昨日のニュースで、アガリクス製品の発ガンプロモーション作用が認められたとの報道がありました。この中では、3社の製品を対象に試験が行われ、そのうちの1社に問題があったとのことで、他の2社は発がん性はないが、その他の継続試験中のようです。
アガリクスは日本でも使用の歴史は古いほうで、多分30年弱使われてきたと思います。当店も最近は使用量が少なくなりましたが、現在はブラジル産の乾燥品のみ扱ってきています。しかし最近は健食ブームで様々な形のものが販売され、元の形のままのものが少なくなりました。
漢方薬でも同じことが言えますが、飲むのが便利な錠剤が普及していますが、薬効を考えるとやはり煎じ薬がお勧めです。加工することによって生薬の効果が変化するだけでなく、各種添加物も使う必要が発生します。
今回のアガリクスの問題は、その原因がどこにあるか容易には突き止められないと思いますが、考えられることはアガリクスそのものの問題より、
アガリクスの栽培地
栽培環境、
錠剤などへの加工方法
加工時の添加物
などに問題があるのではと、個人的には考えます。
産地や栽培条件が安全なアガリクス乾燥品を使うこと、すなわち原点に戻る、昔に戻ることが安全の近道ではないでしょうか。
アガリクス発がん促進キリン子会社4品を回収
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