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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

副作用

こむらがえりの漢方薬と副作用

2024年10月8日 by 健伸堂

こむら返りは、脚のふくらはぎに起きる筋肉のけいれんを言いますが、同様の症状は足の裏や足指、太ももなどでも起きることがあります。

多くの方が経験しますが、特に高齢者には多く、寝ている間や、ゴルフの途中、ジョギングの途中などによく起きます。

原因は、筋肉の栄養不足や水分不足、冷え、熱中症、などで、漢方ではそれらの根本は血流不良によるものと考えます。

この症状に対して病院では「芍薬甘草湯」がよく使われます。
ただし、痛みが出た時の頓服として使うのは良いのですが、常用すると成分の「甘草」による副作用が起きることが心配されます。

特に芍薬甘草湯に含まれる甘草の量は、一般的な漢方薬に含まれる甘草量より多いので、気を付ける必要があります。

81歳のYさん、歩いているときやゴルフの時にこむら返りがよく起きるため、
病院から芍薬甘草湯をもらわれたのですが、毎日使っても良いのか心配になり相談に来られました。

もちろん、常用してはいけない漢方薬であることを説明し、Yさんには血流を良くする冠元顆粒などをお使いいただきました。

この漢方薬は、頭痛や肩こりなど、血流不良で起きる様々な症状に対して常用できるもので、1か月後にはこむら返りは発症することなく、安心して身体を動かすことが出来るようになりました。

この漢方薬以外にも、体質によって使うものはいくつもあります。

お気軽にご相談ください。

道端の芙蓉の花

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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 手・脚・膝の痛み, 痙攣(けいれん) タグ: こむら返り, 冠元顆粒, 副作用, 漢方薬, 芍薬甘草湯, 血流不良

漢方薬の副作用問題

2024年9月25日 by 健伸堂

以前から漢方薬の副作用に関しては注意をしていても避けられない問題で、業界ではよく聞かれます。

当店でも過去にいくつかの経験がありますが、最近お客様からお聞きしたことを紹介します。

Aさんは他店で煎じ薬を購入されて服薬されていましたが、飲み始めてしばらくしてから血圧が上昇し始め、肝機能も高くなったので、医師から服用を中止するよう指示を受けました。

経過をお聞きすると、漢方薬の効果を高めるために生薬量を少し多くして使われていたとのことでした。

また、身体もむくみ、体重が増えていました。
この状態から、成分の甘草による偽アルドステロン症が疑われました。

この方には、甘草を除いた処方をお使いいただき、その後問題なく服用されています。

Kさんは他店で煎じ薬を服用されていましたが、身体が重く、倦怠感が強くなり、病院で検査を受けると肝機能が上がっていたので、漢方薬を中止されました。

そこで詳しくお聞きすると、元々シナモンに対してアレルギーがあり、シナモントーストを食べると咽がイガイガし、咳が出るとのことでしたので、生薬成分の桂枝によるものと思われました。

この方には桂枝を含まない他の漢方薬をお使いいただき、問題なく経過しています。

ただし、アレルギーを起こしやすい方は、どのような成分でも副作用が起きやすいので、注意が必要です。

以前に小柴胡湯による間質性肺炎の問題が報道されたことがありましたが、重篤な状態になる前に、倦怠感などが出た段階で対応することが大切です。

特に、柴胡、黄ごん、桂枝、甘草などはトラブルが起きやすいのですが、アレルゲンとなる成分や食品は無限にあり、個人差もありますので、気になった時は血液検査を早めに受けるなどの対応が必要になります。

お気軽にご相談ください。

紫式部の実が美しい

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カテゴリー: ちょっと一息コラム, 副作用 タグ: アレルギー体質, 副作用, 柴胡, 桂枝, 甘草, 肝機能障害, 黄ごん

漢方薬を飲みたくても飲めない事例

2023年6月20日 by 健伸堂

60歳のTさん、長期間のめまい症状のため病院から様々な種類の漢方薬を順次出されたのですが、ほとんどの漢方薬が2日以上は飲むことができないため、相談に来られました。

漢方薬を飲むと、頭がガンガンする、眼がチカチカする、動悸がする、身体が重くなる、立てなくなる、などいろいろな症状がでるとのことで、エキス顆粒タイプは使えないと判断し、何が原因かそれぞれの処方を検討しました。

その結果、生薬成分で、血流を良くするもの、刺激性があるもの、強い作用するものが入った処方があわないのではないかと考え、それらを考慮して煎じ薬をお使いいただきました。

まずは煎じ薬の量を少なめに服用していただいたところ、不快な症状は現れず、めまいも軽減してきました。

結果からみて、胃腸の弱い方は構成生薬によって過敏に反応し、副作用のような状態が生まれるようです。

一般的に、おなかに負担なる漢方薬に対しては、健胃薬を少量合わせて服用することで対応しますが、過敏な体質の方には煎じ薬の構成生薬を調整することで対応が可能となります。

漢方薬も個人の体質に合わせた調整が大切になります。

お気軽にご相談ください。

投稿:古村学

月下美人のつぼみ

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カテゴリー: ちょっと一息コラム タグ: 副作用, 漢方薬, 煎じ薬, 胃弱

薬の副作用による幻覚症状

2020年2月22日 by 健伸堂

パーキンソン病を15年来患っておられるKさん、薬の効きが悪くなるとともに、副作用で幻覚や幻聴が出始めました。
時には幻覚と現実の区別がつかないこともありお困りでした。

