花粉症スタート!

スタートといっても良いスタートでなくてすみません!

京都では今週、2月14日頃から花粉が飛散し始め、熱がないのに鼻がグズグズして、風邪みたいだという相談に来られています。

例年花粉症でお困りの方はいつも同じ漢方薬を使っていただいていますので心配ないのですが、初めての方は風邪と花粉症の区別がつかないようです。まだ初期の段階ですので殆どの方が衛気を高める漢方薬ででおさまると言われています。

原典処方を<玉屏風散>というこの漢方薬は、生薬の<黄耆>が衛気を補う=表皮のバリアーを強め、<白朮>が消化機能を高め、水分代謝も良くする、<防風>が風邪の深入を防ぐという組み合わせです。

これによって風邪を引きにくい体質をめざしますが、ちょうど花粉症の症状にもピッタリ合います。