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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

多汗に対する漢方 2

2016年7月13日 by 健伸堂

中医学の古典にも汗の話は書かれています。

中医学で<汗は心の液>と考えます。

<心>は五行で<火>に属していて、心が暑さの影響を受けるとその熱をさますために発汗し、体温を調整します。

・過剰な熱がかかると汗は多くなるので、そのためには心の中にこもる火(心火)を冷ますこと(涼心)が必要になります。

・また、汗は皮毛(皮膚)から出るが、この皮膚の働きをコントロールしているのは<肺>であり、肺の働きを高め、皮膚の働きを強めて汗を治めます(斂肺)

これらに使う生薬はたくさんありますが、特に、竜骨、牡蠣、黄耆、五味子、等を使うと記されれいます。

汗の主な体質的原因には

1、肺気不足

肺は身体の表面を守るバリア(衛気)をコントロールしています。
この衛気が弱ると汗腺の働きが低下し、汗が漏れ出ます。

2、栄衛不和

虚弱な人が外界からの影響を受けて、身体の中と外の(栄衛)バランスが崩れたとき汗が出ます

3、陰虚火旺

身体の水分バランスが悪いために、手足がほてったりすると(虚火)火が水分を外に出してしまうため汗となります

4、湿熱鬱蒸
  甘いものや酒、脂質などの過食によって湿が脾胃に停滞し、熱を生じて湿熱を生むために発汗します

などがあります。

ご相談ください。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 中医学, 多汗

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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