健伸堂

MENU
  • メール相談
  • ご来店予約
お問い合わせは…075-353-7600
不妊・女性のご相談の方 宇治本店をお探しの方
  • HOME
  • 健伸堂とは
  • 漢方を知る
  • こんなお悩みの方に
  • 不妊でお悩みの方に
  • ご相談
  • 店舗のご案内
  • 漢方薬のご紹介
  • FAQ
漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴20年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

月別: 12月 2016

繰り返す膀胱炎

2016年12月28日 by 健伸堂

膀胱炎は女性に多く見られ、繰り返して発症するのが特徴です。

83歳のTさんは毎月膀胱炎を繰り返して、その度に<猪苓湯>などをお使いいただいています。

本来は繰り返さないように根本的な体質改善が必要なのですが、継続して薬を飲むのができないため、対処療法を繰り返しています。

55歳のNさんも頻繁に膀胱炎が起きていました。特に疲れると出やすいようです。
症状は、排尿痛や残尿感があり、普段尿が出にくい時もあるり、気になるとトイレに行きたくなるという、神経性、過敏性もあるようです。

そこでまずは体質を考え合わせて、通陽利水作用の<五苓散>をお使いいただきました。
その後すぐに状態は改善して、頻尿が治まり、すっきりと出るようになりました。

寒い時期ですので、冷えで膀胱炎や頻尿をおこす方が方がありますが、頻尿の原因は、漢方で言う<腎虚>、<肝鬱>、<心火>など、たくさんのタイプがあり、体質によって漢方を選びます。
お気軽にご相談ください。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で

幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: 未分類 タグ: 冷え, 漢方, 膀胱炎, 頻尿

高齢者の蕁麻疹

2016年12月19日 by 健伸堂

67歳の女性Mさんは今年の春から蕁麻疹が発症しました。

皮膚科からは抗アレルギー薬をもらわれていたのですが、なかなかおさまらないので、漢方を試してみようとお越しになりました。

発症の部位は肘や下肢などで、またその特徴は、夜のなると出て朝になると消える、痒みがある、乾燥肌、冷えやすい、などでした。また舌診では紫舌で、白躁苔でした。

そこでこの蕁麻疹は血流が良くないために皮膚が滋養されず、<陰虚>すなわち皮膚が乾燥して内熱がこもるためと考えました。

漢方は<亀板含有健康食品K>などの補陰剤をお使いいただきました。

1週間後には抗アレルギー剤をやめてもほとんど大丈夫で、痒みも軽減し、何よりも身体が楽になったと報告をいただきました。

1か月後には蕁麻疹は出なくなりましたが、身体が元気になるといって、続けておられます。

蕁麻疹もその方の体質的な原因を正確に捉えると、早期に改善するものです。
ご相談ください。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で

幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: 未分類 タグ: 乾燥, 蕁麻疹, 補陰剤, 陰虚, 高齢

冬の初めの咳

2016年12月17日 by 健伸堂

この時期は風邪も多くなっていますが、風邪症状はないのに咳が取れないという方が増えています。

30歳の女性Wさん、咽の痛みから始まり、咽が乾燥して咳が出始め、その後粘痰が増えて咳が止まりませんでした。

そこでまずは気管支拡張で咳をとめるように<麻杏甘石湯>を使ってもらいましたが、全く変化なく咽のいたみも取れないので、<麦門冬湯>に変更しました。

その後痰が増えて咳もさらに酷く、ついに咳のために胸が痛くなってきました。
症状は悪化の一途をたどるため再考し、今度は<柴陥湯>を使いました。

そして3日後、咳はほとんど治まり、胸の痛みもかなり楽になりました。

結果から考えますと、この時期の咳は乾燥によるもので、<肺陰虚>によって起きているものでした。

同様の症状の方が何人かおられたので、他の方には<漢方薬J>や<健康食品H>などをお使いいただき、短期で改善しました。

最初の処方が間違っていたためにどんどんこじれていった症例でしたが、その後の咳の方は<肺陰虚>の改善をベースにすることで、順調に治まりました。

ちょっとした失敗も、勉強になりました。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で

幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: 未分類 タグ: 乾咳, 漢方, 肺陰虚

めまいの改善事例

2016年12月12日 by 健伸堂

めまいの話は何度も書いていますが、
https://www.kanpou.info/mt_4_2_ja/mt-search.cgi?search=%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%84&IncludeBlogs=2&limit=20

その多くは水分過多(水毒)によるもので、よく<五苓散>や<苓桂朮甘湯>が使われます。
しかし、実際は様々なタイプがあり、脳髄が空虚なタイプの方も時に見られます。

34歳の女性Yさんは、ふわふわめまいで、雨天の時に頭痛がし、浮腫みやすく、吐き気がしたり、口渇がしやすいとのこと。
まずは水毒のめまいの体質的な特徴がたくさん見られたので、<苓桂朮甘湯>や<釣藤散>、<五苓散>などをお使いいただきましたが、なかなかスッキリしないという状況でした。

