漢方は多面的に効きます!

元々神経を使い、緊張しやすく、特に外出しようと思うと胃腸がおかしくなり、トイレに行きたくなる方は多くあります。学生で登校しようとするとトイレに何度もいく方と同じです。

原因は緊張によって、腸が刺激を受けるものと思われますが、こんなときに漢方では<桂枝加芍薬湯>を用います。

30歳のNさん、前述のような症状で相談を受け、冷えもありましたので<婦宝当帰膠>と<桂枝加芍薬湯>をお使いいただきました。そして2ヶ月程度でこれらの症状は改善したのですが、それ以外にも、よく眠れるようになり、美容効果もあるようで、肌の調子もいいし、髪の毛も調子が良くなったと喜んでいただきました。

漢方薬に共通しているのは、単に症状改善だけでなく、体質改善に繋がっていくことが特徴ですので、上手に活用してください。

足の筋がつる!

40歳以上の女性に多く見られる症状で、疲れたときや寝ているときに筋肉がつったり、痙攣を起こすことがあります。

60代の女性、朝方にふくらはぎがつるとの相談を受け、<四物湯>をお使いいただきました。2週間ほどで頻度は低下し、少し楽になったとのこと。

原因は、筋肉に充分な血液が補われないためで、漢方では<四物湯>のような<補血>剤を使います。一般的に痙攣にはよく<芍薬甘草湯>が使われますが、頻繁に起こる場合は体質から考え、対応することが必要です。

対人緊張症

毎日たくさんのメール相談をお受けしますが、顔が見えないだけにお薬の処方も難しく、慎重に且つ充分にお聞きして対応します。それだけに、改善したとのメールをいただく時はとても嬉しいものです。

42歳のSさん、少しのことで緊張し、外出することに不安感を伴い、また咽が詰まり、息苦しいという訴えでした。また貧血や冷え症もあったので、<婦宝当帰膠>と <半夏厚朴湯>をお使いいただきました。

その後3ヶ月間の服用で症状はかなり改善され、「神経の過敏さがほとんどなくなり映画なども楽しめるようになりました」とのお礼のメールをいただきました。お礼のメールは次の方の処方を考える励みになり、糧となる嬉しいものです。

睡眠時に大声!

以前にもこのような症例を書きましたが
https://www.kanpou.info/blog/ichizen/2023/05/post-7722.html

ストレスを受けやすい方が過去のストレスを抱え込んで発散できていない場合、睡眠時に無意識で大声をあげたり、腕をふって、周りの方を驚かせるというケースがあります。特に定年退職した後の男性によく見られます。

62歳のHさん、2ヶ月前に退職されたのですが、最近息苦しくなったり、めまいや不安感、不眠があり、病院で心臓などの検査を受けましたが特に異常なしとのことで、相談に来られました。

詳しく聞くと、それ以外にも睡眠中に大声をあげたり、腕を振ったりしするのですが、本人は無意識でしている、また朝起きは寝た気がしないほど疲れているということでした。

そこで、前にも同じようなケースを見ていますので、Hさんには神経症にも使う<温胆湯>と、安神作用の<柴胡加竜骨牡蠣湯>をお使いいただきました。

その後来店されて結果を聞いたところ、薬を飲みはじめてすぐ症状が治まったが、薬が切れると再び同じ症状が出たとのことでした。また、睡眠がしっかり取れて身体も気分も楽になるので、しばらくこの薬を続けることになりました。

原因は前述のとおりで、漢方薬で興奮状態が緩和され、息苦しさも睡眠時のトラブルもすべて解決しました。同じような症状でお困りの方が多いのではと思われます。

夏ばての相談

夏ばての話を昨日のメルマガに書きましたが、早速に夏ばての相談を受けました。

従来からお越しの女性Mさん、男性も顔負けするほど、毎日遅くまで仕事をされているのですが、今年は特に忙しく、ストレスも多くて疲れがとれない、朝方目が覚めるが起きづらいと相談に来られました。

外見上もまぶたがはれ、顔色もあまり冴えない状況でした。そこで身体疲労に対しては、慢性疲労の方に好評の滋養剤<瓊玉膏>を、精神的な疲労に対しては<エゾウコギ含有健康食品S>をお使いいただきました。

