いらいら病

このような名前は正式な病名ではありませんが、なにかにつけてイライラするという方があります。子供の場合は<抑肝散>を、女性の場合は血の道症の<加味逍遥散>がよく使われます。

56歳の男性Sさん、ご自分で漢方薬を調べて<抑肝散>を使われ始めたのが1年以上前のことです。その後、仕事の状況により、イライラが強いときは連続してお使いになり、すこし安定している時はお休みをして、上手に使ってこられました。この薬は子供の疳の虫やひきつけによく用いられるものですが、大人でもよく効くものです。

どんな薬でも自分に合った漢方薬は、気分の支えにもなるものです。