掌蹠膿疱症の漢方
手のひらや足の裏に水疱や膿疱ができ、痒みを伴い、湿潤と乾燥を繰り返す病気で、ストレスがきっかけで発症することが多いと言われます。
15歳のSくん、元々アトピー体質でしたが、2年ほど前から手に水泡が出始め、その後乾燥し皮膚がめくれる症状が出始めました。
病院では掌蹠膿疱症と診断され、外用薬をもらわれましたが、漢方薬も併用したいと相談を受けました。
Sくんは疲れやすく、朝起きは特に不調、頭がぼーとする、不安感が時々出る、などの虚弱で神経質な、いわゆる腺病質タイプの子供さんでした。
そこで漢方薬は清熱・生津・補血作用の柴胡清肝湯を用いたところ、短期間で水泡は少なくなり、症状は改善してきました。
その後は、不眠や不安などの漢方薬を使うため、柴胡清肝湯を減量して継続されていますが、悪化することなく維持できています。
掌蹠膿疱症は精神的な要因が影響しますので、ストレスがなくならない繰り返すと思われますが、それでも最適の漢方薬が決まっていれば憎悪を防ぐことは可能です。
波しぶきを後に
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