今までいろいろな症状に漢方薬をお使いいただき調子よくなってきたMさんですので、しばらくすると元気な顔を見せてくれるものと思います。

女性の高血圧

高血圧の相談のほとんどが体力のある男性ですが、時々女性の方から相談を受けます。特に女性ホルモンが低下する時期、更年期にかけて血圧が上がるようです。

47歳のHさん、10年前から少しづつ血圧が上がり、病院で降圧剤をもらっておられましたが、種類や服用数が増えるにつれ副作用が多くなりやめたとのこと。お聞きすると高いときは180を超えるとのことでしたので、西洋薬をを使いながら漢方薬を併用することをお勧めしました。

特徴は、夜中に寝汗をかく、足が冷え頭がのぼせる、めまいや立ちくらみなどで、いわゆる更年期の症状が見受けられました。そこで、漢方薬は<七物降下湯>と、疎肝作用の<加味逍遥散>をお勧めしました。

このお薬は<血虚の方の肝陽上亢>に用いるもので、のぼせによって血圧が上昇する方にはよく使います。Hさんの場合は血圧がかなり高いので、簡単には改善しないかも知れませんが、少しでも楽になればと思っています。

前立腺肥大 2

前立腺肥大によってPSAマーカーが高めになりますが、あまり高いとガンが疑われ、精密検査を受ける必要があります。

6年前にはじめて来られたNさん、前立腺肥大で下腹部痛や排尿トラブルがあり、顔はのぼせのような赤ら顔でしたので、<竜胆瀉肝湯>をお使いいただきました。その後順調なのでしばらくあいていましたが、2年前に細胞診でガンの疑いがあり、密封小線源治療を受けられました。その後PSAは下がったものの、頻尿は再び始まり相談に来られました。

今回は頻尿に加え、切迫性の排尿トラブルもありましたので、今までの経過も考慮し<竜胆瀉肝湯> と、補腎作用の<六味丸>をお使いいただきました。

前回同様、使い始めて2週間で改善しはじめ、その後経過は良好です。前立腺肥大はやはり長い期間服用する必要がありそうです。

前立腺肥大 1

中高年男性に多い前立腺肥大、そしてそれが原因で排尿がスムースにいかず尿量が減少し、回数がふえるという悩みはたくさん聞かれます。

78歳のKさん、以前より前立腺肥大があり、昨年は内視鏡による部分切除手術を受けられたとのことでしたが、今年に再び排尿トラブルが生じたため相談に来られました。この様な相談はたくさんあり、利水作用の<五苓散>や<猪苓湯>をお使いいただきました。

その少し後に、52歳のTさんが2年ぶりに来られ、前立腺炎で下腹痛や頻尿があり、座っていると特に調子が悪いとのことでしたので、以前にもお使いいただいていました五苓散をお使いいただきました。

いずれも1週間程度で改善の兆しが現れますが、前立腺が小さくなるわけではなく、排尿の力をつけてスムースにさせるもので、継続してお使いいただくことになります。

パソコンよ、さようなら

2002年より4年8ヶ月、フルに働いてくれたパソコンがリサイクル処分へ旅立ちます。

CPU速度やメモリ容量などが少なく、今日のソフトに対応できないだけでなく、よく使ったキーが接触不良を起こし、正常にキー入力できない状態になりました。

これを人間にたとえれば、高齢化で判断速度がおそく、記憶能力も低下して、最近の情報社会などの変化についていけない状態で、さらに足腰が弱って動きが悪い状態です。

人間の場合は漢方薬で何とかなりますが、パソコンは修理するより買い換えたほうが早くて安いのです。しかし長い間使ってきた機械だけに、生き物のように愛着があります。

『よく働いてくれてありがとう!』

中高年の便秘

便秘の話題でもう1題。

66歳の女性Kさん、昨年に便秘で相談に来られ、センナ実が含まれる<ハーベルシー>と食物繊維を使っていただきました。ピッタリ合って、調子が良かったのですが、今年になって来られずどうされたかと思っていました。

そして半年ぶりに今日来店され、お話を伺ったところ、もっと適するものがないかと様々な便秘薬や食事の改善をしてきたがやっぱり前のものが一番良かったと、再び同じものを求めていかれました。

健康食品ラクシュミは食物繊維と乳酸菌、オリゴ糖などで構成され、便がすっきり出ますので、単に便秘薬では感じられない<爽快感>があります。腸内をきれいに保ち、健康維持のためにも良いものであることを説明し、理解いただきました。中高年の便秘の方にはおすすめの逸品です。