女性の高血圧
高血圧の相談のほとんどが体力のある男性ですが、時々女性の方から相談を受けます。特に女性ホルモンが低下する時期、更年期にかけて血圧が上がるようです。
47歳のHさん、10年前から少しづつ血圧が上がり、病院で降圧剤をもらっておられましたが、種類や服用数が増えるにつれ副作用が多くなりやめたとのこと。お聞きすると高いときは180を超えるとのことでしたので、西洋薬をを使いながら漢方薬を併用することをお勧めしました。
特徴は、夜中に寝汗をかく、足が冷え頭がのぼせる、めまいや立ちくらみなどで、いわゆる更年期の症状が見受けられました。そこで、漢方薬は<七物降下湯>と、疎肝作用の<加味逍遥散>をお勧めしました。
このお薬は<血虚の方の肝陽上亢>に用いるもので、のぼせによって血圧が上昇する方にはよく使います。Hさんの場合は血圧がかなり高いので、簡単には改善しないかも知れませんが、少しでも楽になればと思っています。
前立腺肥大 2
前立腺肥大によってPSAマーカーが高めになりますが、あまり高いとガンが疑われ、精密検査を受ける必要があります。
6年前にはじめて来られたNさん、前立腺肥大で下腹部痛や排尿トラブルがあり、顔はのぼせのような赤ら顔でしたので、<竜胆瀉肝湯>をお使いいただきました。その後順調なのでしばらくあいていましたが、2年前に細胞診でガンの疑いがあり、密封小線源治療を受けられました。その後PSAは下がったものの、頻尿は再び始まり相談に来られました。
今回は頻尿に加え、切迫性の排尿トラブルもありましたので、今までの経過も考慮し<竜胆瀉肝湯> と、補腎作用の<六味丸>をお使いいただきました。
前回同様、使い始めて2週間で改善しはじめ、その後経過は良好です。前立腺肥大はやはり長い期間服用する必要がありそうです。
前立腺肥大 1
中高年男性に多い前立腺肥大、そしてそれが原因で排尿がスムースにいかず尿量が減少し、回数がふえるという悩みはたくさん聞かれます。
78歳のKさん、以前より前立腺肥大があり、昨年は内視鏡による部分切除手術を受けられたとのことでしたが、今年に再び排尿トラブルが生じたため相談に来られました。この様な相談はたくさんあり、利水作用の<五苓散>や<猪苓湯>をお使いいただきました。
その少し後に、52歳のTさんが2年ぶりに来られ、前立腺炎で下腹痛や頻尿があり、座っていると特に調子が悪いとのことでしたので、以前にもお使いいただいていました五苓散をお使いいただきました。
いずれも1週間程度で改善の兆しが現れますが、前立腺が小さくなるわけではなく、排尿の力をつけてスムースにさせるもので、継続してお使いいただくことになります。
中高年の便秘
便秘の話題でもう1題。
66歳の女性Kさん、昨年に便秘で相談に来られ、センナ実が含まれる<ハーベルシー>と食物繊維を使っていただきました。ピッタリ合って、調子が良かったのですが、今年になって来られずどうされたかと思っていました。
そして半年ぶりに今日来店され、お話を伺ったところ、もっと適するものがないかと様々な便秘薬や食事の改善をしてきたがやっぱり前のものが一番良かったと、再び同じものを求めていかれました。
健康食品ラクシュミは食物繊維と乳酸菌、オリゴ糖などで構成され、便がすっきり出ますので、単に便秘薬では感じられない<爽快感>があります。腸内をきれいに保ち、健康維持のためにも良いものであることを説明し、理解いただきました。中高年の便秘の方にはおすすめの逸品です。
こどもの痙攣発作
先日てんかんの話を書きましたが、病院でてんかんと診断されてはいないが痙攣を起こすというケースがあります。
10歳の女の子、今年になってから3回痙攣を起こし、病院ではてんかんの薬を勧められましたが、服用が気になるので漢方を希望され相談を受けました。
詳しくお聞きすると、以前より大きな音に敏感であったり、癇が強い、疲れると発作が出るようだとのこと。そこで気分を安定させるため<桂枝加竜骨牡蠣湯>を使っていただいたところそれ以降痙攣発作は起きず、2ヶ月経過して身体も疲れにくくなり、順調にすごしておられます。
子供の痙攣は西洋医学的な検査が必要ですが、病院で特に問題ないとされた場合は漢方薬が安心して使え、且つよく効きますのでお勧めです。
