坐骨神経痛の痛み
坐骨神経痛は、変形性腰椎症や椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などの疾患によっておきる、坐骨神経の痛みのことを言います。
漢方では、原疾患名によっての区分は重要でなく、生じている症状と、その方の体質によって考えます。
70歳の女性Hさんは、昨年12月に坐骨神経痛が起きて、左足裏側の坐骨神経に沿って痛みが出ました。
元々腰痛があり、痛みは夕方から夜にかけて強くなり、また長時間立っていると酷くなりました。
その時は寒くなりはじめた時期で、冷えも関連して発症しているようでしたので散寒・活血・止痛の<独活寄生湯>や活血剤の<冠元顆粒>で、血流を良くし、少し温めながら痛みを改善する漢方薬を使っていただきました。
しばらくすると痛みは楽になりましたが、漢方薬を飲むと口内炎が出来たとのこと、少し胃の弱い方には負担になったようです。
そこで服薬量を減らし、食後に服用するよう変更しました。
その後は来られなかったのですが、つい先日来店され、また同じような症状が出たとのことで、同じ薬をお使いいただきました。
朝夕冷えてくると症状が再発するようです。
本来は、体質改善で身体を温め、血流を良くすると発症しなくなると思われるのですが、痛みがない時に薬を継続するのは難しいようです。
なお、漢方薬は予防的に使えるものがたくさんあるのが特徴です。
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