蕁麻疹の改善
蕁麻疹の原因は多岐にわたり、一過性のものから長期にわたるものまで様々です。
西洋薬では抗ヒスタミン剤などが使われますが、根本治療ができないケースもあり、漢方が求められます。
漢方では、発症の原因と体質を捉えて、様々な漢方薬を使います。
60歳のKさん、屋外で作業をしている時や、熱がこもった感じの時に蕁麻疹が急に発症しました。また、会議でストレスを感じたり、緊張した時にも発症しました。
そこで内熱をさます<黄連解毒湯>や、ストレス反応を軽減する疎肝剤の<逍遥顆粒>などをお使いいただきました。
使い始めるとすぐに変化があり、蕁麻疹の状態や頻度が軽減しました。しかし、完全に消えることはなく、季節や状態によってお薬を変えながら継続していただきました。
1年ほど経過すると、発症頻度も少なくなり、服用回数を1日1~2回にされていました。
その後も根気よく続けられた結果、3年後にはほぼ出なくなりました。
熱がこもりやすい体質や、ストレスに対する過敏な反応が変化してきたものと思われます。
以前に書いたブログで3日で改善したケースもありますが
https://www.kanpou.info/blog/ichizen/images/2014/12/2-6.html
今回のように3年かけて完治するケースもあります。
体質や原因を正確に捉えることや、根気よく取り組むことの大切さを感じる事例でした。
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