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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴20年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

柴胡疎肝湯

心因性の微熱と喉の違和感

2020年7月7日 by 健伸堂

44歳のFさん、以前から不安感が強く、今年は特にコロナのために不安が強くなって」いました。

その為に微熱が続き、咽の違和感や咳が生じていると、ご相談をお受けしました。

咽の違和感は昨年来の症状で、呼吸器科では喘息とみて、ステロイド吸入薬がでていました。しかし原因が心因性ではないかと思い、漢方薬に変えることにされました。

体質は、貧血傾向で、睡眠は中途覚醒が多く、咽は乾燥傾向、違和感はあるときとない時がある、舌診では、淡舌(血虚)、地図舌(ストレスを受けやすい)という状況でした。

そこでこれらの症状がすべて心因性であると考え、気分をリラックスして、気が上に上がるのを軽減するよう、<心脾顆粒>や<柴胡疎肝湯>をお使いいただきました。

10日後には微熱が少し下がり、不安感も少し楽になりました。

1か月後には微熱がなくなりましたが、咽の症状が改善されないので、薬を<心脾顆粒>と<竹葉石膏湯>に変更しました。
そして1か月後には、喉が気にならない日が増えてきました。

元々の不安感を軽減することで、それに付随する様々な症状が改善していきます。

コロナ不安はまだまだ続きますが、早めに対応することで症状も軽度に治まります。

ホタルの季節のホタルブクロ

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息, 喉の痛み・つまり, 微熱・発熱, 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 不安感, 咳, 喉のつまり, 声がれ, 微熱, 心因性, 心脾顆粒, 柴胡疎肝湯

おなかの脹りが楽になりました

2019年2月2日 by 健伸堂

おなかが張って苦しいという症状は、食べ過ぎた時以外にもあります。

31歳のMさん、胃が張る、みぞおちの違和感が気になる、肋骨のあたりが硬い、ゲップがよく出る、などの症状でした。
便通は正常で、便秘によるものではありません。

詳しくお聞きすると、この症状が出る前にご家族の不幸があったとのことでしたので、原因はストレス性、心因性と思われました。

そこで、ストレスを緩和し、おなかの症状を軽減する<柴朴湯>をお使いいただきました。

2週間後お越しになり、おなかの張りはずいぶん楽になったが、むかつきや吐き気が気になるとのこと、今度は<柴胡疎肝湯>をお使いいただきました。

1か月後にはこれらの症状はすっかり治まりました。

漢方では、みぞおちの張りや違和感はストレスによる胃の機能が低下した時に見られ、肋骨の硬直は<胸脇苦満>といってストレスにより起きるものがほとんどです。

これらには柴胡剤をお使いいただくことで、ほぼ即効性で効果がみられます。

様々な症状にストレスが影響しているケースが多々見られます。

蝋梅の季節です

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カテゴリー: 下腹痛, 嘔吐, 胃痛・胸やけ・膨満感 タグ: ストレス, 吐き気, 柴朴湯, 柴胡疎肝湯, 胃痛, 腹満

ストレスによる不安感と動悸

2018年9月21日 by 健伸堂

35歳のSさん、ストレスに弱く、ちょっとしたことで不安を感じ、動悸や不眠、吐き気、胃痛などがよく起きます。

酷い時にはパニック障害と診断されることもありました。

そこで漢方薬は、気分をリラックスさせるものや、気を巡らせる、気を落ち着かせる、などその時々に合わせてお使いいただいていました。

今回は、ゲップが多い、みぞおちが詰まり痛む、食欲がない、下痢がある、などの症状でした。

これらは緊張のために腹部が圧迫され、気が昇ってゲップ合出やすくなり、腸が過敏な反応をして下痢になる、などストレスで起きる典型的な症状です。

そこで<柴胡疎肝湯>をお使いいただいたところ1日ですっかり良くなりました。

柴胡疎肝湯は、<四逆散>成分が腹部の緊張を軽減し、<香蘇散>成分が気を引き下げ、安定させるというものです。

合っていればほぼ即効性で、いつも喜ばれる大事な漢方薬です。

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カテゴリー: 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: ストレス, 不安感, 動悸, 柴胡疎肝湯

