四川大地震・お見舞い申しあげます

まずは大地震でたくさんの方が亡くなられましたこと、心よりご冥福をお祈りいたします。あわせて被害にあわれた方々の生活が少しでも早く復帰することを願っています。

当店では日頃から中国に係わりのある漢方薬を取り扱い、また中国人の知人もたくさんおられますので、今回の災害は他国の事とは思えません。中国の少し奥地にも行きましたが、どこに行く時も狭い山道を走りぬけて次の町にでるというケースが多く、これらの道が一旦崩れてしまうと、救援も大変なことと想像されます。

成都には<冠元顆粒>を作っている工場があり、1昨年11月に工場見学に行きました。ここの設備には大きな損害はないとのことでしたが、そこで働いている方々には被害が及んでいると聞きます。

また、この時は四川大学・附属華西病院にも研修で訪れましたが(写真)、現在そこに日本の医療チームが入って、救急外来、集中治療室(ICU)、人工透析などの救援活動が行なわれていると聞きます。この成都でいちばん大きな華西病院も、被災者が多く、ごった返していることと思われます。

今朝のテレビでも、成都の病院だけでは対応しきれなくなり、上海などに移送が始まったとか、親が亡くなって孤児となった子供たちなどを報道していました。援助してあげたいと思っても個人では募金しかできませんが、日本として長期的な援助を期待するしかありません。

日本に住まわれて、日頃教わっている中国人の先生方も、今回の地震に対する日本の取り組みや募金活動に対し、心より感謝をされています。当然私共も、様々な機会を通じてできるだけ協力しようと取り組んでいます。

今回の地震は悲しいことですが、これをきっかけに日本と中国の国民が、より友好関係を結び、より親しみをもてるようになることを期待しています。