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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

桂枝加黄蓍湯

アトピー性皮膚炎の漢方

2023年9月19日 by 健伸堂

子供のころからアトピーだった22歳のKさん、ステロイド外用薬を長期間使われて脱色などのトラブルが出始めたので、漢方に切り替えようと相談をお受けしました。

症状は、全身に紅斑があり、痒疹のような痒み、時には蕁麻疹も出やすくなっていました。

その他には、下痢しやすい、食べても太らない、皮膚は乾燥、汗は少ない、などで胃腸が弱いことが明らかでした。

そこで根本治療は胃腸機能を高め、皮膚の防御力をたかめることとし、さらに痒疹に対しては滋陰清熱薬を併用しました。

1ヵ月後、おなかの調子は良くなり、湿疹の状態が改善してきました。
2か月後には痒みがかなり治まり、蕁麻疹が出なくなり皮膚の状態は良くなりました。

今後も季節の変化に合わせて漢方薬は変わりますが、体質改善の元となる胃腸機能だけは長期にわたり改善していく予定です。

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伊吹山

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カテゴリー: アトピー, 湿疹 タグ: アトピー, 六君子湯, 柴胡清肝湯, 桂枝加黄蓍湯, 湿疹, 痒疹, 蕁麻疹

長年続いた蕁麻疹が改善

2023年8月3日 by 健伸堂

50歳のTさんは10年来蕁麻疹が続いていて、抗アレルギー薬やステロイド軟膏を使っておられましたが完治しないので相談に来られました。

症状は、頬や額に痒みを伴う発疹が出る、1晩で引くが3日毎に繰り返す、夜に発症しやすい、掻くと膨疹になる、マスクをしていると少しまし、とのことでした。

そこで原因は皮膚が敏感でダストなどに影響を受けていると考え、本治には表虚・皮膚の働きを強める漢方薬を、標治(症状改善薬)には外気の影響による湿疹に対して使う薬を併用していただきました。

1週間後、早速に発疹が少なくなり、膨疹も出なくなりました。

1ヵ月後、症状はかなり良くなったのですが、完治しないので再考し、頭部や髪の生え際に発生することを考え、標治の薬を疎肝・理気薬に変更しました。

その後全く出なくなりましたが、体質改善のために継続しています。

10年来の蕁麻疹が1か月余りで完治し、喜んでいただきました。

長い間の蕁麻疹は体質からくるものと考え、表虚の改善薬を用いるとよく改善します。

お気軽にご相談ください。

涼をもとめて、るり渓へ

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カテゴリー: 湿疹, 蕁麻疹(じんましん) タグ: 加味逍遥散, 慢性蕁麻疹, 桂枝加黄蓍湯, 消風散, 表虚

季節性の蕁麻疹

2023年2月27日 by 健伸堂

66歳のMさん、昨年1月に蕁麻疹のご相談をお受けしました。

症状は、首の周囲が赤くなって痒みもあり、温まると痒みが強くなる、風呂に入っている時は治まっていました。

元々花粉症などのアレルギーもありましたので、原因は、皮膚の弱さ、過敏さ、乾燥気味で、外部の影響を受けて発症していると思われました。

そこで皮膚の過敏さを改善する益気固表薬と、赤みがあり温まると悪化するので清熱薬、皮膚を丈夫にする補血・活血薬をお使いいただきました。

約1か月間お使いいただいて、症状はすっかり治まりました。

そして今年2月、再び同じ症状が出たとのことで、前回と同じ薬をお使いいただきました。

Mさんは年度末のこの時期、1月から2月に忙しくなる仕事をされていて、その影響がお肌に及んでいるのではと思われます。

花粉症と同様に季節性がある症状で、今回も同じ薬で治まると思います。

投稿者:古村学

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梅がちらほら 2

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接触性皮膚炎の改善

2022年11月11日 by 健伸堂

皮膚の表面に刺激が加わると、赤い発疹や水泡ができ、痒みが現れる症状です。

65歳のTさん、20年以上も前から肩やベルトのあたりに時々発疹ができていました。

1年ほど前から症状が酷くなり、2週間毎に発症を繰り返すようになり、病院でステロイド軟膏をもらって使われていましたが、なかなか治まらないので漢方相談に来られました。

