多汗に対する漢方 1

発汗は身体に蓄積した余分な熱を発散させて、体温を調節するための作用ですが、それが個々人の体質によって発汗状態が異なります。

中医学においては、発汗のタイプはいくつかに分類されます。

大汗・・裏熱(体中深く入った熱)により、大いに発汗する

自汗・・気虚(体表の防御能力が低下)によって、動くとダラダラと漏れるように出る汗

盗汗・・寝汗ともいい、睡眠中に汗が漏れる

黄汗・・汗に黄色い色がついている

いずれも中医学の古典にその解説があり、原因と症状によって対応の仕方が書かれています。

最近多汗症に対するサプリメントも出始めていますが、サプリメントはあくまで食品同等であり、歴史もほとんどありません。
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一方、漢方は長い歴史の中で使われ、検証されてきたもので、安心してお使いできるものです。

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薬の多剤服用がやめられない

漢方相談を受けていると、たくさんの種類の西洋薬を服用されている方をよく見受けます。
特に病院や診療所など複数の医療機関にかかっておられる場合は顕著です。

78歳のMさん、腎機能低下、狭心症、不整脈、過敏性腸症候群、不眠、など様々な疾患と症状でお困りでした。そのため西洋薬も、14種類を服用されていて、胃の調子も悪く、下痢になることも多くてお困りでした。

漢方薬をお勧めするにも、薬をこれ以上は増やしたくないので、症状にあわせて1種類をいろいろと変えていくしか仕方ない状態でした。

少し前にテレビで放映されていたのですが、心療内科はどんどん抗精神薬を増やしていって、気力も全くなくなった患者さんが、東京の精神科医に相談して、結果1種類の薬に絞りこんで、体調が良くなったとのことでした。

医師の判断ですので、薬の内容については意見はできませんが、14種類をいつまでも継続されていること自体、考えられないことです。

患者さんも、長い間お世話になっている医師に対して、意見も言いにくいようで、患者は医師や病院を選ぶのが難しい実態です。

以前から多剤投与のことは厚労省も課題になっているようですが、現実は何も解決していないようですね。

今日は患者様の立場で書いてみました。
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