祇園祭速報 1
昨日の胴組み(本体の台座組み立て)に続き、今日は<縄がらみ> すなわち釘や金具を使わず、くさびと縄でくみ上げられました。あいにくパラパラ雨が降り、シ ートの下での作業でしたが、昔から祇園祭には雨がつき物で、慣れた様子でした。
その後、真木(長刀が取り付く長~い柱)が取り付けられ、しっかりと台座に固定されました。
午後からは鉾たてが多くの観客の見守る中、太いロープで引き上げられ高さ22mの鉾が立ちました。昔は人手で引いたとの事ですが、現在はウインチを使っています。
長刀鉾保存会の事務所にこれだけの資材が保管されているのには驚きです。
なお、山鉾巡行のコースは次のとおりです。
これで、仕事をサボっているのもバレバレですね。
慢性の鼻閉
鼻閉は、子供や若い男性によくみられ、漢方薬で改善するケースは大変多いです。
遠方よりわざわざ京都にこられた27歳の男性Mさん、高校時代より慢性副鼻腔炎で鼻閉が続いていました。今までも耳鼻科の治療を受けたり、抗生物質を服用したり、漢方薬も10種類以上使ってこられました。そして他店で求めた<荊芥連翹湯>がいちばんましだったが、しかしスッキリはしないとのことで相談にこられました。
そこで鼻閉のファーストチョイス<鼻淵丸>だけを使っていただき、様子を見ることにしました。1ヶ月後来店され、結果をお聞きしたところ、飲んだその日からすぐに効果が現れ、1ヶ月で8割方良くなったと喜んでいただきました。あまりの速さに驚きのご報告でした。
漢方薬Bは構成生薬の<蒼耳子>が鼻の穴を掃除してくれるという、効果の早い漢方薬として有名です。
ステロイド剤と漢方薬
ステロイドホルモン剤は様々な疾患に使われますが、その副作用軽減のためとして<柴苓湯>が病院から出されることがあります。
<柴苓湯>とは<小柴胡湯>と<五苓散>という薬を合わせたもので、効能は「和解半表半裏+利水」といいます。この意味は、病邪が身体に入ってきて、身体の防衛能力(正気)が負け気味な状態で出現する症状、例えば悪寒と発熱が交互にでる、食欲がない、ムカムカする、胸騒ぎがする、めまいがするなどを改善するというものです。
しかし、この薬がステロイドと併用すると良い結果が出ているので、『ステロイドには漢方薬S』のような誤った使い方がされる傾向にあります。お客様からもステロイドを使っているので漢方薬Sをくださいと言って来られることもあります。
○○病に○○湯という『病名漢方』は漢方の信頼を落とす場合がありますので、必ず相談の上でお決めください。
おみやげはヤマビル?
昨日はスタッフとともに雨の中、渓流釣りに行ってきました。
さすがに、雨の中で山中に入っている人は見かけませんが、実はこういう日こそイワナが警戒心をなくし、貪欲に食いつくのです。水量が減り、天気の良い日は人影や足音に敏感で、岩の下にかくれて出てきません。人と魚の知恵比べです。
さて、この湿気る時期は<ヒル>の活動期で、渓流を歩く間にたくさん衣服につき、時には血を吸われます。ヒルは血液の凝固を阻害する酵素を出すため、吸われた後も血液がなかなか止まりません。ヒルは満腹になると自然と落ちますが、あとは血だらけ状態です。
この作用を利用したのが生薬の<水蛭>です。水蛭は漢方で「破血・消痞=末梢血流をよくし、血栓予防をし、塊をとる」という目的<抵当湯>などの処方に使われます。日本での商品としては<水快宝>という健康食品があります。
また昔は、古血を出させることで血液の流れをよくするものとして、肩こりなどに使われました。なお、生薬として用いられるのはチスイビルなどで、山にいるのは小型のヤマビルです。
昨日のおみやげ? は<イワナ>と<ヒル>でした・・・。