また長期の疾患で気分は不暢、頭痛や肩こりがひどく、睡眠も浅く夢が多いとのこと、舌診では<血お=血流が良くない> <白苔=水分代謝が良くない>という状態でした。

そこでまずは幻覚に使われる漢方薬や安神薬をお使いいただきました。

1か月後、虫のような幻覚が軽減され、睡眠も良くなりました。

そこで根本治療を考え、肩こりを軽減して、脳血流を良くする漢方薬をお使いいただいたところ、逆に幻覚が悪化したので中止、再び元の漢方薬に戻すことになりました。

パーキンソン病は、神経細胞の中に特定のタンパク質が凝集して溜まることが原因と言われ、脳血流を改善し、細胞の活性化を図ることが必要と考えますが、まずは標治(お困りの症状を改善すること)から始め、その後に本治(根本的治療)にしていくことになりそうです。

長い間の疾患ですので、時間がかかるかと思われます。

ご相談はこちらからどうぞ

鮮やかな蝋梅

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カテゴリー: 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 副作用, 幻聴, 幻覚, 抑肝散, 柴胡加竜骨牡蠣湯

アレルギー体質・偽アルドステロン症

2015年3月3日 by 健伸堂

当店のお客様Tさんは、西洋薬や食品だけでなく、漢方薬アレルギーがあります。

食品では、どの成分がアレルギーを起こすか予測がつかず、新しい食品は食べてみないと結果はわかりません。
そのため、今までにアレルギーを起こした食物成分の有無を確認するだけでは追いつかないのです。

漢方では、最初はほとんどの漢方薬が使えていたのですが、年々アレルギー物質が増えていき、今では<甘草> <黄耆>、<柴胡>、<芍薬>、<地黄>、などがアレルゲンとなり、ほとんどの漢方薬が使えなくなってきました。

漢方で一番多いのは、偽アルドステロン症で、甘草の大量摂取によるものです。
症状は急激なむくみや血圧上昇がおきますが、中止をすると問題はおきません。

当店では複数の漢方薬を服用していただく場合、含有する甘草の量を考えてお渡ししていますので、問題はほとんど起きませんが、当店の漢方薬に加えて、医師からの処方や、他店での薬を併用されている場合は注意が必要です。

漢方だからいくら飲んでも安全ということではなく、1か所で購入していただき、安心して飲めるようにしたいものです。

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カテゴリー: 未分類 タグ: アレルギー, 偽アルドステロン症, 副作用, 漢方薬, 甘草

クローン病による腹痛

2014年9月6日 by 健伸堂

クローン病や潰瘍性大腸炎などは大変微妙な対応が必要となります。

75歳のFさんは60歳の時にクローン病と診断を受け、ペンタサや免疫抑制剤を処方されたのですが、これらの副作用が生じ苦労してこられました。

最近は小腸あたりがチクチクする痛みが続き、コルチゾンなどをお使いでしたが、いつまでも使えないので漢方相談にお越しになりました。

幸いにも下痢や出血はないようなので、癒着が原因かと考え温中散寒・止痛の<大建中湯>などをお使いいただきました。その後2週間ほど経過して痛みはなくなり、効果があったとの報告を受けました。

この漢方薬は長期服用も問題なく、このまま継続してもらっています。

難病も対処療法として、たくさんの対応できる漢方薬がありますので、ご相談ください。

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カテゴリー: 未分類 タグ: クローン病, 副作用, 潰瘍性大腸炎, 痛み

抗精神薬からの離脱

2012年9月6日 by 健伸堂

若い女性で抗精神薬をお使いの方はたくさんおられます。

独身の間はいいとしても、結婚して妊娠の可能性が出てくると、やっぱりやめたいと思われます。
妊娠に対する安全性は<おくすり110番>のサイトに、米国FDA、オーストラリア基準、虎の門病院の基準に基づく安全性のレベルがまとめられています。

http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_00top.html

しかし、個人差もあるため確約されたものでなく、判断が難しくなります。

25歳のNさんも、3年前から抗うつ薬、抗不安薬などを使っておられたのですが、将来を考えて少しずつでもこれらの薬をやめたいと漢方相談にこられました。
西洋薬を抑えると、頭がボーとする、夕方にしんどくなる、目まいがしそう、眠気がする、など様々な症状を訴えられました。

漢方薬はその状況に応じて、<帰脾湯><桂枝加龍骨牡蛎湯>、<柴胡加竜骨牡蠣湯>などをお使いいただきました。
そして約半年で、3種類の西洋薬が飲まずに済むようになり、現在は1種類だけ、それも少量でよくなりました。

薬の依存性もありますが、それに合わせて薬に対する精神的な依存性から抜けるため、漢方薬が支えとなってくれればと思っています。
あと一息、Nさん、頑張ってくださいね。

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新薬の副作用による便秘

2009年1月24日 by 健伸堂

67歳のKさんは、家庭の事情もあって自律神経失調症が長い間続いています。

当初は便秘で相談にこられ、長い間の<お血>による便秘とみて<桃核承気湯>をお使いいただきました。それまでは様々な便秘薬を使われましたが、すべてお腹が渋ったり、下痢になったり、不快な状況が続いていましたが、漢方薬Tを使いだしてから毎日便通があり、気分的にも楽になったと喜んでいただきました。

その後状況が変わり、抗うつ剤が変化したため、再び酷い便秘になり、<桃核承気湯>が全く効かなくなりました。そこで漢方薬は<大甘丸>に変更し、再び便通は改善さました。

便秘薬でも、漢方は様々な状況によって変わりますので直接ご相談下さい。

カテゴリー: 便秘・下痢・軟便 タグ: 便秘, 副作用

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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