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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

クレアチニン

高齢者の腎臓病に対する漢方薬 1

2025年5月22日 by 健伸堂

高齢化社会に伴い様々な疾患が増えていますが、そのうちのひとつに腎機能低下があります。

腎機能を表す指標のeGFRは、血清クレアチニン値、年齢、性別などから計算される数値で、10未満になると透析の対象となります。

しかし高齢者の透析は、合併症併発や認知症の進行など多くの問題があり、できるだけ避けたいものです。

漢方では、それらの問題を避けるため、クレアチニン値やBUN値を改善することが可能です。

80歳のHさん、クレアチニン値が一昨年より上昇し続け、2.93になったので心配になり漢方相談にお越しになりました。

Hさんは昔から高血圧傾向があり、10年前には脳梗塞を起こされ、昨年も再発されたとのこと、また高脂血症や前立腺肥大もありました。
漢方では、<痰濁瘀血>体質と見られましたが、まずは腎機能改善を優先することとしました。

そこで漢方薬は、活血薬や利水薬、オウギ製剤などをお使いいただきました。
そして3か月後の検査ではクレアチニン値が2.34にまで低下しました。
体調も良く、その後も継続服用されています。

また、食生活の見直しもアドバイスをしています。
腎機能低下は、漢方薬だけでなく、食事や運動も関連しますので、様々な面から考える必要があります。
腎機能低下はご相談ください。

連翹(レンギョウ)の花が満開(4月の写真)

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カテゴリー: 腎臓病 タグ: オウギ製剤, クレアチニン, シベリア霊芝, 人工透析, 冠元顆粒, 腎機能低下

腎機能低下には漢方が最適

2024年9月3日 by 健伸堂

高血圧・脂質異常症・糖尿病・肥満などの生活習慣病が原因となって、腎機能低下を起こすケースがあります。

もちろん、原疾患を治療することが優先されますが、それでも腎機能低下は心配になります。

76歳のMさん、高血圧、狭心症、高尿酸などの疾患があり、多くの治療薬を服用されていました。

3年前からは腎機能が徐々に低下し、クレアチニンは2.6mg/dLから3.4mg/dL 程度を変動していました。

これ以上悪化すると人工透析になる心配があり、相談をお受けしました。

自覚的症状は、身体の冷え、息苦しさ、胸痛、下肢のしびれ、こむらがえりなど、血流が良くない体質がみられました。

そこで漢方薬は、活血薬を中心に、補気薬、免疫調整作用のものなどをお使いいただきました。

その後約2か月服用され検査を受けられたところ、クレアチニンは2.2mg/dLまで下がり、体調も良くなりました。

もちろん継続することで、更に良くなることと思われます。

高齢者では原疾患が特になくても腎機能低下することもありますが、同様の漢方薬で良くなるケースは多々あります。
お気軽にご相談ください。

道端の夏水仙

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カテゴリー: 糖尿, 腎臓病, 高脂血症, 高血圧 タグ: オウギ製剤, クレアチニン, シベリア霊芝, 冠元顆粒, 腎機能低下, 高齢者

漢方で人工透析を避けたい

2023年11月16日 by 健伸堂

一般的に、高齢化に伴い腎機能は低下してきます。
糖尿病や高血圧傾向の方は、さらに腎機能に影響します。

79歳のHさん、この数年でクレアチニンが徐々に上昇し、最近は2.9を超え、尿素窒素も高い時は43を超えるようになり、医師からはそろそろ透析を考えましょうと言われていました。

他には、脳梗塞を患い、コレステロールや血糖値も少し高めで、西洋薬を服用されていました。

透析はとにかく避けたいと漢方相談をお受けしました。
データを見ると数年間にわたり悪化傾向で、且つ年齢も高いことから、どこまで回復するか不明ですが、腎機能を助ける漢方薬をお使いいただきました。

腎臓の血流を良くして負担を軽減する活血薬、水分の代謝を良くして負担を軽減する利水薬、腎臓の細胞を活性化するような補気薬などをお使いいただきました。

1ヵ月後の検査で、クレアチニンは2.5まで、尿素窒素は38まで下がりました。今後はどの程度変化するかは不明ですが、データを見ながら漢方薬を継続することになりました。

あわせて、食養生など生活の改善も提案しています。

ご相談はこちらからどうぞ

お正月の花:センリョウ

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腎機能低下の改善

2023年10月10日 by 健伸堂

60歳のTさん、腎機能をあらわすクレアチニンやeGFRの値と、尿酸値が悪化し始めたので相談にお越しになりました。

過去3年間の変化を見ても腎機能低下が進んでいました。

症状は、指の痺れがある、腰痛、脚の違和感などがあり、少し肥満タイプで舌診では血流が良くない状態が見られました。

漢方では、痰濁お血(身体に水分が滞留し血流を阻害している)状態と見られました。

そこで腎機能を助ける、活血剤や化痰剤、利水剤などをお使いいただきました。

その後時々血液検査を受けていただき、関連するデータの経過を見ていたのですが、数値が上がったり、下がったりするので不思議に思っていたところ、検査を受けられた医療機関が異なっていることに気づきました。原因はクレアチニン測定の試薬の違い、分析機器などによって誤差が出ていると思われました。

