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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

未分類

子供の症状には漢方が一番

2016年5月27日 by 健伸堂

子供が幼い間は様々な病気を経験します。
一番多いのは感染症で、予防接種をしっかりと受けて対応することが必要です。

しかし、体質によって生じる症状に対しては漢方薬が適応します。
例えば、下痢しやすい、おなかが痛い、肌荒れ、アトピー、夜尿症、喘息、鼻炎、などは漢方薬が効果を発揮します。
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2歳のMくん、くしゃみや鼻水など鼻風邪を繰り返していました。病院の薬が合わないので漢方で対応したいとのことでした。

そこで、補気固表の<黄耆建中湯>などを少量使っていただいたところ、その後数か月間は鼻風邪を引かなかったと喜んでいただきました。

その後漢方薬を止めておられたのですが、再び同じ症状が出始めたので、再び再開し、またすぐに治まりました。

子供の体質改善薬としては、胃腸を元気にして身体を丈夫にする<六君子湯>や、精神的な面に作用する<桂枝加龍骨牡蛎湯>などもあり、安心して継続していただけます。

お母さん方にもっと漢方の良さを知っていただきたいものです。

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漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

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カテゴリー: 未分類 タグ: 体質改善, 子供の漢方

ドクダミで ちょっと一息

2016年5月21日 by 健伸堂

ドクダミの花があちこちで咲いています。

別名:十薬と言い、昔から民間薬としてお茶に使われてきました。

抗菌作用や利尿作用があり、便秘や高血圧予防にお茶として用いたり、湿疹、かぶれなどの皮膚トラブルには、お茶かまたは生の葉をすり潰したものを塗布する使い方もあります。

梅雨の前のこの時期が開花期ですので、野山の清浄な場所で採取して乾燥させると保存できます。

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十薬の名称は中国名で<魚腥草>あるいは<じゅう菜>といい

植物学者・牧野富太郎先生の説では、「ジュウヤクは蕺(じゅう・中国文字)薬の字音に基くと言い、或いは之を馬を飼うと十種の薬の効能あるので十薬という」となっています。

なお、乾燥したどくだみも取り扱っています。

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カテゴリー: 未分類 タグ: どくだみ, 十薬

多汗症は良い循環に変えること

2016年5月14日 by 健伸堂

多汗症で成人後に気になり始めるケースは、食生活の乱れやストレスが原因と思われますが、子供の頃から気になっていたというケースは、大いに性格的な要因があります。

なぜか遺伝的要因は少なく、ご両親は多汗ですか?と尋ねても、そうではないとの答えがほとんどです。

発汗の要因としては、身体に熱が産生しやすい、あるいはこもりやすい体質による<温熱性発汗>と、気になる、緊張しやすいなどの<精神性発汗>がありますが、これらは別々の要素でなく、常に影響し合っている要因です。

すなわち、汗が出ると気になり、過敏に反応して身体がカーと暑くなり、そのためまた汗が増えるというケースです。

ちょうど<鶏と卵>の関係のようで、どちらが先にあるのかわかりません。
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そこで、いろいろと状況をお伺いし、体質も合わせて考え、いずれの要素にウエイトを置くかを決めます。わからないときは両面に対応するよう、2種類の漢方薬を併用します。

少しでも改善傾向が見られると、精神的にも安心感が得られ、それが急な汗を抑えることになり良い循環が生まれます。

多様なケースがありますので、じっくりと取り組む必要があります。
まずはご相談ください。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 多汗, 循環, 温熱性発汗, 精神性発汗

乾癬と頭痛

2016年5月13日 by 健伸堂

最も多い尋常性乾癬は、皮膚に白色の粉が噴いて(鱗屑)紅斑を伴う皮膚疾患で、慢性的に経過します。

原因は不明ですが、遺伝的な素因に、食事、ストレスなどが加わると発症することがあります。
漢方でも主な原因はストレスによるものと考えています。

40歳のYさん、4~5年前に発症し、腕、背中、下肢などに紅班が現れ、ステロイドを使われていましたが改善せず、相談に来られました。
皮膚の症状以外には、肩こりや目の中でキラキラ光る時がある、目の奥の頭痛があるなどでした。

そこでこれらの症状から、ストレスを受けやすいタイプと捉え、<加味逍遥散>や<消風散>など、ストレスを発散させて軽減するものをお使いいただきました。
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その後2週間後には頭痛が出なくなり、1か月後には乾癬も少し改善傾向が見られました。
完治は難しいと言われる乾癬ですが、少しでも改善してくれることを願っています。