子供のストレス症状1

2018年9月6日 by 健伸堂

小さいころは甘えん坊で、よく泣いていた、小学校6年生のKくん、最近受験勉強が忙しくなって、イライラしたり、緊張している状況が続いています。

また頭痛や腹痛が起きる時もあり、無意識に髪を抜くこともありました。

そこで漢方薬はストレスを緩和し、胃痛を改善する<柴胡疎肝湯>や、気分をリラックスするための<桂枝加竜骨牡蛎湯>をお使いいただきました。

その後1か月で少し落ち着いたようですが、ストレス源の受験はまだこれから、しばらく継続することになりそうです。

子供に良く使う漢方薬はある程度限定され、経験からも症状によって使うものが限られています。それでも、早い効果がみられます。

大人のストレスのように複雑な経過がないだけに、使いやすくて、喜ばれます。

キノコの季節ですね

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ストレスと耳鳴り

2018年6月2日 by 健伸堂

耳鳴りは高齢者にとっては老化現象のひとつですが、若い方の耳鳴りの多くはストレス性です。

17才のYさん、ピーとかボーと風が吹いたような音がし始めました。
受験のストレスがあり、疲れや睡眠不足も続いています。

主にピーっという音は疲労時に多く、ボーという音はストレスが多く見られます。

そこでお母さんの体質と似ているので、同じお薬の<心脾顆粒>をお使いいただきました。

しばらくして耳鳴りは消えたのですが、今度は気持ち悪さや吐き気がしてきました。
特に夕方に気分悪くなり、夕食を途中でやめるということがありました。

そこでお薬を変更し<柴胡疎肝湯>をお使いいただきました。
その後またすぐに症状は治まりました。

原因はすべてストレスですので、効果は早くみられますが、また状況によって繰り返すものと思われます。

子供や若い方は、漢方薬の効果が早く見られ、とてもわかりやすいですね。

ドクダミの季節

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胃の違和感と逆流性食道炎

2018年1月26日 by 健伸堂

胃のトラブルには様々な原因があり、漢方の対応方法も多岐にわたります。

中でも最近多いのが、病院で<逆流性食道炎>と診断されるケースです。この多くが、ストレスや自律神経に起因するもので、胃の機能低下とは少し異なります。

44歳のYさん、この1か月間朝に吐き気がしたり、胃もたれが強くなり、食欲もなくなりました。

また口中が酸っぱく感じ、舌がしびれる感じがする、全身が冷えて、気分も塞ぐとのことでした。

病院では胃粘膜保護剤や制吐剤、消化剤などの胃薬がでましたが、改善の傾向はなく、漢方相談をお受けしました。

お聞きすると明らかに自律神経によるもので、病院の胃薬が効かないのがわかりました。

漢方の捉え方では、吐き気は<胃気の上昇>によるものでその原因はストレスです。
また口が酸っぱいのも<肝鬱>といい、気が停滞している時に起きるものです。

そこで漢方薬は<柴胡疎肝湯>や<心脾顆粒>をお使いいただきましたところ、2週間後には食欲も戻り、吐き気も治まりました。

このようなケースは、おなかの不調が起きる前から自律神経のトラブルをお持ちの方によくあります。

おなかのことを見る前に、その方全体を見ることで容易に判断できます。

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子供の不明発熱

2017年11月11日 by 健伸堂

中学2年生のMさん、7月から周期的にリンパが腫れ、病院で血液検査やリンパ節生検を受けましたが特に異常はなく経過観察となりました。

そして9月からは、夕方になると微熱が出るという原因不明の発熱を繰り返すようになり、相談に来られました。

 

Mさんは、性格はおとなしく気を使うタイプで、緊張しやすく、少し不安感もあるようでした

。
さらに、以前に学校で嘔吐したことがあり、それがきっかけで嘔吐に対する心配が常にあるようです。

漢方薬を少しお渡しして、飲んでみてもらったのですが、少量飲むと戻してしまうとのことでした。このことからも少し過敏な面も感じられました。

そこで、漢方の香りが気になりにくく、子供でも飲みやすいメーカーの<柴胡疎肝湯>をお使いいただきました。

1週間ほど服用されて、その後発熱もなくなりました。
2週間目には吐き気の不安も少なくなり食欲も出てきました。

 

