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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

双極性障害と漢方

2016年6月8日 by 健伸堂

以前は躁うつ病と言われていて、気分が躁の時とうつの時を繰り返す疾患です。

症状としては、神経が昂ぶったり、落ち込んで何もする気がなくなったり、安定することがなかなか難しい疾患です。

以前からお越しの女性Mさん、病院からは抗不安薬や気分安定させる薬など3種類をもらわれて服用されていましたが、これ以上は西洋薬を使いたくないので漢方薬を併用されていました。

症状は、朝起きられない、少し家事をするだけで疲れて後は寝てしまう、夕方に熱っぽくなる、出かけるのはおっくう、何もやりたくない、冬は寒くなると動けなくなる、時に気が昂ぶって落ち着かない、など様々な症状がありました。

この疾患は西洋薬でも漢方薬でも容易に改善することはなく、長期間の服薬が必要ですが、せめて西洋薬が増えていくのを防ぐことが大切です。

漢方薬は、半夏厚朴湯、逍遥顆粒、甘麦大棗湯など、状況に応じて様々な種類をお使いいただき継続されていました。

その後顕著な変化が見られないので一旦漢方薬を中断されたのですが、この春先は気分が昂ぶって寝付かれず、以前にお使いになっていた<温胆湯>の残りを使うと睡眠が良くなったとの連絡をいただき、また温胆湯を再開することになりました。

薬物療法や心理療法などの治療法に加えて、規則的な生活リズムを整えるために睡眠は大切な要素です。
少しでも改善方向に向かえばと思っています。
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カテゴリー: 未分類 タグ: 双極性障害, 睡眠, 躁うつ病

漢方薬のメーカーによる違い

2016年6月6日 by 健伸堂

今日はお客様からうれしいお電話をいただきました。
「漢方薬の費用を抑えたくて病院から同じ処方をもらったが、前にそちらの薬局で買ったものの方が効果が良かったので、再度同じ薬をください」とのことでした。

よく言われる質問に、病院でもらう漢方薬と、漢方薬局で買う漢方薬はどう違うのかといわれることがあります。

まず、病院や調剤薬局でもらう漢方薬は保険適用で、種類は150種類程度のエキス剤があります。これに対して漢方専門薬局では、保険適用外の漢方薬になりますが種類は300種類以上の多種の中から選択でき、症状によっての選択肢が広がります。

また同じ漢方処方でも、保険適用外の漢方薬メーカーもたくさんあり、そのメーカーによって使用原料による効果の差もあります。

もちろん医薬品ですので、厚生労働省の基準があり、これを満たしていることには違いないのですが、実際にお使いになっているお客様からの報告で、病院でもらったものは効果を感じないが、薬局でもっらものは同じ処方なのに効果が違うと言われるケースがあります。

漢方薬のメーカー、原料の産地、原料の選定方法、原料の加工方法などと、漢方処方毎での成分の差により、同じ処方でも効果が異なるのは明らかです。

漢方薬局にもよりますが、できるだけ効果の高い漢方薬を使うためにメーカー選定には気を配っています。

せっかくのご縁を大切にし、効果が発揮できて、お客様に喜んでいただけることを目指しています。

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カテゴリー: 未分類 タグ: メーカー, 効果, 漢方薬

若い方の耳鳴り

2016年6月3日 by 健伸堂

耳鳴りは高齢者に多く見られ、その原因のほとんどが老化現象によるものです。
漢方では<腎虚>といい、身体の機能低下が進んで起きるものです。

これに対して若い方の耳鳴りの原因は、ストレスや疲労、貧血、めまいなど様々で、漢方薬で比較的早期に改善しやすいです。

17歳の女性Yさん、耳鳴りや立ちくらみがありました。耳鳴りの音はピー音だったり、ボー音だったりでした。ストレスを受けやすいタイプで、疲れやすく、胃腸が弱く、睡眠も良くないようでした。

そこで漢方薬は、血虚(血液不足)を改善し心気を補う安神薬の、<心脾顆粒>をお使いいただきました。
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その後しばらくして疲労感は軽減し、耳鳴りもいつの間にか消えていました。

これ以外にも耳鳴りに使う漢方薬はたくさんありますが、いずれのケースも効果が早く見られます。

ストレス社会で、今後も耳鳴りや耳閉感は増えるかと思われます。

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カテゴリー: 未分類 タグ: ストレス, 耳鳴り, 貧血

