蕁麻疹が短期に改善!
蕁麻疹は、短期間で改善するものから長期間改善しないものまで様々です。
30歳の女性Aさん、2年前に発症し、身体が温まったときやお風呂に入ると蕁麻疹が出るため、病院で抗アレルギー剤をもらっておられましたが、完全には治らないので漢方相談に来られました。
冷え症はなく、普段から温かいとのこと、夏に出やすく冬は少ない、食べ物には影響しないなどが特徴でした。ほとんどの方が、相談に来られたときには蕁麻疹が出ていないため、状態は正確につかめませんが、漢方的には<血熱>と考え、<温清飲>をお使いいただきました。
それから2週間後、蕁麻疹の出る回数も、状態も少なくなり良かったのですが、これは気温が下がったためか、薬が効いてきたのか明らかになりませんが、いずれにしても早い時期に改善して良かったと喜んでいただきました。
体質的原因が正確につかめれば、短期間で改善することはよくあります。
子供のうつ病
今日の新聞に、北海道の小学校4年~中学1年の生徒を対象に、北大の医師らがうつ病調査を行った結果、4,2%の子供に見られたとの報告が載っていました。
大らかな地域である北海道ですらこの率ですので、東京など競争の激しい地域ではさらに高いのでは?と思われます。
当店にも子供の精神的なトラブルの相談はたくさんあります。神経性の下痢、腹痛、イライラ、不眠などです。漢方では西洋薬のような強い作用はありませんので、子供には安心してお使いいただけます。
よく使う漢方薬は、不安感や不眠のある人に安神作用の<桂枝加竜骨牡蠣湯>を使ったり、イライラが強い場合には<抑肝散>を使います。
また、胃腸の働きを良くするものや、ハーブティで気軽に使える<エゾウコギ含有健康食品>も好評です。これからますます子供に漢方が使われるものと思います。
ストレスが皮膚に及ぶ
ストレスは様々な症状を生みます。
23歳の女性、全身の痒みがひどく夜も寝られないので困っておられました。最初は代理の方が聞きにこられたのですが、本人を見ないと判断できないので、とりあえず<漢方薬U>をお使いいただきました。
その後本人がこられ、何度か話しているうちに様々なストレスがあることがわかり、さらに体重も少なく、<血虚>の体質でもありました。
そこで皮膚の痒みや乾燥を改善する<温清飲>や<当帰飲子>、血虚を改善する<婦宝当帰膠>などを使っていただき、4ヶ月ですっかり痒みは無くなり、お肌の乾燥も改善し、さらにうれしいことには、表情が明るくなったことです。
最初にお越しいただいたときは「いやいや来た」といわんばかりの険しい表情だったのが、いろいろな話をしている間に変化し、やさしくてかわいい女性になっておられました。この方の皮膚トラブルは、漢方薬以上に<精神状態>が効を奏したのかもしれません。とてもうれしい症例でした。
難治性の湿疹
皮膚病はほとんどが原因不明で、皮膚科にかかって湿疹と診断され、抗アレルギー剤や抗菌剤、軟膏などを処方されるケースがほとんどです。そして改善が見られないとき漢方を求めてこられます。
先日22歳の学生さんの例を書きましたが、その後順調に経過し、再発は見られません。
そこで、再び国家試験にチャレンジしたいが、またストレスによって湿疹が発症しないか心配で、本格的な勉強に踏み切れないとのことでした。
国家試験などは若い間しかできないハードな勉強ですので、思い切って再度取り組んでみることをお勧めしました。そのためにはストレスが直接身体に影響しないよう、疎肝剤や、リラックスハーブティなど、漢方ではいくつも対応する方法があることを説明しました。
結果はこちらも苦労することになるのかもしれませんが、若者の意欲を伸ばしてあげたい気持ちでいっぱいの結論でした。
男性のめまい・ふらつき
めまいやふらつきは圧倒的に女性に多いのですが、男性では水分摂取過剰の方に多く見られます。
Tさんは不安症で抗うつ剤など西洋薬を服用されていて口渇があり、よく水を飲んでおられました。また運動も少ないためか中性脂肪も高めで、医師からは血液が粘らないようにしっかり水を飲んでくださいと言われていました。そこで毎日1リットルのボトルで飲んでおられたところ、最近フラツキが多くなり、相談にこられました。
これは明らかに<水毒>によるもので、<五苓散>などで口渇を軽減し、水はけを良くすることで改善してきました。
西洋医学では水分を多く摂るように言われますが、個人差があり水毒体質の方は控えることが大切です。西洋医学では個人の適正量を指導することはありませんが、漢方では舌診によって水分適正量を判断できるのが特徴です。
