最も多い尋常性乾癬は、皮膚に白色の粉が噴いて(鱗屑)紅斑を伴う皮膚疾患で、慢性的に経過します。
原因は不明ですが、遺伝的な素因に、食事、ストレスなどが加わると発症することがあります。
漢方でも主な原因はストレスによるものと考えています。
40歳のYさん、4~5年前に発症し、腕、背中、下肢などに紅班が現れ、ステロイドを使われていましたが改善せず、相談に来られました。
皮膚の症状以外には、肩こりや目の中でキラキラ光る時がある、目の奥の頭痛があるなどでした。
そこでこれらの症状から、ストレスを受けやすいタイプと捉え、<加味逍遥散>や<消風散>など、ストレスを発散させて軽減するものをお使いいただきました。
その後2週間後には頭痛が出なくなり、1か月後には乾癬も少し改善傾向が見られました。
完治は難しいと言われる乾癬ですが、少しでも改善してくれることを願っています。
漢方では上記のような、<ストレスを軽減するもの+皮膚の炎症を治めるもの>を併用するのが一般的です。
タイトルに書いたように、乾癬の方は頭痛を伴っているケースが多く見られます。
それだけ神経を使う性格や、ストレスに弱いタイプかと思われます。
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