漢方では上記のような、<ストレスを軽減するもの+皮膚の炎症を治めるもの>を併用するのが一般的です。

タイトルに書いたように、乾癬の方は頭痛を伴っているケースが多く見られます。
それだけ神経を使う性格や、ストレスに弱いタイプかと思われます。

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カテゴリー: 未分類 タグ: ストレス, 乾癬, 食事

手湿疹が早期改善

2016年5月10日 by 健伸堂

手湿疹のご相談はよくあります。特に美容師さんや、看護師さん、飲食関係の方に多く見られます。これらのお仕事をされている方は、常に水や洗剤、薬品に触れることが多いためです。

40歳の女性Mさん、今年になってから手の甲に水疱ができ始め、夜になると痒みが酷くなるとご相談を受けました。

お仕事をお聞きすると、花屋さんにお勤めとのことで、やはり水を使うお仕事でした。
病院ではステロイド軟膏と抗アレルギー剤をもらわれたのですが、副作用があり1週間で止められました。

そこで漢方薬は清熱利湿作用のものを服用いただき、外用には<タイツコウ軟膏>をお使いいただきました。

2週間後にお越しになり、強い痒みはなくなり、手の甲もきれいになってずいぶん楽になりました。
完治まではまだ少し時間がかかりそうで、同じお薬で継続いただきました。

水などを使う仕事を継続する限り再発の可能性はありますが、手を濡れたままにしないなど注意することが分かっただけでも、良い状態が維持できるものと思います。

この方の場合はとても速い改善でしたが、仕事の状況によっては時間がかかるケースもあります。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 手湿疹, 瀉火利湿, 看護師, 美容師

乾燥しやすい体質

2016年4月25日 by 健伸堂

身体の乾燥によって生じる症状は様々です。

2年前にお越しになった46歳の女性Kさん、口や喉が渇いて、話そうとすると咳が出そうになるとの訴えでした。舌診では厚膩苔で、口渇のために水分を多く摂っている様子が伺えました。

そこで漢方薬は<漢方薬G>などをお使いいただいたところ、口の渇きは2週間でほとんど落ち着き、水分の摂取量も抑えることができました。
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それから1年後、今度は咳が出る、舌が渇く、ドライアイで点眼をされている、との訴えでしたので、滋陰作用の<麦門冬湯>や<百合含有健康食品H>をお使いいただき、1か月程度で改善しました。

そしてこの春にお越しになり、咽がイガイガして咳が少し出て、声枯れをしているとのことでした。

今回も同じく<麦門冬湯>などをお使いいただきました。

Kさんの場合は、春と秋の季節の変わり目に乾燥が原因となる症状が出るようです。
再発しないように体質改善をお勧めしましたが、続けて飲むのはしたくないとのことで、毎回同じ時期に同じ薬を使うことになりそうです。

これから年齢が高くなるにつれて乾燥しやすくなると思われますので、いずれ体質改善が必要かと思います。

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カテゴリー: 未分類 タグ: ドライアイ, 乾燥, 体質改善, 口渇, 咳, 咽痛

蕁麻疹の改善

2016年4月20日 by 健伸堂

蕁麻疹の原因は多岐にわたり、一過性のものから長期にわたるものまで様々です。

西洋薬では抗ヒスタミン剤などが使われますが、根本治療ができないケースもあり、漢方が求められます。
漢方では、発症の原因と体質を捉えて、様々な漢方薬を使います。

60歳のKさん、屋外で作業をしている時や、熱がこもった感じの時に蕁麻疹が急に発症しました。また、会議でストレスを感じたり、緊張した時にも発症しました。

そこで内熱をさます<黄連解毒湯>や、ストレス反応を軽減する疎肝剤の<逍遥顆粒>などをお使いいただきました。
使い始めるとすぐに変化があり、蕁麻疹の状態や頻度が軽減しました。しかし、完全に消えることはなく、季節や状態によってお薬を変えながら継続していただきました。

1年ほど経過すると、発症頻度も少なくなり、服用回数を1日1~2回にされていました。
その後も根気よく続けられた結果、3年後にはほぼ出なくなりました。

熱がこもりやすい体質や、ストレスに対する過敏な反応が変化してきたものと思われます。

以前に書いたブログで3日で改善したケースもありますが
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https://www.kanpou.info/blog/ichizen/images/2014/12/2-6.html