そこで水毒のタイプではあっても、他の要因があるのではと再度お聞きすると、座っていてもしんどくて頭がおかしい時があるとのことでした。

これは頭が空虚になっていると考えられ、髄を補う補陰作用の健康食品を使っていただきました。
その結果、1週間後に急に頭がすっきりして、めまいも調子よくなったとの報告をいただきました。

以前に「脳せき髄液減少症」の方の話を書きましたが、丁度このケースとよく似ています。
脳の髄海が空虚になるとめまいが起きることがあるようです。
https://www.kanpou.info/blog/ichizen/images/2016/08/post-1365.html

ご相談ください。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で

幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: めまい タグ: めまい, 水毒, 漢方, 空虚, 補陰剤, 頭がおかしい, 髄液

酒さの漢方

2016年12月9日 by 健伸堂

酒さの原因は一般的には毛細血管の増殖による赤みと言われます。
ただ、皮膚科でも、酒さなのか、のぼせなのか、ニキビのような皮膚炎なのか、判断もまちまちのようです。

漢方では、発症の経過や体質的な原因で、様々な対応が可能です。
例えば、

1、炎症があって化膿傾向があるような<実熱>の場合は清熱解毒剤や解表剤をもちいる

2、熱が昇って乾燥して赤みがある場合は、熱の上昇を抑えるものや、のぼせをとるもの

3、ストレスが原因で気が上衝し、熱が昇っている場合は、気を引き下げる

など、様々な方法があります。

34歳の男性、3年前に酒さと診断されました。
アレルギー体質で、オイリー肌、脂質食で悪化、して皮膚科2件と漢方薬局に行かれていましたが改善せず、お越しになりました。

お聞きすると、今までに<荊芥連翹湯>や<黄連解毒湯>など代表的な漢方薬を使われたのですが改善しませんでした。

そこで、体質が表虚で陰虚陽亢のタイプでしたので、衛気を強める<衛益顆粒>や清熱補陰の<瀉火補腎>をお使いいただきました。

1か月後かなり赤みが引いて、きれいになってきました。
このまま続けると完治すると思われます。

やはり体質を正確に把握することで、容易に改善に向かうケースが多々あります。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で

幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: アトピー タグ: 実熱, 肝鬱, 酒さ, 陰虚

声枯れの季節

2016年12月7日 by 健伸堂

この時期は空気が乾燥して、咳き込む方が増えてきています。

みなさん共通しているのは、粘痰が絡んでとれない、咽がいがらっぽい、急に咳き込む、時には咳でむせる、寝ているときも咳で目覚めるなどです。

65歳のYさんも同じような症状で、夜も寝られないと相談に来られました。

舌は白燥苔でしたが、症状からは滋陰剤が必要と考え、<滋陰降火湯>や肺系に潤いをつくる健康食品を合わせてお使いいただきました。

1週間後にお越しになった時には、すっかり咳も咽の違和感もとれたと報告いただきました。

この時期、風邪で咳き込む方もありますが、多くは乾燥によるものが多いように見られます。

マスクをして、感染予防と乾燥予防をするとよいかと思います。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で

幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息 タグ: のどの痛み, 乾燥, 咳, 肺陰虚

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

不妊でお悩みの方に
不妊情報サイト
「漢方でママになる!」

女性用栄養補助食品『宝源』
健伸堂オリジナル
健康補助食品「宝源」

最近の投稿

  • <span class="title">子供の頻尿</span>
    子供の頻尿
  • <span class="title">高齢者の便秘</span>
    高齢者の便秘
  • <span class="title">酒さ様皮膚炎</span>
    酒さ様皮膚炎
  • <span class="title">季節性の蕁麻疹</span>
    季節性の蕁麻疹
  • <span class="title">喘息の漢方</span>
    喘息の漢方

タグ

のぼせ めまい アトピー アレルギー イライラ ストレス ニキビ パニック障害 ホルモンバランス 下痢 不安感 不眠 乾燥 便秘 動悸 吐き気 咳 夏バテ 多汗 夜尿症 子供 心因性 更年期 水毒 清熱 湿疹 漢方 漢方薬 牛黄 痰 祇園祭 精神性発汗 緊張 耳鳴り 自律神経 花粉症 蕁麻疹 血流 認知症 陰虚 頭痛 頻尿 風邪 食事 高齢者

カテゴリー

2016年12月
月 火 水 木 金 土 日
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
« 11月   1月 »

アーカイブ

Copyright © 2023 漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】.

omega-child WordPress Theme by