子供の症状には漢方が一番

2016年5月27日 by 健伸堂

子供が幼い間は様々な病気を経験します。
一番多いのは感染症で、予防接種をしっかりと受けて対応することが必要です。

しかし、体質によって生じる症状に対しては漢方薬が適応します。
例えば、下痢しやすい、おなかが痛い、肌荒れ、アトピー、夜尿症、喘息、鼻炎、などは漢方薬が効果を発揮します。
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2歳のMくん、くしゃみや鼻水など鼻風邪を繰り返していました。病院の薬が合わないので漢方で対応したいとのことでした。

そこで、補気固表の<黄耆建中湯>などを少量使っていただいたところ、その後数か月間は鼻風邪を引かなかったと喜んでいただきました。

その後漢方薬を止めておられたのですが、再び同じ症状が出始めたので、再び再開し、またすぐに治まりました。

子供の体質改善薬としては、胃腸を元気にして身体を丈夫にする<六君子湯>や、精神的な面に作用する<桂枝加龍骨牡蛎湯>などもあり、安心して継続していただけます。

お母さん方にもっと漢方の良さを知っていただきたいものです。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 体質改善, 子供の漢方

ドクダミで ちょっと一息

2016年5月21日 by 健伸堂

ドクダミの花があちこちで咲いています。

別名:十薬と言い、昔から民間薬としてお茶に使われてきました。

抗菌作用や利尿作用があり、便秘や高血圧予防にお茶として用いたり、湿疹、かぶれなどの皮膚トラブルには、お茶かまたは生の葉をすり潰したものを塗布する使い方もあります。

梅雨の前のこの時期が開花期ですので、野山の清浄な場所で採取して乾燥させると保存できます。

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十薬の名称は中国名で<魚腥草>あるいは<じゅう菜>といい

植物学者・牧野富太郎先生の説では、「ジュウヤクは蕺(じゅう・中国文字)薬の字音に基くと言い、或いは之を馬を飼うと十種の薬の効能あるので十薬という」となっています。

なお、乾燥したどくだみも取り扱っています。

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カテゴリー: 未分類 タグ: どくだみ, 十薬

多汗症は良い循環に変えること

2016年5月14日 by 健伸堂

多汗症で成人後に気になり始めるケースは、食生活の乱れやストレスが原因と思われますが、子供の頃から気になっていたというケースは、大いに性格的な要因があります。

なぜか遺伝的要因は少なく、ご両親は多汗ですか?と尋ねても、そうではないとの答えがほとんどです。

発汗の要因としては、身体に熱が産生しやすい、あるいはこもりやすい体質による<温熱性発汗>と、気になる、緊張しやすいなどの<精神性発汗>がありますが、これらは別々の要素でなく、常に影響し合っている要因です。

すなわち、汗が出ると気になり、過敏に反応して身体がカーと暑くなり、そのためまた汗が増えるというケースです。

ちょうど<鶏と卵>の関係のようで、どちらが先にあるのかわかりません。
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そこで、いろいろと状況をお伺いし、体質も合わせて考え、いずれの要素にウエイトを置くかを決めます。わからないときは両面に対応するよう、2種類の漢方薬を併用します。

少しでも改善傾向が見られると、精神的にも安心感が得られ、それが急な汗を抑えることになり良い循環が生まれます。

多様なケースがありますので、じっくりと取り組む必要があります。
まずはご相談ください。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 多汗, 循環, 温熱性発汗, 精神性発汗

乾癬と頭痛

2016年5月13日 by 健伸堂

最も多い尋常性乾癬は、皮膚に白色の粉が噴いて(鱗屑)紅斑を伴う皮膚疾患で、慢性的に経過します。

原因は不明ですが、遺伝的な素因に、食事、ストレスなどが加わると発症することがあります。
漢方でも主な原因はストレスによるものと考えています。

40歳のYさん、4~5年前に発症し、腕、背中、下肢などに紅班が現れ、ステロイドを使われていましたが改善せず、相談に来られました。
皮膚の症状以外には、肩こりや目の中でキラキラ光る時がある、目の奥の頭痛があるなどでした。

そこでこれらの症状から、ストレスを受けやすいタイプと捉え、<加味逍遥散>や<消風散>など、ストレスを発散させて軽減するものをお使いいただきました。
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その後2週間後には頭痛が出なくなり、1か月後には乾癬も少し改善傾向が見られました。
完治は難しいと言われる乾癬ですが、少しでも改善してくれることを願っています。

