子供さんの頭痛(再び)

先日、子供さんの頭痛が改善したことをブログに掲載しましたが
このブログをご覧になったSさんからお問い合わせがありました。
症状は、4歳になる女の子が2月頃より1日2~3回、おでこ(前頭部)が痛み、何度も色々な病院に行って検査を受けても異常なしとのこと。でも痛がっているので、藁をもすがる思いで、漢方薬でも試してみたいとの相談を受けました。
状態はブログ掲載の子供さんと同じでしたので早速<柴胡桂枝湯>をお使いいただきました。
そして、昨日その結果をご報告いただき、すっかり治ったと喜びのメールをいただきました。
Sさんのご了解を得ましたので、以下に転載させていただきます。
————————————————————-
先日子供の頭痛でお世話になりましたSです。
本当に薬を飲み始めて次の日位からおでこ痛いよー、と言わなくなりました。
ずっと様子を見ていますが、今のところ薬を飲み始めて以来痛がっておりません。
あんなに色々な病院に行き、検査をしたりで気のせいでは?と言われることもあり、痛がる子供を見ては、なんとかならないものかと思う日々でした。
迅速、丁寧に対応していただき本当に感謝しております。
漢方薬がこんなに即効性があるものとは知りませんでした。
また症状がでることがありましたら、ぜひ相談させていただけましたらと思います。
ありがとうございました。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

子供さんの頭痛

7歳の女の子Aちゃんは、今年4月頃より毎日頭痛がしていました。
病院では特に異常は見つからず、原因不明とのことで漢方相談にこられました。

とても聡明な子供さんで、4月の新学期から頭痛が始まったとのことから、
少しストレスも感じているのではと思われました。
また、空腹時によく胃痛が起きるとのことや、頭痛の部位が前頭部であることから、
<胃経>に関連すると考え、<柴胡桂枝湯>をお使いいただきました。

1週間後にお越しになり、飲みだしたあくる日から頭痛が減少し、
今はすっかり消えたと報告いただきました。
ストレスを緩和し胃の調子を整えることで、見事に頭痛が改善した症例となりました。

頭痛の漢方薬はたくさんの種類がありますが、発症の部位や経過などを考えると、
自ずから適切な漢方薬が見つかります。お気軽にご相談ください。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

子供の黄斑変性症

加齢性の黄斑変性症は中高年の方によくありますが、子供の黄斑変性は先天性で遺伝性のもので、スターガルト病やベスト病といわれるものです。
ベスト病は黄斑部に卵黄様の黄色色調滲出病変を呈し、黄斑部の萎縮をきたし、視力障害を生じることもあります。

9歳のNさんは、6歳のときに精密健診を受けて黄斑変性症が判明、そして最近の検査でベスト病と考えられると診断がありました。
自覚症状はなく、視力低下もないので現在は問題ないのですが、網膜に浮腫がみられ、定期的に検査を受けられています。

漢方では先天的疾患と捉えた場合には<補腎剤>を用いますが、浮腫があることなどから、以前よりこの疾患に用いられてきた<柴苓湯>や<桂枝茯苓丸>などを用いてきました。
その後顕著な改善は見られませんが、浮腫が僅かずつ軽減しているので、継続してもらっています。

今後の進行予防になればと願うばかりです。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

赤ちゃんのアトピー

1歳の赤ちゃんHくん、生後3ヶ月頃から湿疹が出始め10ヶ月目に悪化したので、相談に来られました。

症状は、首の周りや関節部位が乾燥し、赤みと痒みがありました。
Hくんのお父さんもアトピーがあり、漢方薬で良くなったので、Hくんには<小建中湯>や、<馬歯けん含有健康商品>などを使ってもらい、3ヶ月ほどですっかり症状がなくなりました。

その後来られなかったのですが、先日再び症状悪化したため来店され、また同じ漢方薬を使っていただくことになりました。

Hくんのアトピーは遺伝性も考えられるので、今後は体質改善の目的で漢方を続けてもらうよう、お勧めしました。
<小建中湯>は子供の体質改善薬のファーストチョイスで穏やかな漢方薬ですが、このケースでは早い効果が見られました。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