そういえば以前にも11歳のお子様が夜中3時ころになると中途覚醒して、朝にスッキリ起きられないとのご相談がありました。

このお子様も吐くことを異常に怖がり、胃腸の調子が悪いと吐いてしまうのではないかという不安から目が覚めやすくなってしまうとのことでした。

胃の問題はないのですが、胃の逆流する気持ち悪さだけは続いて、それがトラウマになってしまうようでした。

この時も<柴胡疎肝湯>をお使いいただいて、吐くことへの心配や睡眠は改善しました。

この方と同じように、嘔吐への心配やストレスが発熱の原因になっていたのではと考えられます。

夕方に発熱するのは、デリケートな子供さんに時々見られる症状で、漢方薬がよく効きます。

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舌咽神経痛と漢方

2017年8月21日 by 健伸堂

三叉神経痛に似た症状で、咽の部位に神経痛を生じるケースがあります。
よく三叉神経痛と間違われると言われます。

71歳のTさん、春先から咽周辺の痛みが生じ、いろいろな検査を受けたが原因不明で、鎮痛剤だけ処方されていましたが改善することなく、相談に来られました。

痛みは姿勢を変えた時や、歩いたとき、揺れた時などで、突然に発症し、静かにしていると治まります。

咽の内部は問題なく、単に咽痛でなく、痛みの発症状態から考えて舌咽神経痛のような症状かと思われました。

著名な脳神経外科医、福島先生のサイトでは、舌咽神経周囲に走行する血管の存在、舌咽神経との接触、圧迫所見など、慎重な診断が必要とのこと。治療は三叉神経痛と同じく外科的な手術なのですが、かなり難しいようです。

漢方ではこれらの神経痛の原因の一つに、精神的な緊張が関係している、自律神経の問題と考えることがあります。Tさんの状況をお聞きすると、ストレスも多く原因の一つと考えられました。

そこで漢方薬は止痛剤としての<清上けん痛湯>と、疎肝剤の<柴胡疎肝湯>をお使いいただきました。

1か月後、痛みが発症する頻度が減り、かなり楽になったとのことでした。
診断も明らかになっていない疾患ですが、結果として改善が見られたので更に継続しています。

涼を求めて日本海へ

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動悸と息苦しさ

2017年7月28日 by 健伸堂

ストレスで動悸や息苦しさが起きることはよくあります。

36歳のMさん、以前にも動悸や息苦しさが起きて漢方薬をお使いになったことがありましたが、今年も春先に同様の症状が発症しました。
念のため病院で心電図や血液検査を受けられたのですが、特に異常はなく、漢方を使おうとお越しになりました。

症状は寝る前になると不安感が強くなり、動悸がする、首がつまる、息苦しく咽がつまる、めまいがおきる、ゲップが多い、などの症状でした。

すべてストレスから起きるよくある症状で、<半夏厚朴湯>や<柴胡疎肝湯>などをお使いいただきました。その後動悸は治まり、咽の違和感や息苦しさも軽減したのですが、不安感や人ごみがだめな症状が残っていたので、<柴胡加竜骨牡蛎湯>などの安神剤をお使いいただきました。

精神に作用する漢方薬はたくさんあり、状態によって細かく対応すると短期間でかなり改善します。

よく病院などでは同じ薬を長期継続されるケースが見受けられますが、症状が少しでも変化すれば漢方薬も変えていくのが本来の姿です。

Mさんはその後少しずつ改善しています。

祇園祭  厄除けの粽(ちまき)

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カテゴリー: 自律神経失調症 タグ: 不安感, 動悸, 半夏厚朴湯, 咽の違和感, 息苦しい, 柴胡加竜骨牡蛎湯, 柴胡疎肝湯

過呼吸の漢方

2017年7月27日 by 健伸堂

産後は貧血や子育てによる体力消耗で<血虚>となり、精神的な障害が発生することがよくあります。

40歳のMさん、産後に不安神経症のような症状が出始め、胸痛や不眠、動悸などが起きていました。
胸痛は考え事や心配をすると発生し、朝起きに動悸がしたり、目の視点がついていかないなどの症状でした。

そこで自律神経を安定させる<柴胡疎肝湯>や血液を補い、気分をリラックスさせる<心脾顆粒>などをお使いいただいて、すっかり落ち着きを取り戻していました。

その後調子が良かったのですが、知人のお通夜がきっかけで過呼吸が起きて、手足が硬直するような状態になりました。少し息苦しく、気分はザワザワとして落ち着かず、また過呼吸が起きそうな感じがするとのことで、今回は漢方薬を<甘麦大棗湯>に変更して継続してもらいました。

その後徐々に落ち着いて、1日1回の服薬でも安心な状態になりました。
ちょっとしたことでまた不安に感じることが出るかもしれないと、そのまま継続されています。

この甘麦大棗湯は、甘草、小麦、大棗の3種類の生薬成分で、穏やかな作用のものばかりなのですが、その効果はシャープで、パニック障害やザワザワ感などで落ち着かないときには即効性があります。

なお大棗は<なつめ>のことで、作用は<養営安神>すなわち甘みをもってリラックス効果を生みだすものです。

店頭でも<なつめ>を常時置いています。

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カテゴリー: 自律神経失調症 タグ: パニック障害, 不安神経症, 心脾顆粒, 柴胡疎肝湯, 甘麦大棗湯, 過呼吸
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

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