 

今回のように3年かけて完治するケースもあります。

体質や原因を正確に捉えることや、根気よく取り組むことの大切さを感じる事例でした。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 蕁麻疹

手足の多汗

2016年4月16日 by 健伸堂

多汗症は体質的な原因によって、発汗する部位も変化します。

https://www.kanpou.info/o/24.html


40歳のSさんは、以前から年間を通して手足の発汗が酷く困っておられました。
手足は暑くなると汗をかき、汗のために冷えてしまうという繰り返しでした。
また、睡眠時は手足の発汗はなく、背中に寝汗をかくとのことでした。
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タイプは<気陰両虚>すなわち汗腺のコントロールする力が弱く、手足はほてり傾向がみられました。

そこで漢方薬は気陰を補う<麦味参>や滋陰清熱の<瀉火補腎丸>などをお使いいただきました。
漢方薬を使い初めて1か月で、少し汗が減りはじめ、そのまま継続いただいています。

どこまで軽減できるかは不明ですが、服用前よりは軽減されていて、気分的にもずいぶん楽になったようですので、それがまた良い循環を生んでくれるものと思います。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 多汗, 手足, 気陰両虚, 緊張

多汗症・精神性発汗

2016年4月15日 by 健伸堂

多汗症の発症原因は、食生活による温熱性発汗と、元々の緊張しやすい性格による精神性発汗があります。

また発汗することが緊張を生み、それが発汗の原因となるような循環に陥ることもあります。

30歳のHさん、子供の頃から汗かきで、特に頭部と腋に多く、気になっていました。
タイプはやや痩せ型で、まじめな性格、緊張しやすいとのことでした。
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緊張によって<気が上衝>し、頭部に熱がこもり、頭から汗が流れるようです。
いわゆる精神性発汗ですので、緊張を緩和し、気分を安定させるよう、<柴胡剤>をお使いいただきました。

2週間後にお越しになり、緊張感がずいぶんなくなったが、薬を飲むと眠くなるとのことでした。
これはリラックス効果がよく効いたためと思われ、量を加減して継続していただきました。

その後半年余り継続されてずいぶん楽になり、一旦廃薬されました。

発汗は誰にでもあることですが、それが気になると緊張を生むため悪循環になることがよくあります。
少しでも改善すると安心感が生まれ、発汗はより軽減されることが多いようです。

多汗症の漢方は後遺症や副作用がなく、安心して体質改善ができ、日常生活が楽になるケースがよく見られます。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 多汗, 温熱性発汗, 精神性発汗

多汗症の代償性発汗

2016年4月13日 by 健伸堂

多汗症の治療でよく行われるETS手術(交感神経遮断手術)による代償性発汗は、個人差があるものの、ほぼ100%発症すると言われます。

手掌や顔の発汗を抑えた方は、特に胸から下の汗の量が増えます。
酷い場合は、ETS手術をしたこと自体を後悔される方もおられます。

40歳のRさん、手術後すぐに代償性発汗が起こり、背中から足まで汗をかき、体中に熱がこもり、のぼせる様な感覚が出てきました。寝汗も酷くて、汗のために睡眠が充分にとれず、大変困っておられました。
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そこでRさんの体質や症状をお聞きすると、元々は手足と腋の汗が多く、いつもダラダラと出ていたとのこと、熱がこもるだけでなく、緊張などによる精神性発汗もありました。

まずはこもる熱を軽減することが最優先で<黄連解毒湯>を用い、また汗腺が開いて汗が漏れ出るのを防ぐために衛気を強める<衛益顆粒>をお使いいただきました。

その後1週間ほどして、睡眠時の汗が軽減し、眠れるようになりました。また、全体的にも汗が減り、気分も落ち着いて来たようです。

その後は緊張などの精神性発汗が気になりはじめ、漢方薬を変更しながら継続いただいています。

多汗症の漢方薬は、その原因によって対応するものがたくさんあり、体質改善によって発汗が軽減されるケースが多々あります。

多汗が完全になくなることはありませんが、漢方薬で日常生活での負担を軽減することは可能です。
手術をされる前に、一度漢方薬を使ってみるのも、一つの方法ではないでしょうか。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 代償性発汗, 体質改善, 多汗, 精神性発汗
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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