日本中医薬研究会の大会に参加しました

中医学と中成薬の普及を進めている「日本中医薬研究会」の全国大会が、当地 京都で開催されました。

総勢700人の大会議と懇親会が出来るのは、京都では都ホテルぐらいでしょうか?さすがに圧巻ものでした。

今回は<中国中医研究院>の教授<陳 可冀>先生が、<漢方薬K>をテーマに講演されました。

先生は<冠心Ⅱ号複方>という処方の研究をはじめた方で、その後この研究成果として<漢方薬K>が生まれました。いわば生みの親の1人です。

そして、この薬が微小循環に大いに役立ち、最近言われるメタボリック・シンドロームによる心臓病などに重要な役割を果たす漢方薬であることを学びました。中国では丹参製剤の注射タイプもあり日本より進んでいますが、さらにこれらの中成薬が日本で普及し、皆様の健康に役立つものと期待しています。