チベット生薬研修 その2

チベット医学は2000年以上の歴史があり、8世紀には有名な医学家・宇妥・云丹貢布らが集大成した
<四部医典>がその基本となっています。
それがタンカと言われる掛け軸となって、絵画でわかりやすく説明されています。
 

また治療のほとんどは薬物によるもので、高山植物や動物・鉱物などが多く用いられますが、
そのうちのひとつに<沙棘・サージ>があります。
  

沙棘は、グミ科の植物で、その果実や皮、種に豊富な生理活性物質が含まれていて、
抗酸化作用があり、老化防止や美容、粘膜修復、組織再生、免疫向上などに使われます。

紅沙棘 心沙棘

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チベット生薬研修 その1

お盆の休みを利用して、チベットに行ってきました。

チベットや青海省は昔から冬虫夏草の産地として知られたところで、
街には冬虫夏草などの生薬を売る店がたくさんありました。

また、錠剤やカプセルタイプの商品も多々あり、さすがに産地を感じさせます。

でも価格を見てビックリ!
1グラム120元~180元、日本円では1700円~2500円、以前から当店で取り扱っていた
100g入りだと17万円以上になります!
驚きの価格に、写真を撮るのも忘れてしまいました。乱獲で減っているのでしょうか?

もうひとつの有名な生薬に<蔵紅花>があります。

紅花というと山形県などで採れるベニバナは菊花の植物ですが、<蔵紅花>は
アヤメ科の植物の<サフラン>のこと。
薬効が強く、血流を良くするとともに、消炎・抗菌作用もあり、
婦人の血の道症や喘息に使われる高価な生薬です。

チベットと青海省にはまだまだ豊富な資源があるようです。

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口臭・体臭

口臭、体臭の悩みでご来店される方が結構います。
実際にお会いしてみると、客観的に少し匂いが確認できる人と、全く臭いの感じない人がいます。

現代医学でも自臭症(自分が周りから臭いと思われていると思い込む精神疾患)があり、
治療はより複雑になっていると感じています。

漢方としても臭いに対し、解毒して体質改善したり、時にはストレスや不安をとる処方を加えたりもします。
そんな中、体臭・口臭に対し信頼して使える漢方薬があります。
クマザサのエキスです。商品名をササヘルス

たとえ自臭症であってもその安心感からか、効果を出しているように感じます。

しかしながら、口臭、体臭の治療は通り一辺倒ではうまくいかないケースもあります。
ある女性、体臭でお悩みの方で、ササヘルスを使ったが思ったほど効果が出なかった例があります。
この方の場合は、不安症状よりも、臭いを感じる鼻に着目して、鼻炎を治療する漢方薬をたしました。
すると一か月後、臭いの症状も不安感も落ち着いたそうです。

クマザサエキスで、如何に臭いを減らすことができても、ご本人の臭いの感じ方が崩れていては
効果を出せなかったという良い例だと思います。

また、加齢臭も然り、現代の食生活や生活習慣が臭いを生む体質を作っている部分もあると
考えられますので、クマザサをきっかけとして体質改善されるのもよいかと思います。

少しでも、自分の臭いと他人の目が気になりだしたら、ぜひ漢方薬をお試しください。

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頭重感

以前に「頭が重い」というタイトルで書きましたが、

http://www.kanpou-ichizen.com/2010/06/post-8150.html

このNさん、<補中益気湯>を飲み始めて1カ月では変化が見られませんでしたが、
その後から頭重感が徐々に消え始め、2か月過ぎからは症状が全くなくなりました。
長い間の症状でしたが、<気虚頭痛>と確信してお薬を続けていただき、結果が出てホッとしました。

それにしても<補中益気湯>は<医王湯>と言われるだけあって、一般的によく使われる
穏やかな薬でありながら、<証>に適応すると素晴らしい力を発揮する漢方薬であることを改めて学びました。

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やめられない、やめたくないお酒

決してアル中の方のコメントではありません。
お酒はおいしく飲んで楽しい時間を過ごせてこそ価値があります。
そのためにお酒の量も多く飲みたい、となります。
でも二日酔いや肝臓のことを考えると心配という方が京都四条界隈にも結構いると思います。

そんな方へは自らの経験も踏まえて、ぜひお勧めしたいものがあります。

超級廣禅顆粒
三七人参(田七人参)、蛇胆(まむしの胆)、欝金から作られるこの漢方は本来、血流を良くし、
肝機能改善作用があるため各種病気にも使われますが、アルコールに対しても肝臓を保護してくれます。
飲み会の前に1包飲むと、普段はそんなに量が飲めない人でもいつも以上にお酒がすすみ、
かつ翌日も二日酔いしなかったとのこと。


藿香生気散という処方で、もともとは冷たいものでお腹を壊して下痢というパターンに
もっとも効果的な漢方薬なのですが、胃腸に自信のない私は
保険としていつも飲む前に飲んでいます。

コンクレバン
肝臓加水分解物やビタミン配合の滋養強壮ドリンク。
この成分は、病院でも実際に肝機能改善薬として使われているものです。
昔、ウイスキーをストレート、またはロックで毎日飲んでいた頃、
このドリンクに出会えていればお酒をしばらく止めなくてもよかったのにと、
今になって思います。
朝すっきり起きれるようになるし、何やら元気が湧いてくる感じがします。
お酒飲みでない方へもお勧めしたい一品です。

お酒を楽しく飲みたいみなさん、漢方薬局にもお立ち寄り下さいgood

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続く暑さ、体にカツを!

例年に比べても、心も体も夏バテとなっている方が多数出ているように思います。

いくら暑くて休みたくても、日々の生活、仕事、各種行事は待ってはくれません。
そこで今回は、夏バテのときに体を整える漢方、健康食品を紹介します。

*生脈散*
商品名は『麦味散顆粒』 
高麗人参配合で元気復活、麦門冬、五味子配合で夏の脱水症を予防。
スポーツドリンクに溶かすと、見た目は漢方薬だけど味はスポーツドリンクに近いので
毎日のむことができます。

*清暑益気湯*
商品名は『夢覚』 
生脈散をベースに構成されており、夏の全身倦怠感(だるさ)、食欲不振には即効性の漢方薬です。
夏、本当に体調を崩したらこの漢方薬を飲みます。困った時にあると安心です。

*藿香生気散*
商品名を『勝湿顆粒
夏にビール、アイス、ざる蕎麦など冷たいものを食べすぎたためにお腹を壊したときに効果的です。
そして、風邪薬としても使われます。
私はたくさん冷たいものを飲む前・食べる前にこの漢方薬を飲みます。ビール園に行くときなど・・・。

夏バテしない健康な人はうらやましい限りです。
でも、夏になんか負けてられないという方は漢方薬もご活用ください。

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漢方薬の味②

今回たまたま揃ったのかと思われるかもしれませんが、味のまずい生薬には
清熱解毒薬が多いということです。

ですから、皮膚疾患を漢方薬で治療しようとなさる方は、必然的に漢方薬の中でも
特に味のまずいものを服用しなければならないわけです。
ご愁傷さまです。
煎じ薬やエキス剤である粉薬では服用するのに少々苦労することと思います。

数は少ないですけど、錠剤で製品化された漢方薬もできてきていますので、
苦い漢方薬が苦手な方はご相談されるのもよいと思います。

ただ、漢方では苦い味を感じてこそ効果を発揮するとする考え方もあるので、
どうしても何かしらの症状を改善しようとするならば、避けては通れないのかも知れません。

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