「ケーススタディのご紹介」

めまいのケーススタディのご紹介

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水分の摂り過ぎによるめまいの発症が増えています

23歳のHさんは、3月中旬から“フワフワ”としはじめ、歩くと斜めに行ったり、時々吐き気がしたり、光がまぶしく感じるとか、唾が多いなど、漢方で言う<痰濁上憂>の状態でした。
舌をみると典型的な白苔で、水分の摂り過ぎが明らかでした。

そこで漢方薬は<半夏白朮天麻湯>などをお使いいただきました。
2週間経過し、めまいは少なくなって吐き気もしなくなり、さらに2週間後にはめまいもなくなりました。

その後も続けて漢方薬を服用されていたのですが、あるとき大きなペットボトルで水を飲んだ日は再びめまいがしたとのことでした。水分の制限が必要なのですが、摂取が習慣になっている方は、なかなか減量できないようです。

1日2リットルという言葉がテレビで聞かれはじめてから、水分の摂り過ぎになるケースが多いように思われます。体質に合わせた水分の摂取が必要ですね。

※たくさんのケーススタディがブログにもありますのでご覧ください。