子供の風邪の季節

朝夕寒くなってくると子供の風邪の相談が増えます。特に幼稚園などで風邪をもらってきて、家族まで風邪が広がったというケースはよくあります。

子供の風邪は、咳や咽にからむ痰、ダラダラ流れる鼻水などが長引くというのが特徴ですが、漢方薬は長期に渡る風邪にも使えます。症状にによって薬は変わりますが、その前に風邪を引かない身体つくりとして温中・補気作用の<黄耆建中湯>をお使いいただいています。

飲みだして2ヶ月ほどすると、今までよく風邪を引き、中耳炎を起こしていたのが無くなったと聞きます。

またハーブティの<板藍茶>も子供には強い味方!ご家族で移しあうことの無い様に、今から準備してください。

子供の水いぼには

プールが始まるこの時期、子供の水いぼの相談が増えます。水いぼがあるとプールに入れないので早く何とかして欲しいと言われます。

水いぼはウイルス性で次々と増えていきますが、病院で取ってもらってもまた出てきます。それより子供にはピンセットで取られる時の痛さは我慢できるものでないようです。そこで漢方の出番です。

先日も2歳の男の子の相談があり、病院で<ヨクイニン>をもらい2ヶ月飲んだが治らないとのこと。もちろんピンセットで取ってもらったが次々とでるので、プールがはじまるまでに改善できないかとの相談を受けました。

そこでヨクイニンで効かない時に使う漢方薬と、板藍根ハーブティを使っていただいたところ『1ヶ月余りですっかり消えて今年のプールに間に合いました』とお礼のメールをいただきました。子供さんも痛い思いをするより、少し苦い漢方を飲む方が良かったようです。

小児の喘息

小児の鼻炎や咳、喘息の相談は最近増えてきています。

5歳の男の子Fくんは鼻水、鼻閉が慢性的にあり、咳をしたとき嘔吐しやすいなどで相談を受けました。元々冷え症があり、トイレも近く、体質改善が必要な状態でしたので、子供によく用いられる<黄耆建中湯>を使っていただきました。

しばらくすると風邪も引かなくなり、咳や鼻水も改善し、食べ過ぎたときだけ喘息のような咳がでるという状況までになりました。

子供の体質改善はやはり胃腸からしっかりさせるという方法が、すべての症状に共通するようですし、この薬は安心して使えるスグレモノです。

子供の花粉症が増加!

日本テレビの番組によりますと、東京都内の小学校で4年生クラスを調査したところ、39人中14人が花粉症を発症していたとのことです。確かに近年、子供のアレルギー性鼻炎や花粉症が増えていることは実感します。

番組では都内の教師や医師の話でも、増加してきているとのコメントがありました。子供の発症数増加は、単に花粉飛散量の増加だけでは説明しきれず、明確な原因は不明とされていますが、漢方的な捉え方では、生活の変化や体質の変化、それに伴う免疫異常が関連しているのではと考えます。

加工食品や添加物の問題などが健康にどのように影響しているかが明らかになるのは、子供が成人になる以上の時間、例えば20~30年の検証が必要かと思います。便利な生活の裏側には危険なものが付きものかと思わざるを得ませんでした。

子供の喘息

文部科学省が公表した「平成19年度学校保健統計調査速報」によると、満5歳~17歳までの児童・生徒の健康診断の結果、子供の喘息が過去最多になったということです。

その結果、2007年度の喘息にかかっている子供の割合(被患率)は、幼稚園では2.2%、小学校3.9%、中学校3.1%、高等学校1.8%で、10年前の2倍になっているそうです。また、蓄膿症やアレルギー性鼻炎の子供も増加しています。

原因は様々で、環境汚染や食物の添加物、食事内容の変化などが考えられると思いますが、漢方の立場でから見ると一番気になるのは<冷飲・冷食> <クーラーなどによる冷え>が一番気になります。

そして、相談に来られた子供さんには、衛気を高める<衛益顆粒>や <荊芥連翹湯> <麻杏甘石湯>などを使い、滞った水分を減らし、身体を温め、アレルギー体質改善することで改善していきます。あわせてお母さんに対して、水分摂取を制限し、冷たいものを止めるように生活改善するよう話します。その方の環境によって原因様々でしょうが、結局ご両親が気をつけてあげることでかなり改善、または予防ができると考えます。

便利な生活が病気を生んでいますので、昔の生活を見直すことも必要ですね!