を安定させる<柴胡桂枝乾姜湯>や血液を補い、気分をリラックスさせる安神作用の<心脾顆粒>などをお使いいただいて、すっかり落ち着きを取り戻していました。

その後調子が良かったのですが、知人のお通夜がきっかけで過呼吸が起きて、手足が硬直するような状態になりました。少し息苦しく、気分はザワザワとして落ち着かず、また過呼吸が起きそうな感じがするとのことで、今回は漢方薬を<甘麦大棗湯>に変更して継続してもらいました。

その後徐々に落ち着いて、1日1回の服薬でも安心な状態になりました。
ちょっとしたことでまた不安に感じることが出るかもしれないと、そのまま継続されています。

この漢方薬Kは、甘草、小麦、大棗の3種類の生薬成分で、穏やかな作用のものばかりなのですが、その効果はシャープで、パニック障害やザワザワ感などで落ち着かないときには即効性があります。

なお大棗は<なつめ>のことで、作用は<養営安神>すなわち甘みをもってリラックス効果を生みだすものです。

店頭でも<なつめ>を常時置いています。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で

幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: 自律神経失調症 タグ: パニック障害, 不安神経症, 過呼吸

悲しくなる?

2009年8月15日 by 健伸堂

特に辛いことがあって悲しいのでなく、パニック障害などに伴って生じる悲しさがあります。

34歳の女性Yさんは、以前から仕事のストレスが原因でパニック障害となり、心療内科で薬をもらっておられました。しかし、わけもなく悲しくなることが改善されず相談に来られました。

冷え症で、疲れやすく、寝つきが悪く、クマが出来やすいなどがあり、漢方薬は養心安神の<甘麦大棗湯>や心血を補う<帰脾湯>をお使いいただきました。

しばらく続けられた後気分も良くなり、西洋薬も減量できたとのこと。その後も様々な症状がありましたが、お薬を変えながらも順調に過ごされています。

カテゴリー: 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: パニック障害, 悲しくなる

パニック障害が改善

2009年6月24日 by 健伸堂

10年前に家庭のトラブルでパニック障害になられた女性Yさん、その後海外でお過ごしでしたが、日本に帰ってこられたついでに当店にお越しになりました。

そのときの症状は、外出すると気分が悪くなり、息苦しくなり、ゲップがたまり苦しくなるとともに、動悸が始まります。電車やバスには一人では乗れないとのこと。また咽の違和感があり、食道が引きつるような感じもあります。当然、安定剤をお使いになっているのですが、それでも改善せず、困っておられました。

そこで漢方薬は、<甘麦大棗湯>や<抑肝散>などをお使いいただきました。

そして海外に帰られて1ヵ月、胃や咽の違和感が楽になり、緊張感も軽減してきました。

2ヵ月後には不安感が軽減し、一人で20分間地下鉄に乗れたとのこと。

『10 年間も辛い生活をしていたので普通にお買い物に行ける事や電車に乗れて人に会いに行けたりできた事がとても幸せに感じます』と喜びのメールをいただきました。

まだ服薬2ヶ月ですが、これだけ効果を実感していただき、本当に良かったです。

カテゴリー: 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: パニック障害

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

不妊でお悩みの方に
不妊情報サイト
「漢方でママになる!」

最近の投稿

  • 5月病と中医学
    5月病と中医学
  • チック症状が増える季節
    チック症状が増える季節
  • いちばん大切な水と空気
    いちばん大切な水と空気
  • 高齢者の坐骨神経痛
    高齢者の坐骨神経痛
  • 鼻の赤みと腫れ
    鼻の赤みと腫れ

タグ

のぼせ めまい アトピー アレルギー イライラ ストレス ニキビ 下痢 不安感 不眠 乾燥 便秘 倦怠感 冠元顆粒 冷え症 加味逍遥散 動悸 半夏厚朴湯 吐き気 咳 夏バテ 多汗 婦宝当帰膠 子供 心脾顆粒 更年期 柴胡加竜骨牡蠣湯 桂枝加龍骨牡蛎湯 水毒 湿疹 漢方 漢方薬 牛黄 痰 緊張 耳鳴り 自律神経 花粉症 蕁麻疹 血流 衛益顆粒 頭痛 頻尿 高齢者 麦味参

カテゴリー

2025年5月
月 火 水 木 金 土 日
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
« 4月    

アーカイブ

Copyright © 2025 漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】.

omega-child WordPress Theme by