口臭、気になりますか

昨日のテレビ朝日の番組で口臭の話がありました。

通常、口臭は<胃腸の機能低下><過食によるもたれ><血糖値が高い><歯周病>などが原因となり、それぞれに対応して改善する漢方薬はあります。

しかし、これらの要因がなく、他人から言われたことがきっかけで、心理的に過敏になって「口臭がある」というのを『自臭症』というようです。

このような相談は店頭でもよくあります。明らかに精神的なものとわかる場合でも、カウンセリングに加え、安神作用の<柴胡加竜骨牡蠣湯>や<半夏厚朴湯>を使っていただきます。これを使うことで、良くなっていくと安心感が芽生えると、心理的効果が早くでます。

心の病は難しいですが、『大丈夫!気にしないで』というだけでなく、薬によってさらに安心感が出るという、いわばプラセボ効果(薬を飲んだという意識から治療効果が出ること)ですね。