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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

柴朴湯

脳動脈瘤と漢方

2024年2月6日 by 健伸堂

脳動脈瘤は脳の中小動脈に生じるコブ状のもので、脳血流低下や神経症状を発症することもあり、破裂するとくも膜下出血が起きます。

大きくなると手術対象ですが、小さいままで維持できることが望まれます。

75歳のHさん、8年前にMR検査で1.8㎜の脳動脈瘤が見つかりました。
その7年後にはその大きさが3㎜になりましたが、カテーテル治療にはコブが小さすぎてできないため経過観察になりました。

しかし、いつ大きくなるかわからず心配でご相談をお受けしました。
身体は寒がり、血圧はわずかに高く降圧剤を服用中、この疾患以外には特別なストレスはなし、特に自覚症状もないとのことで、脳血流を良くしながらも出血を防ぐ目的で、中国では昔から使われる漢方食品をお使いいただきました。

血流を良くする漢方薬はたくさんありますが、もし出血傾向があるとかえって出血を招きかねないため、漢方薬は使用しないことにしました。

Hさんは、いつ破裂するかわからないという不安で食欲が低下し、体重が5㎏減少しました。
そこで少しでも安心できるよう、気分を楽にする、疎肝理気和胃の漢方薬をお使いいただき、気分は楽になってくるとともに、食欲も回復してきました。

そして2年後の検査で、動脈瘤の大きさは変化ありませんでした。

さらに、以前は隠れ脳梗塞と言われる微細梗塞がMR検査で多数見られていたのが、今回は全くなくきれいな状態との診断でした。

健康食品の継続によって、これらの微細梗塞が消えたと思われます。

まだまだ経過観察が必要ですが、良い結果が見られて安心していただきました。

お気軽にお問合せください。

つぼみがチラホラ

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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 脳梗塞・脳溢血・脳卒中 タグ: 微小梗塞, 柴朴湯, 田七人参, 脳動脈, 隠れ脳梗塞

非結核性抗酸菌症の漢方

2023年7月26日 by 健伸堂

7年前に非結核性抗酸菌症の感染がわかり、昨年から治療を始められた50歳のNさん、抗菌剤を使いながら漢方薬も併用しようとお越しになりました。

症状は、食後に痰が絡む、午前中に咳が酷い、息苦しさ、ヒューヒュー鳴る、朝方動悸がするなどでした。

その他にも、耳鳴り、肩がつまる、吐き気、不安感など、周辺症状もありましたが、まずは主症状の改善をはかるため、漢方薬はストレスを緩和し、肺を潤すものを用いました。

2週間後あまり変化なかったので再考し、次に肺を潤しながら、炎症を治め、咳を治める薬をお使いいただきました。

その後、息苦しさや咳、痰が軽減したので、この薬を継続することになりました。

また、睡眠状態が良くないので、眠前に養心安神薬を加え、睡眠も改善しました。

しばらくは症状も落ち着くと思われますが、また再発しないように次回以降に清熱解毒薬も加える予定です。

長い間の症状ですので、状態によって漢方薬も調整していくことが大切です。

ご相談はお気軽に、こちらからどうぞ。

山査子の菓子は甘酸っぱくておいしい

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カテゴリー: 免疫不全, 咳・気管支炎・喘息, 非結核性抗酸菌症 タグ: 咳, 息苦しさ, 柴朴湯, 痰, 竹葉石膏湯, 非結核性抗酸菌症, 麦味参

春のストレスと自律神経

2023年4月18日 by 健伸堂

4月は新年度の始まり、就職や転勤など何かとストレスが増える時期です。
また季節の変わり目でもあり、自律神経トラブルがふえています。

22歳のYさん、2月と3月に回転性めまいが起き、生理前後には頭痛が生じ、咽のつまり症状もあって相談に来られました。

Yさんは4月から初めての社会人、就職に対する緊張感もあったため、漢方で言う<気滞>とそれに伴う<水滞>が起きていると思われました。
舌診では、淡舌=血液不足、白苔=水分が滞留している、状態でした。

そこで漢方薬は、補血利水薬と、理気降逆の薬を使いました。また、生理の前後には疎肝薬を併用してもらいました。

1か月後、めまいや咽のつまり感もなくなり、生理期の頭痛もなくなりました。
新しい就職先でも元気に過ごせているとのこと、とても良かったです。

まもなく5月連休ですが、連休明けに気分が不安定になる<五月病>の方が増えます。

春先は自律神経トラブルが増えますが、漢方薬で楽しい春にしてください!

投稿者:古村学

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山のめぐみ・わらび

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カテゴリー: めまい, 喉の痛み・つまり, 生理痛・生理不順, 頭痛・偏頭痛, 食道炎・喉のつまり タグ: めまい, ストレス, 当帰芍薬散, 柴朴湯, 梅核気, 自律神経, 逍遥顆粒

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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