先日、南米アマゾンの樹木成分を含む健康食品 「タヒボ」 を製造販売している、タヒボジャパン株式会社様の30周年記念講演会に参加してきました。

タヒボに関わられている研究者、ドクター、看護師、薬剤師などの医療関係者、そして多くの患者様が集まる中、ご講演されたジャパンハート代表の吉岡秀人先生は、ミャンマーで治療を受けられない子供達のために、ご自身のすべてをかけて全身全霊で医療を行われている様子を伝えてくださいました。
吉岡先生のお話には、本当に感動し、心を揺さぶられました。
吉岡先生のご講演の中で、こんなお話がありました。
(以下の内容は、ご講演の内容を書き記した私のノートから復元したものですので、一部正確ではない箇所もあるかもしれませんが、ご容赦くださいませ)
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癌の子供達に、日本では、抗がん剤と放射線を使った標準治療が行われる。
抗がん剤や放射線は癌の子供達にとってみれば「生きる希望」なので、子供達もご両親もご家族もみんな一生懸命頑張る。
でも、抗がん剤や放射線が効かなくなったら・・・希望がなくなってしまう。
でも、現代の医療では、その方法しかないから、抗がん剤と放射線を続けるしかない。
その時は、希望もなく、子供達やご家族は、ただただ辛い副作用に耐えるだけ。
日に日に体力や生きる力を奪われていき、最後の方は、本当にその子を助けるためにしていることなのか、かえって生命を縮めてしまっているのか、わからなくなる。
人間は、誰しも皆、いずれ遅かれ早かれ死ぬ。
それは絶対で皆同じ。
だからこそ、いつ死ぬかよりも、どう生きたかが大事。
人間は二度死ぬと言われている。
一度目は肉体が死んだ時、二度目は誰もその人のことを思い出さなくなった時。
抗がん剤が「生きる希望」ではなくなってしまっても、ただひたすらに、辛い副作用に耐えている子供達を見ると、その時がその子達にとって、人生で一番辛い中で頑張っている時なのに、死んでしまったら誰もそのことを思い出さなくなってしまう。
それが哀れでならない。
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吉岡先生のこのお話を聞いた時、現在の最先端の医学でも解決できない壁があることを改めて痛感し、癌と闘う方の辛いお気持ちを感じるかのようでした。
そして、そんな中だからこそ、私たち漢方を専門とする者が、古来脈々と生き続ける東洋の知恵と自然の力で、少しでも癌と闘う方々の力になれることはまだまだたくさんある!と、そう思いました。
これからも癌と闘う多くの方々に寄り添って、できる限りの力になっていきたいと思います。
投 稿 : 古村 匡崇
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