緊張による多汗症

多汗症で多いのは緊張による発汗です。

人と話したり、電話を取ったときや、電車に乗ったときなど、ちょっとしたことでも緊張状態になり、急に発汗するタイプです。そして、その発汗が度重なると、人前で発汗しているということ自体が緊張を生み、さらに発汗を促進します。

このような方には安神作用の<柴胡加竜骨牡蠣湯>などの柴胡剤や、<甘麦大棗湯>などをよく使います。この場合も自律神経との関係がありますので、長期服用が必要になります。