検査値の経過を見る場合、同じ医療機関で継続してデータの変化を見ていくことが大事です。

Tさんの場合は、同じ医療機関でのデータ変化をみると、クレアチニンなど関連データが下がってきていて安心しました。

栗の季節ですね

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慢性腎臓病と漢方

2021年3月25日 by 健伸堂

年齢とともに腎機能低下を招く方は成人の8人に1人いるともいわれます。

その原因は、糖尿病や高血圧、肥満、メタボリックシンドローム、食べ過ぎや運動不足といった生活習慣などにあるようです。

しかし、特にこれらの疾患が無くても、老化現象としての腎臓病の方もおられます。

84歳のFさんは15年前にC型肝炎が見つかり、その予後も考えて煎じ薬を服用しておられました。その後腎機能の低下も見られたので、4年前に相談を承りました。

当初は、クレアチニン0.93 尿素窒素22程度で少し高めでした。

そこで漢方薬は、オウギ製剤、柴胡剤、自己免疫を調整するもの、血流をよくするものなど、血液検査結果に合わせて種類と量を調整していきました。

その後少しづつ変化が現れ、最近はクレアチニン0.8、尿素窒素19、eGFR 50程度で安定し、肝機能も正常範囲を保っています。

80歳のEさんは、甲状腺を摘出された後いくつか服薬されていましたが、2年ほど前から腎機能低下が現れ、相談に来られました。

当初は、クレアチニン1.2 尿素窒素37 eGFR 30~40程度でした。

そこで漢方薬は、オウギ製剤や自己免疫を調整するものを主にお使いいただきました。
結果、最近はクレアチニン0.8 尿素窒素26 eGFR 50 程度に安定してきました。

腎機能低下が酷くなると透析などが必要になりますが、漢方薬によってQOLが保てることで人間らしい生活や人生を楽しむことが出来ます。

なお、原因となる疾患がある場合は、その疾患を改善する漢方薬を考える必要があります。

満開の雪柳がきれい

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慢性腎臓病

2018年12月25日 by 健伸堂

慢性腎臓病(CKD)とは、腎臓の障害が慢性的に続いている状態のことをいいます。特に症状がなくても、腎機能が低下しているケースもあります。

81歳のFさん、15年前にC型肝炎のキャリアであることがわかりました。
その後、腎機能も低下傾向にあり、漢方薬を服用されていました。
しかし改善の様子が見られないので、相談に来られました。

血液検査結果は、クレアチニン0.9、尿素窒素22、eGFR(推定糸球体濾過量)は40前後で推移していました。
見た目は元気で、症状は聴力の低下や、耳鳴りがする程度でした。

そこでまずは腎機能を高める漢方薬を服用いただき、データの変化を見ていきました。

そして半年後、Fさんに適する処方を絞り込み、<黄ぎ> <丹参> <柴胡> などで構成される漢方薬をお使いいただきました。

さらに継続していただいた結果、データはすべて正常域に入り、クレアチニン0.7、尿素窒素18、eGFR52 までに治まり、医師にも喜んでいただいたとのことでした。

高齢による腎機能低下は避けられませんが、漢方薬によって

・血流をよくして腎負担を軽減

・生薬の黄ぎで、腎臓の細胞活性化

・免疫系の正常化

などを考えることで、機能低下を軽減することが可能となります。


この1年お世話になりました、薬の神様・少彦名神社

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カテゴリー: 腎臓病 タグ: eGFR, オウギ, クレアチニン, 丹参, 慢性腎臓病

ペットの腎臓病

2017年12月4日 by 健伸堂

Yさんの猫ちゃんは、腎機能低下を起こし、クレアチニンや尿素窒素の値が高くなっていました。

病院ではステロイドが使われていましたが、漢方薬が良いと聞かれて相談に来られました。

最初は肺水腫があるとのことで、利水作用のものをお使いいただき、その後元気がないので<牛黄>を使っていただきました。

しかし、腎機能は回復せず、肝機能も少し高くなったので、<健康食品S>と<健康食品D>などをお使いいただきました。

その後、病院の検査データが少しずつ改善傾向が見られはじめました。

慢性疾患ですので完治することはありませんが、時間をかけることで安定するものと思います。

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漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

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カテゴリー: ペットの病気 タグ: クレアチニン, 尿素窒素, 猫, 田七人参, 腎機能低下

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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