漢方では上記のような、<ストレスを軽減するもの+皮膚の炎症を治めるもの>を併用するのが一般的です。

タイトルに書いたように、乾癬の方は頭痛を伴っているケースが多く見られます。
それだけ神経を使う性格や、ストレスに弱いタイプかと思われます。

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カテゴリー: 未分類 タグ: ストレス, 乾癬, 食事

手湿疹が早期改善

2016年5月10日 by 健伸堂

手湿疹のご相談はよくあります。特に美容師さんや、看護師さん、飲食関係の方に多く見られます。これらのお仕事をされている方は、常に水や洗剤、薬品に触れることが多いためです。

40歳の女性Mさん、今年になってから手の甲に水疱ができ始め、夜になると痒みが酷くなるとご相談を受けました。

お仕事をお聞きすると、花屋さんにお勤めとのことで、やはり水を使うお仕事でした。
病院ではステロイド軟膏と抗アレルギー剤をもらわれたのですが、副作用があり1週間で止められました。

そこで漢方薬は清熱利湿作用のものを服用いただき、外用には<タイツコウ軟膏>をお使いいただきました。

2週間後にお越しになり、強い痒みはなくなり、手の甲もきれいになってずいぶん楽になりました。
完治まではまだ少し時間がかかりそうで、同じお薬で継続いただきました。

水などを使う仕事を継続する限り再発の可能性はありますが、手を濡れたままにしないなど注意することが分かっただけでも、良い状態が維持できるものと思います。

この方の場合はとても速い改善でしたが、仕事の状況によっては時間がかかるケースもあります。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 手湿疹, 瀉火利湿, 看護師, 美容師

乾燥しやすい体質

2016年4月25日 by 健伸堂

身体の乾燥によって生じる症状は様々です。

2年前にお越しになった46歳の女性Kさん、口や喉が渇いて、話そうとすると咳が出そうになるとの訴えでした。舌診では厚膩苔で、口渇のために水分を多く摂っている様子が伺えました。

そこで漢方薬は<漢方薬G>などをお使いいただいたところ、口の渇きは2週間でほとんど落ち着き、水分の摂取量も抑えることができました。
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それから1年後、今度は咳が出る、舌が渇く、ドライアイで点眼をされている、との訴えでしたので、滋陰作用の<麦門冬湯>や<百合含有健康食品H>をお使いいただき、1か月程度で改善しました。

そしてこの春にお越しになり、咽がイガイガして咳が少し出て、声枯れをしているとのことでした。

今回も同じく<麦門冬湯>などをお使いいただきました。

Kさんの場合は、春と秋の季節の変わり目に乾燥が原因となる症状が出るようです。
再発しないように体質改善をお勧めしましたが、続けて飲むのはしたくないとのことで、毎回同じ時期に同じ薬を使うことになりそうです。

これから年齢が高くなるにつれて乾燥しやすくなると思われますので、いずれ体質改善が必要かと思います。

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蕁麻疹の改善

2016年4月20日 by 健伸堂

蕁麻疹の原因は多岐にわたり、一過性のものから長期にわたるものまで様々です。

西洋薬では抗ヒスタミン剤などが使われますが、根本治療ができないケースもあり、漢方が求められます。
漢方では、発症の原因と体質を捉えて、様々な漢方薬を使います。

60歳のKさん、屋外で作業をしている時や、熱がこもった感じの時に蕁麻疹が急に発症しました。また、会議でストレスを感じたり、緊張した時にも発症しました。

そこで内熱をさます<黄連解毒湯>や、ストレス反応を軽減する疎肝剤の<逍遥顆粒>などをお使いいただきました。
使い始めるとすぐに変化があり、蕁麻疹の状態や頻度が軽減しました。しかし、完全に消えることはなく、季節や状態によってお薬を変えながら継続していただきました。

1年ほど経過すると、発症頻度も少なくなり、服用回数を1日1~2回にされていました。
その後も根気よく続けられた結果、3年後にはほぼ出なくなりました。

熱がこもりやすい体質や、ストレスに対する過敏な反応が変化してきたものと思われます。

以前に書いたブログで3日で改善したケースもありますが
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https://www.kanpou.info/blog/ichizen/images/2014/12/2-6.html

 

今回のように3年かけて完治するケースもあります。

体質や原因を正確に捉えることや、根気よく取り組むことの大切さを感じる事例でした。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 蕁麻疹
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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