天津に来ています 2

昨日の続きですが、天津の古い住宅街はほとんど取り壊され、主な道路から見る町並みは10年前とは比べ物にならないほど美しくなっています。しかし、地元の人たちは、古い町には人間のつながりがあって暖かかったが、高層マンションが増えてからは人間が疎外になり、寂しい思いがするとのこと、どこの国も同じです。

天津の観光地<天津テレビタワー>は高さ415mで中国第2番目の高さを誇る名所となっています。タワーそのものは昔と変わっていませんでしたが、入り口は厳しい警戒で、空港並みのボディチェックがあり、手持ちの飲料はすべて入り口に置いておくなど、オリンピックを控えての厳戒態勢を身近に感じました。

レストランでは衛生面も改善され、日本では見られない光景を見ました。グラス、カップ、皿、スプーンが消毒済みと書かれてラッピングされていました。これもオリンピックがきっかけでしょうか? 

天津市の中心地の近くには瀋陽道古物市場という骨董屋が連なる街並みがあります。玉石や泥人形、飾り物、書画などがたくさんありますが、その入り口で昔懐かしい<飴細工>を見つけました。繊細な芸術品のようです。

 

天津に来ています

1日から天津にきています。

行き先は<天津曹開鏞中医男科医院>という、中国でもトップの男科専門の医院で、ここでの男科の特別研修に参加しています。研修内容は後日に紹介することとして、天津の状況を紹介しますと・・・

実は11年前にも天津での研修と製薬工場視察に来たことがあるのですが、それから大きく変わり、中国の他の都市と同様に高層ビルやマンションが乱立しています。特にオリンピックを控え、急ピッチで環境整備やビル建設が進んでいます。

 

あわせて黄砂かスモッグかわからないひどい霞で、青空がまったく見えないのは北京と同様です。

天津ではオリンピックの種目のサッカーが開催されますので、世界中のサポータが押し寄せることが予想されます。すでにサッカースタジアムも完成のようです。

 

天津濱海国際空港は4月28日より新しいターミナルビルができ、新しいビルの中を歩いてきました。

 

以前、中国のゴールデンウイークは7日間休みだったのが、最近は3日と短くなりました。ちょうど到着日がメーデーでしたので、街や道路には国旗が飾られています。

中国の経済発展がすざましいことを実感した初日でした。