天津に来ています 2

昨日の続きですが、天津の古い住宅街はほとんど取り壊され、主な道路から見る町並みは10年前とは比べ物にならないほど美しくなっています。しかし、地元の人たちは、古い町には人間のつながりがあって暖かかったが、高層マンションが増えてからは人間が疎外になり、寂しい思いがするとのこと、どこの国も同じです。

天津の観光地<天津テレビタワー>は高さ415mで中国第2番目の高さを誇る名所となっています。タワーそのものは昔と変わっていませんでしたが、入り口は厳しい警戒で、空港並みのボディチェックがあり、手持ちの飲料はすべて入り口に置いておくなど、オリンピックを控えての厳戒態勢を身近に感じました。

レストランでは衛生面も改善され、日本では見られない光景を見ました。グラス、カップ、皿、スプーンが消毒済みと書かれてラッピングされていました。これもオリンピックがきっかけでしょうか? 

天津市の中心地の近くには瀋陽道古物市場という骨董屋が連なる街並みがあります。玉石や泥人形、飾り物、書画などがたくさんありますが、その入り口で昔懐かしい<飴細工>を見つけました。繊細な芸術品のようです。