祇園祭 8

今日は宵山で、昼頃からたくさんの人で各路地が歩けないほど混雑しています。祇園祭の写真掲載も本日で完了です。明日は巡行ですが、テレビやネットでご覧下さい。

さて、この祭のもう一つの楽しみは歴史です。鉾や山を飾っている前掛(前側の飾り布)や胴掛(横)などの織物は、「繊維の街・京都」ならではのものです。長い間使われ、宝物のように扱われています。巡行の前日まで、各鉾町の屋内で飾られているのを間近に見るとみごとな作品です。

大掛かりな鉾だけでなく、綾小路室町にある『綾傘』は、天女の絵が描かれた鉾で他とは趣が異なります。

こんな建物も見つけました。2階の部分は不思議な人形?が飾られています。宵山には、他の場所でも個人所有の屏風などの宝物が屋内に飾られ、見られるのです。

当店の前も混雑して来ましたので、これにて本日は終了です。

祇園祭 7

今日は梅雨明けのようにすっきり晴れ渡り、夏の京都です。鉾も完成し、巡行を待つのみです。

提灯も並び、夜には明るく輝いています。昨夜は宵々々山でしたが、昨年の宵山とかわらないほどの人・人・人・・・。賑わっていました。

祇園祭 6

今日は祇園祭の宵々々山です。すでに四条界隈の路地(といっても車の通る道)には夜店が立ち並び始めました。

働くのは若い男女で、すごい活気があります。

 

それぞれの鉾町では、様々な記念品が売られていて、とてもよいみやげになります。何といっても『厄除けちまき』ですよね!

四条烏丸交差点では、あちこちで記念の『うちわ』が配られています。これを見ながら、焼き鳥をほおばって歩くのも乙なものです。

祇園祭 5

長刀鉾に天水引や下水引(周りの飾り布)がかけられ、提灯もつきました。前後にテントが張られ、今日から記念品の『ちまき』や『手ぬぐい』などが販売されています。

四条烏丸の西側では、昨夜から【函谷鉾】の提灯がともって、お囃子の練習が行われています。

 

ここはほぼ仕上がって、観光客も増えてきました。

祇園祭 4

ついに長刀鉾が建ちました。

屋根には金の鯱(しゃち)がつけられ、その下には不思議な飾りがついています。 

 

 

カメラマンも張り付いて、その経過を追っています。

また、地元の中京区や下京区の幼稚園からはお囃子を習ったり、組み立ての見学に連日大忙し。

 

いずこにも縄の芸術が見られます。

 

祇園祭 3

京都・四条烏丸では、雨にもかかわらず一気に鉾の組み立てが行われています。

木組(鉾の本体)はホゾで組み込み、縄で固定されます。

今日は多くの観光客の見守る中、真木(支柱)が取り付けられました。最初は横向きに固定され、あとで引き起こしがされます。

真木の根元はクサビ留め、先端には長刀がつけられました。

いたるところ、組縄の芸術です。(これは、しゃぐま と言うそうです)

祭りの日程などは 八坂神社でどうぞ

http://web.kyoto-inet.or.jp/org/yasaka/

ひまわりの会 ツアー

お客様の集い「ひまわりの会」メンバー30人で、岐阜県春日村の<モリモリ村リフレッシュ館>に行ってきました。

伊吹山のふもとにあり、岐阜薬科大学の水野先生の指導のもとで、薬草園があり、薬草料理がおいしいと評判のところ、東海や信州のTVで時々紹介されるとのことです。

自然に囲まれた田舎!ですが、環境はすばらしく、ホッとするところですね。

支配人の案内で薬草園を見学しました。自然の中で咲き誇るキキョウ(桔梗)はとても鮮やかでした。

昼食は薬草料理。臭みやくクセもなく、薬草の味と香りをスマートに表現した、とてもおいしい料理でみんな満足でした。【薬草を感じさせない薬草料理】は 【薬を感じさせない漢方薬】の必要性を教えてくれました。とてもよい経験でした。

祇園祭 2

祇園祭の前に、京都室町の繊維問屋街では、この時期に合わせての展示会や商談会が行われます。九州や北海道からも仕入れを兼ねて来京され、商談のあとは祇園祭や名物の「はも料理」を楽しまれるようです。この時期は遠方の方がよく起こしになります。

九州・熊本からこられた女性、京都に来ると気温の差が激しく、よく風邪をひくとのこと。鼻水が出て、少し熱っぽいのでなにか・・・とのことでした。疲れもあるようでしたので、漢方薬Sのエキス剤 と 牛黄製剤の漢方薬Rをお使いいただきました。

あくる日朝からお越しになり、今日は快適になったので予備に薬を少し持っておきたい、と喜んでいただきました。こんなことがきっかけで、全国の呉服販売店様との長いお付き合いが広がっています。

祇園祭 1

夜も更けて人通りの少なくなった四条通り、提灯だけが明々としています。

長刀鉾が建つ四条烏丸の交差点にあります。

旅行者の漢方

当店は四条烏丸にあり、近くにホテルもあるので、出張や旅行で京都に来られた方が立ち寄られます。

京都に来たとたんに風邪をひいた、疲れからおなかの調子が悪い、自分の都市には漢方専門店がない、など様々です。

昨日の方は、東京から来られてすぐ咳と痰がひどくなり、食事もゆっくり行けないとのことで困っておられました。早速<清肺湯+麻杏甘石湯>という漢方薬を1日分お使いいただきました。あくる日来られて、かなり楽になったとのことで、もう1日分をお渡ししました。

漢方薬は長期間続けないと効かないとか、1カ月分買わされる、とか誤解が多いようですが、短期間でも、少量でも使っていただけますので、京都にお越しの節はご活用ください。