酒さの漢方
酒さの原因は一般的には毛細血管の増殖による赤みと言われます。
ただ、皮膚科でも、酒さなのか、のぼせなのか、ニキビのような皮膚炎なのか、判断もまちまちのようです。
漢方では、発症の経過や体質的な原因で、様々な対応が可能です。
例えば、
1、炎症があって化膿傾向があるような<実熱>の場合は清熱解毒剤や解表剤をもちいる
2、熱が昇って乾燥して赤みがある場合は、熱の上昇を抑えるものや、のぼせをとるもの
3、ストレスが原因で気が上衝し、熱が昇っている場合は、気を引き下げる
など、様々な方法があります。
34歳の男性、3年前に酒さと診断されました。
アレルギー体質で、オイリー肌、脂質食で悪化、して皮膚科2件と漢方薬局に行かれていましたが改善せず、お越しになりました。
お聞きすると、今までに<荊芥連翹湯>や<黄連解毒湯>など代表的な漢方薬を使われたのですが改善しませんでした。
そこで、体質が表虚で陰虚陽亢のタイプでしたので、衛気を強める<衛益顆粒>や清熱補陰の<瀉火補腎>をお使いいただきました。
1か月後かなり赤みが引いて、きれいになってきました。
このまま続けると完治すると思われます。
やはり体質を正確に把握することで、容易に改善に向かうケースが多々あります。
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