症状は、赤みがある発疹で風呂上りに悪化するが痒みは少ないようです。
舌診では、白苔でやや紫舌、血流がよくないタイプでした。

そこでまずは、風熱と考え消風散を、皮膚が弱いのでオウギ製剤を、過敏性もあるので柴胡剤などを使いました。

その後、発疹が引くのが早くなり、発症頻度も減ってきたのですが、完治はしませんでした。
次に、表虚に対応する桂枝加黄蓍湯をメインとする漢方薬に変更したところ、さらに頻度が減ったものの、完治しませんでした。

再度体質を見直したところ、胃腸が弱く、胃もたれしやすく、口内炎も時々あり、逆流性も少しあるとのこと。

そこで皮膚炎の原因が、表虚だけでなく、胃熱も影響していると考え、茵陳五苓散を使うことにしました。

結果、発疹は全くなくなり、1か月経過して減薬することになりました。

皮膚病は様々な原因が重なり合っていますので、多面的に捉えることが必要だと再認識する事例でした。

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燃えるような紅葉 

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慢性蕁麻疹の漢方

2022年4月22日 by 健伸堂

44歳のNさん、2年前に蕁麻疹のご相談をお受けしました。
その年の後半に疲れることが多く、それがきっかけで蕁麻疹を発症されました。

症状は、赤みがあり、地図状に腫れあがり、痒みを伴うものでした。朝一番に発生しやすく、お風呂に入ると治まる、酒を飲むと広がり、生理の前には悪化するという状況で、抗ヒスタミン剤などを使っても繰り返していました。

そこで、身体の熱を発散し、皮膚の働きを強める漢方薬をお使いいただきました。

その後、徐々に治まり始め、酷い症状はなくなりました。
ただし、生理の前や生理中に悪化することがありました。

そこで生理に関する状況をお伺いし、血流がよくないことも関連していると考え、血流をよくする水蛭成分が含まれる健康食品を併用いただきました。

これを使い始めると蕁麻疹が驚くほど軽減されました。

結果から考えますと、血流が良くなって皮下熱が軽減され、蕁麻疹が治まったようです。

体質から考えて漢方薬を決めることは当然のことですが、改めて大事なことと感じました。

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山菜の季節:わらびを収穫

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子供の蕁麻疹

2022年2月8日 by 健伸堂

2歳のNくん、3か月前から蕁麻疹が出たり消えたり繰り返していました。

病院でもらわれた抗ヒスタミン剤は最初は効いていたのですが、その後効かなくなり、24時間たっても引かなくなってきたのでご相談をお受けしました。

詳しくお聞きすると、痒みはなく、赤みが強い、身体が温まると発疹が増える、お腹と背中から発疹が始まり、その後全身に出た、食物アレルギーはなく、肉や油物好きで野菜嫌い、癇が強めで、怖がりというタイプでした。

これらから総合的に考え

1,表虚のために皮膚が過敏、中に熱がこもって、外と中の熱の往来ができない
2,もともと免疫過剰反応しやすい体質か
と思われました。

そこで漢方薬は、表虚体質に使う<桂枝加黄蓍湯>をお使いいただきましたところ、3日目で蕁麻疹は出なくなり早い効果に喜ばれたのですが、その時から今までの蕁麻疹とは違う、鳥肌のような小さなブツブツが出始めました。

これは過去にも経験がある、オウギの成分によるアレルギーと思われました。
そこで過剰免疫を抑制する漢方薬に変更して継続したところ、2週間あまりでほとんどでなくなりました。

この漢方薬は<皮膚病>の薬ではないのですが、子供の様々な症状によく効くものです。
今回もこの薬を使って喜んでいただきました。

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   幸福の木に花が咲きました

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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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