79歳のTさんは昨年夏に脳梗塞を起こされ、今年春まで入院されていました。その間リハビリをされようとしたのですが、股関節あたりが痛んでままならず、相談にこられました。
病院では脳梗塞とは関係ない痛みで、原因は不明とのことでした。そこで血流が関連していると思われ、<水蛭>を主成分とする健康食品をお使いいただきました。
1ヶ月経過した頃には痛みが軽減し、リハビリが可能となりました。その後動き始められると、以前とは違った痛みがあるというので、今度は<独活寄生湯>を併用していただきました。
2ヶ月お使いいただいて大変元気になられ、風呂も自分で入れるほどに改善してきました。痛みがほとんどないので、気分もよく、楽しく過ごしておられるようです。
中医学では<不通即痛>といい、痛みは気血の流れが滞ったときに生じると考えます。そして、気の流れや血の流れを改善することで痛みが軽減すると考えます。